主 2014-11-30 11:58:17 |
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くそっ・・・後味悪すぎんだよ・・・。
(チャイムが鳴り、授業が終わったことを確認すると教室に入り自分の席に戻って。心配してくれたクラスメートに簡単に言葉を返すと今は落ち着かない気持ちをしずめるために読書を開始して。彼女にあそこまで言うつもりはなく、むしろ昔のことは捨てたはずでありながらみっともなく女子相手にあんなことを言ってしまった自分に対して苛ついて。)
…はぁ。そりゃ怒ってるに決まってるよね…。
(先程の相手の発言を思い出し、自分が辛い以上に何も知らずに避けられることになった相手はもっと辛かったのだろうと今更ながらに思い知って。しゃがみこんだ姿勢のまま膝に頭をつけ、「どうしよう…」と、これからどう相手に接していけばいいのかと思考を巡らせて)
あいつの事だ、すっと1人で悩んでるに決まってる・・・。仕方ないな
(彼女の性格からして、あのままずっと屋上で悩んでいる可能性が高い。だったらどうするべきか・・・、うだうだ考えるのはらしくもなくもう授業が始まるというのにも関わらず席を立つともう一度屋上へと向かって。ドアの前で軽く息をつくと「おいゆうき、授業始まるぞ。いつまでこんな所いるつもりだ?」ドアを開けると予想通り彼女の姿があり、何事もなかったかのように装うと普通に声をかけて)
へ?恭也…?
(ドアの開く音が聞こえ、休み時間なのだし誰か来てしまったのだろうかと慌てて顔を上げてそちらを振り返り。しかし、そこにいたのはつい先程までどう接していこうかと思考を巡らせていた対象である相手の姿。先程のことなど何もなかったかのような相手の発言に目を瞬かせるも、「う、うん…。そだね」と立ち上がって相手の方へ向かい)
まぁなんだ・・・お前のことだ、悩みかかえてんだろ?何かあったら話せ、幼なじみとして聞いてやる。相談事には慣れてるからな
(このまま教室へ帰ろうと思ったが、それでは心にあるモヤモヤが晴れず表情は変わっていないがどこか優しい声音で相手に述べて。まだ自分の中にある甘さに呆れながら小さくため息をつくと昔よくやったように相手の頭の上へと手を乗せて「お前には作り笑いじゃなく自然な笑顔が似合う。あれだ、それに俺もあんな顔はみたくない・・・。こんなことをやるのはこれっきりだ。二度と俺にこんなことさせんなよ、じゃあな」どこか恥ずかしそうにして手を乗せながらそう言うと授業まであとすこしのため自分は先に教室へと向かって)
…っ。あ、ありがと!
(先程とは打って変わった優しさの伺える相手の言動に初めは呆然としていたものの、昔のように頭に手を乗せられるとだんだん笑顔になって礼を述べて。先に授業へ向かった相手を見て、自分ももう大丈夫だと一人気合を入れると、走って教室へと向かい)
さて・・・と。ようやく昼休みか。どこか1人になれる場所でも探すか
(時間は飛んでようやく昼休み。学校での最も息抜きができる時間でありパンやコーヒー牛乳などが入ったコンビニ袋を鞄の中から取り出すと1人になれる場所をさがすために教室を出ていこうとして。転校初日であるため学校の構造などまったく分かっていないが『まぁ、歩いてればいい場所あるだろう・・・』)そう思いながらドアへと手をかけ教室から出ていき
んー…疲れたっと。
(午前中の授業が終わり、やっと一段落だと席に座ったまま伸びをして。視界の端に教室を出ていく相手の姿が映り、普段から一緒に昼食を食べている友人たちに今日はごめんと謝ると、机の横に下げておいたお弁当の入った袋を掴んで教室を出ていき。前を歩いている相手の姿を見つけて追いかけ、「恭也、どこでご飯食べるのー?」と何気ない口調で話しかけて)
なんだお前、どうしたんだよ・・・。まぁその昼飯をどこで食べるか場所を探しているだけだ、じゃあな
(いい場所がないかと周りを見ながら廊下を歩いていると後ろから声をかけられ立ち止まると振り向いて。なぜそんな事を聞くのだろうか、そう思いながら短く答えて会話を終わらせると再び前を向いて歩き出して。「やっぱり外が安定なのか・・・?」前にいた学校でも外というのは空いてる場所が多く自分もよく使ったものだ。やはり転校生だからか、廊下を歩いていると視線を向けられるがそんなことは気にせずに)
な、ならさ!屋上、行かない?
(相手の返答にやっぱり、と自分の考えが間違っていなかったことに安心して。再び歩き始めた相手の背中を慌てて追いかけ、隣に並んで歩きながら相手の表情を伺うように覗き込みながら提案し。先程のことで断られる可能性が高いと考え、「すごく景色もいいし、職員室近くの屋上だと全然人こないんだよ!外よりもずっと空気いいし。ね?行こ!」と半ば強引に相手の腕を掴むとそちらの方向へずんずんと歩いて行き)
(大丈夫です!!自分もちょっと私用で4日ほど返信できないか遅れるので!)
なっ・・・、ちょっとお前、なんなんだよ
(いきなり何を言ったかと思えば強引に手を取られてそれに引っ張られるように廊下を歩いていき。何事かとおかしな視線を周りから向けられるがそんなことよりどうして相手が自分を昼食に誘った理由が不可解で「お前、友達はどうした?何故俺なんかと?」と、引っ張られながら意味が分からないことをたずねて)
(/かなり遅くなってしまって申し訳ありません…!あれから携帯の新規購入で携帯に慣れるのに時間がかかった上にバタバタとしてしまって3ヶ月近くも放置してしまって本当にすみません…。大分時間を置いてしまったので主様がいらっしゃるかどうかも危ういですが…もしいらっしゃってよろしければ、また再開させていただきたく思いまして!自分勝手で申し訳ありません…)
(/わわ、むしろこんなにも期間を空けてしまったのに来て頂けたことに感謝です!主様さえよろしければ是非っ!前回の続きからでよろしいでしょうか?)
(/了承しました!遅れてすみません…)
今日はいいの。恭也と居たい気分だから!
(振り払われてしまったら恐らく相手が留まってくれるとは思えず、相手の疑問への回答をさらりとした口調で素直に述べ。その間も相手の腕を引っ張る力の強さに変化はなく、ずんずんと目的地へと繋がる階段を上がっていき。屋上入り口の扉を開け放すとようやくそこで相手の腕を掴んでいた手を離して相手の方へと振り返り、「ね?誰もいないでしょ?」と少し自慢気になり。)
(いえいえ大丈夫ですよ!再びよろしくお願いします!)
どんな気分だそれは・・・。
(呆れてものが言えないとはこのことで、あんなに冷たい言葉を言っても尚変わらず接してくる相手に思わずため息をついてしまうが、この学校に来たばかりの自分より相手の方が構造に詳しいのは明確でここで断るよりは今は大人しくついていった方が良いと考え相手に引っ張られていき。そして着いたのは屋上で、前の学校では屋上は立ち入り禁止だったためどこか新鮮な気がするが「ああ、そうだな。それじゃあ俺は端の方で1人で食べる、お前はクラスの連中と食べるんだろ?」相手が手に持っている袋は目に入っているが、前の学校から昼はずっと1人でいたため自分にとってそれが当たり前になっており、相手の返事も聞くこと無く最も人目がつかないような端っこまで歩いて行き)
え?私も一緒に食べるよ?
(先ほどの自分の発した言葉の意味が通じていなかったのだろうかと思わず首を緩く傾げ。相手の歩いて行く先に自分も着いて行きながらも、人が来ないというのになぜそんなに端の方へと行くのだろうかと疑問を持ち。早足で進む相手の進行方向に立ちはだかると、「そんなところで食べないでもっと日の当たるところで食べようよ!どうせ誰も来ないし!」と後ろから声を掛け。)
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