主 2014-12-07 12:39:26 |
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ん?もしかしてお前、中学の時にやたら絡んできた…
(聞き覚えのある名前を一人称に使う相手に、微かに引っかかるものを感じていて、中学時代に隣の席で無視をされてもしつこく話しかけてきた少女のことを思い出し、言われてみればワンサイドアップの髪型といいくりくりとした瞳といい当時の彼女の面影と重なる部分が多々あり、疑惑は確信へと変わり、同時に騒がしい彼女のことを苦手としていたことを思い出して渋い表情になり
や、やたら…否定できないけど…高坂穂乃果だよ((落ち込んでいると相手の口から出た言葉にバッと相手の方に顔を向けるとやたら絡んでいったのは否定はできないが名前は覚えているのだろうと思いながらフルネームで話していると渋い顔されると何か嫌なことなんてやったかなと記憶を手探りに探しているとやはりわからない様子で相手を見つめていて
…あー、そんな名前だったような気もするな
(名前を聞いても相変わらず相手に関する記憶は断片的で曖昧なままだったが、どうにか相手が何者なのかまでは思い出せて一人納得すれば「…じゃ、そういうことで」再会を喜び合うような仲でもなく、相変わらず妙に人懐っこく自身のペースを乱される相手への苦手意識が相変わらずあることもあってか、そそくさとその場を離れようとし
お、思い出してくれたの?穂乃果の事((一人で納得した相手を見るなり名前まで思い出してくれたのかなと思いながら嬉しそうに聞いてみては首をかしげてゆっくりと近づいていき「久しぶりにあったんだからどこか行こ?ねぇねぇ〜」と離れようとする相手の手を掴むと久しぶりにあったんだからどこかで話し合おうと久しぶりにも関わらず前のように接していこうとしていては人懐っこくしていて
うぜぇ…行くわけないだろ、俺は暇じゃないんだよ
(ごくごく当たり前のように手を掴み、相変わらずというべきか妙に馴れ馴れしく接してくる相手に軽く戸惑いながらも、ここで引いたら相手のペースに呑まれると考えれば冷たくそう切り捨てるように言って手を振り解こうとしていて
じゃあじゃあ、用事があるならそれが終わったら〜とか…ダメ?((手を振り解かれると暇じゃないというので用事でもあるのだろうと勝手に決めつけそれが終わったら遊ぶなり話すなりしたいと明日になれば会えないと思うから必死になるようで上目遣いで相手を見つめると首をかしげながら聞いてみてはジッと相手を見つめ
…お前、よっぽど暇なのな。わかったよ…
(ここまで言っても諦めずに食い下がってくる相手に根負けし、悪態をつき頭をガシガシと掻きながら相手の要望を受け入れてしまい、単に元クラスメートだったというだけだというのにどうしてこうも自分に執着してくるのかは謎だったが、あまり抵抗して騒がれてもそれはそれで面倒なため、ここは言うことを聞いておこうと考えていて
だって、部活ないんだもん!暇に決まってるよ〜((頭をガシガシとかく相手をなんとか引き止められたと思うと嬉しくなりそこから余程暇なんだなと言われると相手は部活に入ってると知らないのに部活がないから仕方ないと頬をふくらませながら元クラスメイトの相手も変わらずに優しいななんて思いながら面倒などと思われてると考えておらず
ふーん…で、どこへ行くんだよ?
(相手の事情を知り、さほど興味なさそうに聞き流しながらも、どこへ行くにしろ面倒なことはさっさっと済ませるに限ると考えれば鞄を肩にかけ直して店の出口へと足を向けて
うーん、考えてないかも…悠人君は何処に行くとかない?((出口に向かう相手についていくと何処にいくのかについては練習がなかったので行くあても無かったので苦笑いしながら答えると申し訳なさそうにしていて相手は行くところとかあるのだろうかと考えながら相手に聞いてみると「なかったら…別に良いんだけど」と視線をそらし行く場所を見向けられなかった自分が悪く感じ相手の様子を伺い
…よし、じゃあ解散すっか
(自ら誘っておきながら行き先を考えていないなんてサラッと言われれば、相手へとジトッとした視線向けてから、明後日の方向をフイッと向き投げやりにそう述べてはその場からそそくさと去ろうとしていて
うぅ…じゃ、じゃあ、公園行こうよ((ジトっと視線を向けられると動揺した様子を見せながらも明後日の方向に向き去ろうとする相手を見てしまうとどうにか相手と話したいので相手の前まで走ってくると公園に行こうと告げては子供っぽいかなと思うがままにいった自分をちょっとばかり恥ずかしくなり相手を見つめていて「ダメ…かな?」とダメなら仕方ないとして上目遣いで相手を見ながら首をかしげて
う…行くならさっさっと行くぞ
(帰路につこうと店の出口までさしかかったところで、目の前に回り込まれれば足を止めて、上目で見つめ、お願いされれば断ることなど出来るはずもなく小さくため息を零せばそう述べては相手の横をゆっくり通り過ぎて
やった、早く行こう〜。思ったけど悠人君って素っ気ないよね((横を通り過ぎた相手を横目で見ると許可は得られたので嬉しそうにしていては微笑みながら相手の隣まで走っていくと公園っていつ以来なのだろうかと考えながらも相手の態度について中学と変わらず冷たくて素っ気ないよねと述べては懐かしそうに笑い
ほっとけ
(隣を歩く相手が自身の素っ気ない性格について指摘してくれば、余計なお世話だとでも言わんばかりに横目で見ながらフンと鼻を鳴らし「そういうお前は相変わらず馴れ馴れし過ぎるんだよ」これだけ冷たくあしらわれてなんとも思わないのだろうかと疑問を抱きながら悪態をつき
ほっとけと言われてもな〜、ほっとけないし〜?((鼻を鳴らしほっとけとまで言われてしまうと微笑みながらほっとけないからと相手に告げては相手と距離を詰めては横目で見つめていて「そうかな〜、良く海未ちゃんには良く言われるけど…穂乃果はそんな自覚ないんだよね〜」と相手の言葉にビクッとしながら幼馴染みにもそう言われたけど自分にはそういうことはないと自分で自覚なしと言いながらちょっとだけ誇らしげにして
そりゃ、そいつも苦労してんだろうな
(彼女の口から出た名前を聞きそれが友人か何かだろうと推測をして、話を聞く限り自覚無しで自由奔放な相手に振り回されてさぞ苦労していることだろうと考えれば同情するようにしみじみ呟いて、それからしばらく歩けば公園へと到着して
良く怒られるんだもん…そうなのかも((公園に到着すると同情してつぶやく相手の言葉に良く海未には怒られているため苦労させているのだろうかと考えながら話していくなりベンチに向かって走っていくと「早く早く〜、ねぇ〜ってば〜」と振り返りつつ手を振りながら相手が早く来るように頼めば大声で相手を呼んでいて
お、おい、わかったから騒ぐな…
(先に行き大声で呼びかける相手の様子は、この寒空の下でもちらほらと居る他の人々の視線を集めてしまっていて、当然彼女の視線の先にいる己にもその視線は向けられてしまっていて、恥ずかしさを感じれば小さく舌打ちをしながら相手のすぐ隣までやってきて
えへへ、ごめんごめん…久しぶり過ぎて嬉しくなっちゃった((視線が向けられるとやり過ぎたという顔をして隣まで来た相手に謝ると相手と会うのが久しぶり過ぎて仕方なかったと告げては申し訳なさそうにしてはベンチに座り「それにしても…久しぶりだよね」と笑みを浮かべながら相手との再開を喜んでいては共有して欲しそうに見つめていて
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