「 おおかみサンと。」　

べっつにー？クリスマスは年上の綺麗なオネーサンと甘い夜でも過ごすのかよ（興味なさそうに鼻で笑いながらも言葉には気になって仕方がないといった様子が現れており、相手の反応と睨んでくる眼つきに満足そうな笑みを浮かべては耳元で囁いて）..耳、弱いんだな？やっと弱点見つけたっつー感じ。

さぁ、どうだろうな。..お前はどうなんだよ。( 適当に返事返しつつこちらも彼と同じ心境のようでぎこちなく聞き返せば。相変わらずの性悪かげんに睨む事を辞めず耳押さえ牙剥くように反抗すれば ) やめろっつってんだろ、どんだけ殴られてぇの

俺は..バイトしてるか寝てんじゃねえの、別にクリスマスだからって浮かれる気にもなんねーし（相手のぎこちない様子に気づく事も無く思い浮かんだ答えをそのまま返し寂しいやつだと己を鼻で笑って、相手の両手を掴みソファの背もたれに押さえ付けると）..これなら殴れねえだろ、耳が弱点の遥クン？

クリスマスにバイトだなんて寂しい奴だな。( なんだかんだ安心したのだろうか彼にちょっかいをかけて。拘束され弱点まで指摘されれば、むっと顔歪めたもののこれ以上抵抗しても此奴の思うツボだ、と落ち着き取り戻し ) なんとでも言えばいい。お前はこれ俺に嫌がらせのつもりなのかもしれねぇけど、俺全然嫌じゃねぇから。嫌がらせになってねぇよ。

うっせーなあ、どうせお前だってまだ予定ねーんだろ。（ほっとけ、とでも言いたげに鼻で笑い飛ばすと相手へ視線をやり、相手が顔を歪めた事に笑みを浮かべるも直ぐつまらなさそうに手を離して）俺に触られんの嫌じゃねーの？何されたら困んだよ、お前。

まだ、な。そのうち綺麗な年上のお姉さん誘うんだよばーか。( これからだ、と舌出して宣言すれば。すぐにつまらなそうな表情を見せた彼に溜息を吐いて。意外と鈍感なのだろうか。クリスマスも誰かを誘うつもりは毛頭ないのだが此方から彼を誘うのも気が引けて。どうしたものかと頭抱え )

んで、ソッコーでフラれんだろ？綺麗なオネーサンがクリスマス空いてるわけねーし、なんなら一緒にバイトでもやるかよ（僅かな嫉妬心からプランをからかう態度でケラケラと笑い、肩に腕を回し乍さり気なく相手のクリスマスに己の存在をさらりと滑り込ませて）

夢も希望もねぇこと言うんじゃねぇよ..。ふぅん..、お前とねぇ..。良いけど。( 少しの間考えた後さらりと答えを出して。冗談半分で言ってきているのだろうと、ひょいと答えを出して。)

悪ぃ上の間違えたからこっち訂正な。


夢も希望もねぇこと言うんじゃねぇよ..。ふぅん..、お前とねぇ..。良いけど。( 少しの間考えた後、冗談半分で言ってきているのだろうと、軽く受け流す程度にさらりと答えて。 )

ん、りょーかい。つか態々いいのに、お前 案外 律儀なとこも有んだなあ（けらり）

は、良いのかよ。お前も寂しい組みに仲間入り？..んじゃ、バイト終わった後ケーキぐらい食うか。（さらりと答えられては面食らったように目を瞬かせ、相変わらずの嘲笑口調ではあるものの後半は少しだけ口ごもって）

うるせぇよ、お前は俺をなんだと思ってんだ( むす )

ケーキね..、俺チョコケーキがいいからお前買ってきとけよ。( 己はチョコケーキ派なためそれを要求し、さらには相手の奢りでという意味も込めて言えば。なんだか少しだけクリスマスが待ち遠しくなったと感じている自分がいて )

何って...逆に何だと思われてーの？（ずい）

俺の奢りかよ！つかクリスマスっつったらブッシュド何ちゃらだろ、あのロールケーキみてーなヤツ（相手の頭にチョップを入れ乍サンタクロースが乗っているようなケーキを思い浮かべては唇を尖らせ反論して、なんだかんだでクリスマスを楽しむ気に溢れており）

いっぱんじん！だよ！( うがー )

んあなんだそれ。俺ケーキ食うならチョコケーキって決まってんだよ。( なんとなく思い浮かぶケーキがあったがそんなことより己はチョコケーキ一択であることを伝え。)

いっぱんじんにしては可愛いっつーか妙に虐めたくなるっつーか..まさに今も（じー）

へーへー、ワガママ王子には敵わねーなあ。俺が買っときゃ良いんだろ、チョコケーキ。..で？報酬は？（片手をひらつかせながら渋々頷いてみせるも内心では相手のワガママを可愛く思っており、ずいっと顔を寄せれば何やらご褒美を待っているようで）

そりゃお前がおかしいんだよ( ぺち )

仰せのままにーってか？なに、タダじゃねぇの？..欲しいのかこれか？( けらりと笑って相手のノリにのってみれば。近づけられた顔見つめつつ己の唇とんと人差し指で指してみれば首傾げて )

おかしくても良いわ、お前の困った顔とか可愛い姿とか近くで見れんのなら（手がし）

タダじゃねーから俺は家臣になれねえな、..は、マジでそこくれんの？くれんのかよ、良いのかよ オイ（ぽつりと呟いて此方も笑い返し、相手の様子に一層煽られれば更に顔を寄せてあからさまに期待した瞳を向け）

どんだけ物好きなわけ。( ふは )

ほんとだよ。..お前おもしろ。( いつもとはまた違う表情に新鮮さ感じつつ笑み零せば目閉じてそのまま唇重ね )

物好きの方が良いだろ、ライバル少ねえ方がお前のこと独り占め出来んじゃん（手ぐい）

..うわ、何だよ この一足早いクリスマスプレゼント。ご褒美っつーには勿体なさ過ぎんだけど（冗談だと鼻で笑われるなんて予想していたので驚いたように目を開いたまま重なった唇を直ぐに此方から離しては、相手の唇をふにふにと指で触りながら口角を上げ）

俺を独り占めできんのは年上の綺麗なお姉さんだけ( じと )

勿体無いと思ってんならその手を離せ( 勿体無いとはいうものの彼の行動はまったくその言葉とは見合っておらず。唇に触れる指をがしっと掴み強制的に離せば眉しかめ )

またオネーサンかよ..甘えん坊か（頬つん）

まあ、そうカリカリすんなって。約束通りチョコレートケーキは買っといてやっから（掴まれた指を遊ばせるようにぴこぴこ動かし薄く笑って、先ほどのキスを思い出しながら眉をしかめる相手の唇をにまにま見つめ始め）