不良先輩と。【NL】

かわい…..。（相手が頬を膨らますと小声で左記のことをぼそりをつぶやいて。）

お前が話題出さないからだな。（と、千華のせいにして相手の顔を見て笑い。）

なんですか？…もう騙されませんよ！（また彼に意地悪されてると思ったのか、また頬を膨らませ怒った顔をし）

なっ、私のせいですか⁈…先輩だってすぐに寝ちゃうし…（此方を見て笑ってくる先輩に自分のせいだけじゃ無いと言い返して。内心楽しそうに話してくれてる彼に何故か安心していて）

ほんとだよ.....別に信じなくてもいいけど。（左記を言うと相手に背を向けて寝始めて。）

んー。だって眠いもん。勉強のし過ぎかもな。（おおきなあくびをひとつしては、あるわけもないことを口にして。）

…だって先輩、いつもそんなこと言わないから…（背を向けられ、喋らなくなった彼の背中に声をぶつけ）

そんなわけ無いです…また寝ちゃうんですか？（つまんなそうにして先輩に顔を近づければ）…なんか喋りましょーよ

うん…..。（相変わらず無愛想な言葉しか返せずに。）

うん。寝る。（近づいてきた相手の手をぐっとひっぱって引き寄せて。「じゃあ、お前も一緒に寝ればいいだろ。」と耳元で話して。）

うんって…冷たいですね…（かなしそうに眉を下げて。だが、彼には見えてないため、言葉だけ伝わり）

‼︎（耳元で喋られてビクッとして顔を真っ赤にすれば彼と反対の方向を向き）びっくりしたじゃ無いですか（落ち着かず小さい声で言い）

返事するのも珍しいのに…..じゃあ、なんて言って欲しいの？（相手の様子をうかがいながら問いかけてみる。）

その割には嬉しそうじゃん？（左記のことを言うと相手の反応が面白かったのか笑いをこらえて。）

いや、別になにも…（とはいいつつも、本当は何かあるのか視線をそらし、顔を赤くして）

笑わないでくださいっ！…先輩の意地悪。（彼の言葉は否定せず、とりあえずゆっくり寝っころがって先輩の背中を見て）

ふーん。何かあると思ったんだけど。（なにか言って欲しかったのか、少し残念そうに頭をぽりぽり掻いて。）

…..。（何も言わず、クルッと後ろを向いて相手に口付けし。）

これも嬉しくないの？（と、問いかけ。）

なんもないですよーだ（残念そうな顔をしてる彼をみているともっと、いろいろ恋人っぽい会話とか出来るのかな…とか思ったが心の奥にしまって）

…ん‼︎（急に此方を向いたかと思えばちゅーされてびっくりし、しばらく目を丸くしていて）

や、うれしいですけど…恥ずかしい…（てで顔を隠して小さくなり、心の中は嬉しさでいっぱいで）

あぁ.....そぉ。（なにか言いたげだったが流して。）

…..。（衝動的にしてしまった自分も恥ずかしくなり、顔を真赤にして。）

…（そっけない返事をされたが、何故か隠し事をしている自分にモヤモヤしてシュンとした顔をしていて）

…なんでだまっちゃうんですかっ…もうっ（彼の肩を軽く小突きそれっきりで俯いてしまい）

ん？…..。（俯いたままの相手を呆れたように見て。）

顔上げろ。（相手の顔をむにゅっと掴んで。）

…先輩てほんと意地悪ですよね（困ったように笑い）
いや、先輩冷たいから、嫌われてるのかなって思って…（だんだん声が小さくなっていって）

むっ！？先輩？（驚きながら顔を上げさせられてまた赤くなり）

嫌いな奴とサボったり話したりなんかしねーよ。（相手の髪の毛をワシャワシャして。）

期待したの？（相手の赤い顔を見て話して。）

本当ですか？…嘘ついたら許しませんよ？（ネガティブな答えを予想していたのか既に涙目で髪をわしゃわしゃされればポスリと彼の方に倒れていき）よかった…嫌われてなくて

…べつに、してないです（プイと視線を逸らしぷすー、とした表情で相手の返事を待ち）

好き…..だよ。（寄っかかってきた相手にそっとつぶやいて。）

それは残念。（と、笑ってみせる。）

‼︎…うれしい、です（にっこりと笑っては嬉し涙を流し）

…（相手のニコニコした顔に何も言えなくなりバッと彼に抱きついて）…びっくりしましたか？（彼に埋れたまま話しかけ）

泣くほど嬉しいの！？（泣いてる相手を見て少し動揺をして。）

あんまり…..（内心少しびっくりしたが表には出さずに。）

…だって先輩がいつも冷たくするから…っ（笑いながら涙を袖て拭い、目がヒリヒリするなと思いながら）

…もういいですっ（抱きついたまま黙りこくって）