karasu925 2014-12-04 17:24:52 |
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「ぐっ……」
意識が覚醒し始める。すると何やら、柔らかく、暖かいものに頭を乗せているような感覚がある。いや、実際に頭を乗せている目の前がぼやけてよく見えない。頭が回らない。目の焦点が合ってくると、そこには……
「む?おぉ、目が覚めたか?」
「…………んぇ?」
そこには俺と同じ年頃か、少し上の年頃であろう女の子がいた。頭が覚醒し始める。今、俺は仰向けであり、この女の子は正面、上から覗いている。となると、今俺は………………膝枕されていることになる!!!!
「え!?いや、ちょ!?だ、誰ですかぁ!?」
慌ててその場を離れる。が、動いた瞬間、物凄い痛みに襲われた。
男「お、おい、狐娘、朝だぞー…?」ユサユサ
狐娘「んぅ~……わかっておるよ~…」ギュッ
男「は、放してくれない……」オロオロ
狐娘「ずっと……一緒じゃよ~……すぅ…」
男「いや寝ないで!!俺が対応に困る!!」
狐娘「男が困っている顔も、なかなか妾は気に入っておるぞ~……?」ニコッ
男「~~~~~!/////」
狐娘「ふふふ~……」
男「(こうなったら…!!)」
男「今日はたっくさん油揚げを買おうと思ってたけど……これじゃ無理だね……」ヤレヤレ
狐娘「今、起きたぞ!!」キリッ
男「(チ、チョロイ……可愛い///)」
~ビル(屋上)~
男「……目標確認。距離、1500…………数、4……準備完了。」
トランシーバー『了解~、こっちも準備OK~』
男「………本当に…やるのか…?友…?」
友『あぁ、それ以外ないしな……例え失敗したとして、俺がやるから問題ないさ』
男「……そうか…」
友『……大丈夫さ、これがきっと最後の仕事だろうよ。』
男「なら……いいが、な…」
~空港(出入口)~
黒服A「おい、さっさとしろ。」
女「………」
黒服B「車の手配は?」
スーツ男「既に手配済みだ。」
不良「へっ、さっさとこいつ売り飛ばして金儲けしようぜぇ!」
女「くっ……」
黒服B「まぁ、そう焦るな。こいつが怪我しても困るのは我らだぞ?」
不良「へっ、それもそうか。にしても、何だってこんな小娘が5000億ドルになるってんだぁ?」
黒服A「さぁな、んなこたぁ関係ない。俺らは金さえあればそれでいい、だろ?」
スーツ男「それもそうだ。では、行くとしようか。」
女「……………」
不良「オラ!さっさと行くぞ!!」ガシッ
女「さ、触らないでッ!!」バシッ
不良「ッ!テッメェ!!調子乗ってんじゃねぇそぉッ!!!」
女「ひっ!?」
不良「テメェはおとなしく俺らに従ってりゃいいんだ…………」ドサッ
黒服A「!!! 狙撃か!?」
~ビル(屋上~)
男「一騎撃破…」
友『ナイスショットだ!』
男「続いて第ニ騎…」
~道路~
黒服A「はぁ!はぁ!はぁ!クソっ!おい!早くしろッッ!!」
女「はぁ…はぁ…」
黒服B「一体何処からッ!?」
黒服A「分から……ガハツ!!」ドサッ
スーツ男「黒服A!」
黒服B「駄目だ!もう死んでる!!走り続けろ!!…………ぎゃんッ!?!?」トゴッ
スーツ男「!?」
友「行かせるかよ。」
スーツ男「だ、誰だ!?来るな!!これ以上近寄るなぁぁ!?!?」
友「ふんッ!!」ドガッ
スーツ男「ぎゃふッ!?」ドサッ
女「あ、あぁ……」
友「大丈夫かい、お嬢さん?」スッ
女「は、はい………ッ!!後ろ!!」
友「んぁ!?」
黒服B「うぅぅぉぉらぁぁぁ!!!」
友「しまった!殴りが甘かったか!!」
黒服B「タヒねぇぇ…………ガァッ………!?」ドサッ
男「ミッション・クリアだ……」
友「お前、いつの間にここに来たんだよ?」
男「分かりきったことを……」
友「はぁ……そんなに気配隠して転移して来られたら、驚くだろ普通。」
女「えと…えーと……あぅ」オロオロ
誰も居ない。
暇。
アイス美味しい。
ライフル欲しい。
レールガン作るか。
いや、スタンガンを…
むしろゲームしよう。
ブレイブルー。
現在のお年玉の総額、13500円。
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