>76 結城 真心…(大量に資料を抱えた腕をふいに引き寄せる。資料が宙を舞うが無視して腰を抱き膝の上に座らせると、中学生のように高揚した気持ちを隠すように深く息をし) お前さ、無防備なんだよ。免疫ないのは知ってるが、俺がこの数年…どれだけ我慢したと思ってんだよ(年齢や同業者である先輩だということを考え敬語を崩さなかったが、気をまわす余裕なく半ば苛立ちながら乱暴に扱い)