ちーたら 2014-12-08 15:46:24 |
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『クザン』
あらら、早速俺の出番か。
(つい五分程前まで春島での昼寝を満喫していたのにも関わらず背後に躊躇なく叩き起こされれば、気分は無論乗るわけがない。文句を言う暇もなく早く来い出番だ的な暴言を吐かれながら無駄に急かされ、そして今に至る。寝起き特有の怠さにぼんやりと頭を侵されつつも少々ずれたサングラスを掛け直し、寝違えてはいないかと首を前後左右に回して確かめれば静か口を開いて「まぁ、あれだ、その……───忘れた」と何を言いかけたのやらすぐに口を噤んで頬をポリと掻き)
……そろそろ何処かへ寄るか
(海を一望出来るような丘は、柔らかに吹いてくる潮風と共に穏やかな緑の匂いがする。不意に覚醒した意識の中でふと思う、随分と長い間眠っていた気がするなと。案外すんなりと起きれたことに気分が良くなるとその場でゆっくりと上体を起こし、パキポキと子気味のいい骨の鳴る音を響かせながら思い切り伸びをしては体を解し、上記を述べて。とは言ってもこの島には十日程滞在しているし、このまま居座るのもどうも体裁が悪いような気もする。どうしたものかと溜め息を漏らせば逡巡の末、とりあえず海に出るかと決めて)
あら、トピを開くこともなかったから上げられてたことにも気付かなかった(笑) 見られようが何されようが荒しじゃないなら別にいいけどね。
>>2
『オリ:クロイツ(仮名)』
…クザン、さん。
(彼は一体何を考え込んでいるのだろうか。なんて思うと同時に、多分もう行ってしまうのだろうという予感を抱く。此方としては止める気など毛頭なく、むしろ彼について行きたいとさえ思っていた。言ってしまえば彼は私を拒むだろうか。この問いも多分、予想出来る。答えは是だ。付き合いも浅い人生も浅い己は、きっと彼に迷惑をかける。寂しげに表情を歪めた少女は、恐る恐る声を漏らした。引き止める様に、背を押す様に、小さく震える声を。)
>>5
『クザン』
……どうしたの、嬢ちゃん。
(幼げな声にふと、絡め取られるように引き止められた気がした。声が掛かっても己は応えることが出来ないと分かってはいるが、反射的に返事をしてしまう。あまりに弱々しいそれを、聞き逃すことは出来なかったのだ。少しの間接点を持っただけの彼女がそんな声を出す必要はない──言外にそんな気遣いを含ませた言葉は自身の耳にはやけに冷ややかに聞こえて、己は少し、泣きたくなった)
______
気が向いたので続き。
クザンさんみたいなおっさん好き。何考えてるか分からない飄々とした態度とか、時々垣間見える厳しい表情が堪らない。
ワンピっておっさん好きホイホイなんじゃないかな。あんな魅力的なおっさん達はそうそう居るもんじゃない、本当に素晴らしい。
ドロッドロに甘やかされたら、もう気付いた時には堕ちてそう。堕ちたくなくても滑り堕ちそうな気がする。
次は白ひげ宅の隊長さんあたりかなー…。といっても夢でありそうな捏造多々だけど。気が向いたらまた練習する。
『現パロマルコ』
…報告書、さっさと出せよい。
オヤジに提出出来ねェだろ。
(息苦しさを誘う首元のネクタイの要へと右の人差し指を差し入れては、それにくいっと力を入れて緩め、僅かに目を細める。そうすると、眠たげな目は鋭さを増した。意図せずとも人を威圧してしまうその目線は仕事の時のみ役立つのだが、抑揚の少ない言葉が合わさると更に効力は出た。主にサボリ癖のある者には。唐突に始まった沢山のペン先が紙を滑る音に、思わず溜め息をついてはデスクの上の書類を丁寧にまとめ始め)
『現パロサッチ』
(作中出演の少なさ故に捏造含む)
──はぁ!?
嘘だろ…、今から来るのかよ。
(自身の料理店はもう閉店間近で、今居るのは顔馴染みの常連客が数人のみ。掛かってきた電話へ誰か確認せずに出れば、そこで告げられた言葉に思わず大声を出してしまう。客は珈琲や酒を煽ったり客同士で会話したりと見事なスルーっぷりを見せた。察するところによると、それはよくあることのようだった。要件は『今から食べに行く』とのことで、それが違う人であればまだしも相手はエース、大食漢。しかもこれまた大食漢の弟付きだ。買い置きしていた食材には限りがある。どうすべきかと苦虫を噛み潰したかのような表情を浮かべては、さっそく簡単な調理から取り掛かり)
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