主 2014-12-07 12:39:26 |
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それで機嫌とれるならその方が楽だろ
(特に深く考えた訳ではなく、この程度のことで言葉で謝罪をするのには抵抗があるが故の行動であったようでサラッと反省の欠片もない発言をしては『気が利くじゃない』なんてすっかりご満悦な様子のにこを横目に相手に向けて肩を竦めてみせて
食べ物で釣ってるようにしか見えない…
((反省のかけらもない相手の発言に苦笑いしながら、肩をすくめるのを見つめながら視線を少しずつずらしていくと、食べ物を取ってこようとお皿に乗っけていくと、美味しそうに食べながら満足そうにして「それにしてもみんな来たね」と小さくつぶやきながら、辺りを見回すなり相手も来てくれてよかったなとしみじみ感じて
電話までして呼び出したのはどこの誰だ…(他人事のようにみんな来て良かったなんて呑気に笑う相手へとビシッとおでこへとデコピンをしてみせて「あ?ああ…別に構わねえけど」そんな風に彼女と戯れていれば不意にことりにこっちへ来ないかと言われて、意図はわからないものの特に断る理由も面倒くさい以外にはないため素直に頷いては相手の隣からことりの隣へと移動して
いたっ…痛いよ〜
((デコピンをくらい額を抑えていると、ことりのとなりに移動した相手を見たあと、海未の方に向かい何故か相手に指をさしながら、デコピンをされたと言わんばかりに訴えかけながら、小さく視線をそらし「手加減とかして欲しいよ…痛い」と額を摩りながら、独り言をつぶやくように話たあと頬を膨らませながらニコニコして
…へぇ、まあ悪い話しじゃねぇな
(当の此方は相手の独り言にも指さされていることにも気がついていないのか、ことりと意気投合したらしく妙に楽しげに話をしていて、やがて話題が中学時代の思い出話に変われば聞いているうちに相手以外にもことりとも何度か会話したことがあったことを思い出し、そこからまた会話が盛り上がり
え?穂乃果…聞いてないよぉ!
((ことりとの会話を楽しむ相手と逆に、海未に言われた言葉について酷く驚き、内容はテストの点数の事らしく非常に悪かったので再テストらしく、駄々をこねるように騒ぎ出しながら、頬を膨らませながら何故か拗ねるように食べ物を食べ始め、真姫からは飽きられるような視線を向けられて動揺をし始め
へ、へぇ…って、なんだあいつ、また騒いで…
(よほど会話に熱が入ったのだろうか、ことりが妙に迫って来る状況に戸惑い原因がわからない以上敢えてそのことには触れず、話題を何やら騒ぎ出したかと思えば何故かお皿に盛り付けられた料理をやけ食いをしている相手についての話題に咄嗟に切り替えて
なんで…再テストがあるの〜?
((相手の視線には気づかず、軽く落ち込むようにため息をつくと、やけ食いしかできなくて食べ物を食べつつ、再テストなんて何故あるのだろうと呟きながら再び海未に説教を受けてしまいながら、反省しているような顔をしながら小さく下を向いて「悠人君…穂乃果どうしよう」と相手に視線を向けて助けを求めるように見つめながら、内容は聞いていたかなんて知る由もなく
なんだよ急に…
(相手に急に名前を呼ばれ、そちらへ振り向けばことりとの会話に夢中になっていたためか内容をしっかりと聞いておらず、相手を何事かとジッと見つめれば訝しげな表情浮かべていて
テストだよぉ…はぁ
((相手が聞いてると思っているため、テストだけと話しておき再テストなんて言ってはおらず、眉を下げながら助けを求める目線を送って、何かいい言葉をもらおうとしているようで、首をかしげながら相手の様子を伺っており「どうしよう」と小さくつぶやきながら、困ったようにつぶやき
ふーん…まあ頑張れ
(絶望的な表情を浮かべ、テストがあるのだと語るのを聞けばお世辞にも成績がいいようには見えない彼女としては死活問題なのだろうな、なんて失礼なことを内心考えながらも自分には関係の無いことだとあくまでも他人ごとのように軽く言ってのけるが『じゃあ悠人くんが穂乃果ちゃんのお勉強を見てあげたらどうかな?』二人のやりとりを見ていたことりが不意打ちのようにそう提案をしてきて
何か元気づける言葉とか言ってよ〜!
((他人事のように言われるとフォローの言葉を言って欲しかったのか、頬を膨らませながら相手を見つめるも自力でやるしかないかと思いながら、頼らずやると決めつつ、食べ物へ手を伸ばそうとして「ことりちゃん…ことりちゃ〜ん」とことりの提案した言葉に相手が承諾してもいないのにも関わらず、ことりに抱きつきながら嬉しそうにすると相手をちらりと視線を向けながら返答を待ち
はぁ!?…いや、わかった、まあやってやらんこともない
(ことりの予想を遥かに超えた発言に素っ頓狂な声を上げたがことりと彼女に抱きつく相手の姿を見比べて少し考え事をするような素振りを見せた後で、心境の変化があったのか提案を意外な程にすんなりと口調は相変わらず冷たいが受け入れて
やった!教えてくれるの?えへへ
((相手の言葉に反応して、相手の方に振り向くと嬉しそうに笑いながら喜びはじめると、まずはことりからお礼を言わないとならないので、ノリで頭を下げながら丁寧にお礼を言うと、相手の方に視線を向けて「ありがとう、悠人君」と相手にもノリで頭を下げながら、丁寧にお礼を言うと相手の様子を見届けながら首をかしげ
別に…
(お礼を言われれば少し照れ臭そうにそっぽを向いたまま返事をしていて、そんな会話をしているうちに段々と外も暗くなってきて、解散をする流れになればそれなりには楽しめたというお礼の意味も込めて自身も一応は食器を運ぶ程度には片付けを手伝っておき「じゃ、俺は先に帰るわ…」ある程度片付いたところで我先にと部屋を出て行こうとし
え?…うん…わかった
((出ていこうとする相手を見ると頷いたくせして、相手を追いかけると皆にはお辞儀しておき相手の方に向かうと先帰ろうとしているので、せめて相手と一緒に帰ろうとしているのか、相手を見つめながら首をかしげ「今日は楽しかったね?」といきなり声をかけてみてはニコニコ笑いながら、ツッコミの入れどころならばたくさんあるようなことを話
ん、まあまあだな…
(普段ならばなんとも能天気な彼女の言葉に呆れ、冷たくあしらっていたところではあるが今日は妙に素直に相槌を打ちながら隣を歩いていて「…なあ、お前と南って仲よかったよな?」隣の相手へとチラリと目をやっては今日の一件で妙に気になる存在となってしまったことりに関する話題を出して
そっか、良かったよ〜
((素直に答える相手を見るなりホッとしながら、自分の事のように嬉しそうに笑えば、相手を見つめながら歩きつつ、楽しくできて良かったなと安心しながら空を見上げ「ことりちゃん?うん、仲はいいけど…あ、まさか気になってる?」といきなりことりの話題が出てくるとチラッと、相手を見つめながら軽く微笑めば、はっとまさかことりのことをと一人で妄想して、相手に質問すると笑みを浮かべ
余計な詮索はするな…。勉強は約束通りみてやるから代わりにあいつを紹介しろ
(相手の勉強をみようと申し出たのは単純にことりからの印象をよくしたかったからというのが一番で、そして何より彼女と仲のいい相手ならばここで親切にしておけば喜んで協力をしてくれるだろうという下心があって、純粋な相手を利用するようで内心少し罪悪感もあったが気にしないことにして
え?うん…良いけど、何から知りたい?
((ことりの事を教えろと言われて小さく頷くも、何か嫌な気はするが仕方ないかと思いながら、勉強を教えてもらうのだから、ことりを教えなければ不公平かと思いながら、どこから相手はことりの事が知りたいのかと尋ねてみては、どこから話すべきかを先に考えており「うーん、海未ちゃんも仲いいし穂乃果とことりちゃんと海未ちゃんは幼馴染みってことはわかる?」と関係性だけ走ってるかと思ったのか、首をかしげながら質問して
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