小説家とアルビノ。

（控えめにコートを受け取る結城に「大丈夫、真心が風邪ひいたら困るから」と目を細める

早く済ませてしまおうね、あまり可愛い姿を他の人に見せるのはもったいない（自分を気遣う態度を健気に思い同時に胸を締め付けられ、そっと肩を抱く

外であまりくっつかないほうがいいって俺がいったのにね（やはり抑えられないといった感じで照れ笑いし

(相手の気遣いに心が軽くなるとやっぱり相手は凄いなと感じて「可愛くなんかないけどね」と呟く。可愛いなんて女の子に使うような言葉は自分には似合わないだろうと感じているから

大丈夫、恥ずかしくないし(あまり他人とベタベタするのは好きではなかったが相手は他人なんかではない。だから恥ずかしくなんかなくて自分のこんな体でもいいと言ってくれるのだから

（恥ずかしくなくても、緊張してくれたらいいんだけど…と小さな声で呟き

ついたついた、久しぶりだからなぁ、なんか配置変わってるな‥そうだ、なんか買って夕飯作ってもらお（「あぁ鍋いいなぁ」などと引っ張るように歩きながら適当に商品をカゴに入れ

(緊張はするよ、と相手の小さな呟きにも敏感に反応をしめすと商品がカゴに入れられて行くのを見つつ夕飯は自分が作るのかと思えば

俺、鍋の作り方なんてわかんないよ?(と首を傾げながら言うと自分より鮮やかな食材に目眩がしそうになり一度だけ大きく息を吸って

大丈夫か？ちょっと浮かれすぎたな（覗き込み背中をさすると「大丈夫だよ」と頭を包み込むようにし

帰ったら少し休む？ 俺が作ってもいいし…できないわけじゃないんだ、まぁあんな暮らしぶりみたら意外だろうけれど（自分の見せてきた生活を思い出し他人事のように呆れ、下唇を噛むように気まずい顔をし

ごめんね、普通の人間だったら良かったのに(相手に迷惑をかけている現状の自分が疎ましくて他の人の些細な笑い声や視線が怖くて相手の優しさに漬け込む様な有様が嫌で謝り

俺がやるよ、俺がやらなきゃダメなんだよ(相手の言い草に自分がしっかりしなくては、と意気込むと気分を紛らわすために明るく「ほら、早く買おう?」と笑ってみせるとなんだかそれだけで大丈夫な気がして

名前/結城 真心
読み/ゆいぎ まこ
年齢/28
職業/小説家

性格/「書けない」「眠い、怠い」「無理」が口癖、書きたい時に書く書けない日は寝る、といったメリハリが強い人間。基本行動が遅く、マイペース。

容姿/肌、髪、眉毛、睫毛に至り全身が真っ白になってしまう病気、アルビノを患っている。瞳は病気の特徴ともいえる赤。仕事中は黒縁メガネをかけている。常にスウェット、着替えることすらめんどくさい。髪の毛はマッシュ、身長172cm(最後の計測は高校時代、もう少し伸びてるはずと本人は期待してたりする)

備考/独特な世界観と文章構成で数々の賞を受賞、しかし今は絶賛スランプ中。写真や絵画もちょこちょこ手を出してる。

(念の為にもう一度設定張っておきますね！

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あげー

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