＿＿声、出ないことが悪いかよ。【bl】

ん、そんなら良かった。

( 相手の曖昧な返事にへらり、と笑みを浮かばせると良かった良かった、なんて独りでに呟き。慣れているつもり。その言葉に僅かに険しい表情浮かばせると「 そんなもんに慣れんなよ 」と何とも微妙な様子を纏い。小さく息を吐く。んー、と小さく声を溢しつつその場で伸びをすれば相手が僅かに嬉しそうな様子で己の提案に乗ってくれたこと嬉しそうに笑うと「 取り敢えずー、ゲーセンでも行ってみるか 」何て。それから相手の打った文字に はぁあ、と大きな溜め息を溢せば「 そーかよ、 」と。 )

( / ならねーしっ、( くわっ、 )
さ、散歩っす、( )

(良かったと言う相手を見れば保護者か、などと心の中で突っ込み。険しい表情を浮かべられ気にさわるようなことしたか..?と思うも特に思い当たることはなく。“嫌でも慣れる” と返せばどんなに嫌なことでも慣れてしまうのだろうか、と少し自分の中でも疑問がでて。嬉しそうに笑う相手を見ればやっぱ子供だよな-、と先程までは何故か大人びてみえた相手も自分と同い年くらいに見え。“行く” と手短に返せばｹﾞｰｾﾝなんていつ行っただろうか、と過去をふりかえるも片手で足りるくらいの回数しか行ってないことに気付き。大きなため息をつかれれば落ち込んだか?と思ったものの相手の表情を見れば呆れられたに近いな、と。


(/なるから。(ふ、/)
散歩とか..お年寄りかよ…(はぁ、/ )

正直、途中で何言ってんのか解んなくなってさー、

( ははっ、と至極可笑しそうに笑うと頭の後ろで手組ながら何処か機嫌の良さそうな表情浮かばせ。嫌でも慣れるということはそれほどまでに相手が一人でいたと言うことだろうか。どうであれ、それは慣れて良いことではないだろうと思うなり、「 強がんなよなー 」と真意確かめるためにも何処か からかうような口調で言葉を吐く。「 よし、何か俺今日機嫌良いし、丁度昨日給料日だったから好きなだけゲームやらせてやろう 」何て言ってみたり。どうも相手は俺を馬鹿にしているようにしか見えない、等と不服そうな表情を。 )

( / ならねーよっ、( ぐぬぬ、 )
違いますー、( んべ、/ ) )

(機嫌の良さそうな相手を見れば楽しそうだな、と他人事のように相手を眺め。強がんなと言う言葉に少し顔を歪ませ強がらなかったらどうするんだと思い本心を言わぬまま “強がってね-” とまた強がってしまうも、からかいぎみに言われたこともあり相手も何となく聞いたのだろうとそこまで真面目には考えずに返事を返し。 “んな子供じゃね-” と相手の発言からは自分が馬鹿にされてるようにしか聞こえなくて少しむす、としながら上記を言うも何処か楽しいと思っている自分もいて。後からﾊｯと気付き “バイト?” 給料の話題が出れば働いているのだろうかと相手に訪ね。


(/本当にか?(にや、 /
んじゃ、野良猫だな(ふん、/