karasu925 2014-12-04 17:24:52 |
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長谷川「ふっふっふっ!」
瀬野「どうもー!」
紺堂「失礼します。」
小癒希「長谷川に瀬野に紺堂!?何でアンタ達がここに!?」
瀬野「むー、アンタ達とは失礼な。それにしてもお嬢、随分色っぽくなったねー?」
一鷹「だが中身は男のまんまだけどな。なぁ?姫?」
小癒希「うっせ!何か悪いか!?」
紺堂「ふむ。相変わらずだな、お嬢は。」
小癒希「何だよ、みんなして!!ってか、姫かお嬢かはっきりしろよ!!中途半端は嫌いなんだよ!」
長谷川「んじゃ、お嬢ね。いいかな?」
一鷹「意義なし」
瀬野「同じくー」
紺堂「いいと思う」
美花「許可します!」
小癒希「…はぁ」
海利木くんの日常!
あれから毎日筋トレをしまくって握力が30になったよ!
山田君「あっ!クソ・・・いや、海利木なんか最近、変わりました?」
山田君は自分でバッグを持つようになった
海利木くんの日常!
筋トレをしまくって握力が500になったりょ★
山田君「海利木さん!最近超カッコいいっすネネネネネネネネネネ!!!マジ憧れまススススススススス!!!」
僕が・・・カッコいい・・・・・・・・?
ウァッタリムァウェ邪ン!
(あたりまえじゃん)
~ここから先、本場の形式のSS(そうじゃないと戦闘シーンが書けぬ)~
「どうして俺がこうなるの…」
小癒希は鏡の前で項垂れた。今の小癒希は、メイド服姿だった。元・男で、希が強い小癒希が項垂れる材料としてはなかなかの代物だ。誰しも、男である筈の自分がメイド服などというマニアックな服装をさせられれば落ち込むだろう。仮に喜ぶ男がいれば、それは絶対にオカマだと断言出来る。
「うーん、これも違うなぁ…でもなかなかいける!」
「あたし、これ好きだよぉ~~♪♪」
「…マニアック……可愛い」
「似合うなぁ」
「流石は弟君だね♪」
長谷川唯(はせがわ ゆい)や、瀬野優美子(せの ゆみこ)、紺堂月漓(こんどう つきり)に天ヶ原一鷹(あまがはら いちたか)、姉である鴫野美花(しきの みか)の感想を耳にして小癒希は絶望した。
それからなんやかんやで、ワンピースに始まり、チャイナ服、ナース服、ネグリジェ、メイド服、浴衣、セーラー服、上着の丈の短いへそ出しスタイルのジャージ、ミニスカート、果ては体が小さいことを生かしたYシャツ一枚のみの格好まで、小癒希は着せ替え人形状態だった。
「やっぱりこれだね!」
「うーん、やはりシンプルイズベスト?」
「納得だな」
「…ありのままが一番…」
「弟君は弟君!鴫野小癒希(しきの さゆき)だね!」
「当たり前だよ…俺は…俺は鴫野小癒希だ!俺は男なんだぁぁ!!」
身も心もある意味ズタボロの小癒希は、自分が男であるという誇りを失わないため、吼えた。気高く、そして強く。しかし
「今は女の子なんだよ。それに弟君、そのワンピース、凄く似合ってるよ♪」
美花の言葉がとどめとなった。その結果、小癒希の絶望はMAXになった。
午後3時27分現在、唯、優美子、月漓、一鷹、美花、小癒希達は近くにあるEONを訪れていた。先頭は唯、その右隣に優美子、その後ろに美花と月漓、その左斜め後ろに一鷹、その一鷹にくっつくように小癒希がるという構図になっている。
「………」
「おいおい、そんなにくっつかれたら歩きづらいぞ?」
「うぅ……」
「お嬢は人がいっぱい居るところ、苦手?」
「それもあるげどさ……なんてゆーか、さっきから変な視線を感じててさ……」
「変な視線?」
一鷹は辺りを見回す。そしてその正体に気付いた。見れば、側を通っていく人々が小癒希に目を向けていた。
「お嬢が可愛すぎるんだよ~?それでいろんな人がお嬢をみてるんだよ。」
一鷹が答えを言う前に、優美子が答えを言った。
「俺が…か、可愛……すぎる?」
「うんそうだよ。だってお嬢、まるで作られたみたいに顔が綺麗だし、長い髪も白くてサラサラしてて、ちっこくて、恥ずかしそうに一鷹君にくっついてるし。誰がどう見ても萌えポイントMAXだよ!」
「………」
小癒希はまた、どうしようもない絶望を味わったのだった。
イライラする。マジでイライラする。
何だよあのくそジジィめ。
自分が出来てないくせに文句ばっかり言いやがって……頭おかしいの?ねぇ、そうなの??僕がその頭を取り替えてあげようか?(アンパンマン的な意味で)
小癒希達は今、ゲームセンターにいる。皆でエアーホッケーをして対戦をしていた。事の始まりは数分前、美花が「これから買い物をするけど、誰か半分の金額を出して貰いたいと思いま~す!」と言ったのが原因だった。そこからエアーホッケーで決めるということになった。
初戦は月漓対優美子となった。
「よーし、いくぞぉ月漓!」
「よろしく。」
「は~い、じゃあいくよ?よーい……………スタート!」
美花の合図でゲームがスタートした。先手は優美子、狙いを定めて一気に打ち出した。勢いよく真っ直ぐ飛んでいく。が、しかし
「甘い」
「おお!?」
次の瞬間、月漓は素早く動き、優美子の放った一撃を弾き返した。
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