―――朝、鳥の鳴き声で目が覚めた。
いつものように小さく欠伸をしながらベッドから出ると、何故か自分は下着姿。
更に、そこはなんとも広い、ベッド、クローゼット、机だけが置かれた洋室。
驚きながらもこれまた大きな窓から外を見ると、そこには山、山、山。下を見ると小さく滝と川が見え、視界を遮るように鳥の群れが飛んで行った。
わけがわからぬままクローゼットを覗くと、そこに自分の服は無く、ヒラヒラとした高級そうな服ばかり。
仕方なしにそれを選ぶと同時に、開かれた部屋の扉。
そして、頭を下げてきた一人の男。
「―――おはようございます、――様」
【執事×???】
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レス禁