斎藤 2014-11-25 12:43:53 |
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>時折さん
何言ってるんですかっ、お二人は素晴らしいライバルじゃないですか、まぁこういうところは結城さんの方が大人だけど…(いじけている相手を見て最後の方は小声で呟くように言い苦笑して「ライバルがいるなんていいことじゃないですか、お互いに高め合うこともできますし」と人差し指を立てて先生のようなことを言い出し)
>39 立花さん
スランプ中ですし、仕方ないと思ってますよ。自分でも書きたいのに書けなくて
(後頭部を掻きながら苦笑して述べる。担当なんて居てもいなくても変わらないし書けるわけでもない、ただこうやって催促に来たり日常を共にする人がいれば進まない原稿も進むのではないかと
>40 長谷川
私今、写真と絵画が趣味なので(レンズを相手に向けながら言うと顔を逸らされて少しだけ寂しそうに
長谷川の写真があったら原稿進むかもなぁ…(と呟き
>結城さん
長谷川先生は毎回なんですけどね…。結城さんでもスランプがあるんですね…(苦笑しながら自分の担当する相手のことを思い出すと、相手のどこか寂しそうな雰囲気を感じ取り、やはり担当がいないのは寂しいのかと思い「あ、あのっ、よかったらでいいんですけど…新しい担当が決定するまで、僕に担当させてもらえませんか…?あ、でも先生には秘密でですけど…」と相手の力になりたいと思い恐る恐る提案して)
>立花さん
ここ半年ぐらいスランプですよ
(最近はパソコンにすら向かっていないと思うと有能な担当である相手を自分のそばに置くことは億劫に感じて「あはは、そんなのバレたら長谷川に殺されちゃいますよー。大丈夫です、気長に待つんで」と相手の気持ちは嬉しいが遠慮する旨を伝え
>時折さん
半年ですか?!や、やっぱり心配ですっ!長谷川先生は外に出られないんで、そこは大丈夫だと思いますっ!もしバレたとしても僕の責任なので…
(相手の話を聞いていると母性本能が反応してこのままでは小説家生命も危ないと察したのかなにがなんでもそんなことはさせないと言わんばかりに推しまくり「それとも…僕だと頼りない…ですかね?」と少し不安げに問いかけ)
>立花さん
いやいや大丈夫ですよ?最近はネタ集めのために色々してるので立花さんが使えないとか頼りないからではありませんよ。
(真っ白な手をひらひらと振りながらそう述べると相手のことは頼りにしてるしマイナスに思っているわけではないとフォローをしながら小説のワンフレーズを書いてあるメモ帳を見せて
>結城さん
そ、そうですか…。それならいいんですけど、僕個人としても結城さんの作品のファンなので楽しみにしてるんです。なので、その結城さんが大変そうなら力になりたいって思ってしまって(少し焦りすぎていたと自分で思い反省しながら相手に伝えて、相手も自分なりに頑張っているのだとわかって安心し「なにか、手伝えることがあったら言ってくださいね、僕も少しくらいならお手伝いできますから」とあまり干渉しないように軽く言葉を添えて)
>立花さん
ファンだなんて嬉しい限りです、そういった言葉で元気付けられるんですよね、ありがとうございます。
(相手の言葉に嬉しげに笑うと頑張らないといけないなと考えをあらためる。しかしいざ書こうしたら書けるのだろうか、不安な気持ちばかり頭を過ってしまって未だに筆を取れなくて
はぁ、酷いなぁ怜ちゃん。そんなに結城さんがいいならいつでも編集長に言ってあげるよ?「担当かえてくれないと、もとの出版社に戻ります」って、嫌いなんだよねぇ俺‥バレなきゃいいみたいな安易な考え?(いつものへらへらとした笑顔を捨て、素に近い無表情で天井を見上げながら面倒くさそうに言い)
結城さん小説家なんて可哀想な生き物ですよね、たまたま書いた作品が世間にたまたま受けて、才能だなんだって呼ばれているものなんか「語彙力、表現力」以外のなんでもないのにさ(カタカタとパソコンで執筆を続けながら「怜ちゃん、ちょっと座って待ってて」と視線で促しつつ)
それなのに俺達は見えない読者に過度な期待をされ、出版社には商売道具として駆使されてさ(スクリーンから目を離すことなく、文字入力と会話を同時にこなす)
そりゃあさ、俺は書くしか脳もないし毎度毎度スランプにはなるけれど?書くのが怖くなかったことなんて一度もないよ、常々見えない読者とか出版社の評価にビクビクしてるんだよ俺は‥だって駄目だったら、良いと言われる作品が書けなくなれば俺達はそれまでなんだからね(半ば愚痴のような言葉を連ね、言い終わると手を止め上半身だけ結城に向き直り)
ね?‥結城さんも俺も、書くしか無い。例えそれが酷評をうけようとも書くしかないんだ。一度、踏み込んでしまったからね‥死ぬまで書かなければならないんだ(寂しげな笑顔で微笑み、同志を少しでも励まそうと「ね‥」と頷いてみせる)
>43 結城
俺の写真ねぇ(調子の良い言葉にほだされるように結城のカメラを手にとり眺め、「そんなもんか?」と視線だけ結城に向ける)
>長谷川
…自分のバカみたいに真っ白な体被写体にしてもつまらないんですよ(カメラを相手に預けるとこんな体じゃなかったらと何度思ったことだろう、小説家なんて遊びで始めてみただけなのに世間の勝手な偏見と評価で自分が自分でなくなってしまう気がする。相手の言うことはいつだって正しいとは限らないがその類稀な語彙力にはいつも聞き入ってしまうし目が離せなくなる
…そんなもん(笑いながら言えばそんなもんだよ、と続けて言って
>53 結城
バカみたいなんて言うなよ‥(自分が傷ついたように真っ直ぐ結城を見つめ、椅子から立ち上がると結城の前に立ち)
こんな絵に描いたような普通の俺が言っても、説得力は無いんだろうがな‥(結城のささやかな意思表示の手段であろうカメラを相手に向けレンズを覗き)
結城さん、あなたは染まってないよ。何にも、俺みたいに言われるがまま求められるがままに意思を殺して書いているような小説家じゃない。「そんな身体」に産まれたが故、違う世界が見えるんだろう(一度だけ相手の一瞬を切り取り、映し出された色素の薄い被写体を確認する)
(カメラを結城に手渡し、真剣な表情をコロッと切り替え無邪気に笑いかけ)
だめだな!結城さんみたいには撮れないや(照れくさそうに長い髪をかきながら下を向く)
>54 長谷川
(相手の言葉を一句一句自分の中にしまい込むように聞けば取り繕いのない単純な言葉に納得してしまう自分がいて。いつも周りから言われる同情の言葉の数々なんかよりも自分の内側にストンと落ちてくる感覚になればカメラを受け取り
…長谷川は凄い、真っ向から向き合ってくれるね。誰もそんなこと、してくれなかったんだよ。凄いね、お前の才能だね。(写真を見ながら言うと真っ白な自分が写っていてやはりそれは認めなくてはならない事実でこれからもそれと付き合わなくてはならないからこそもう一度相手に向かって
…俺が変じゃないってこととは繋がらないけど普通にはなれたのかな(他人礼儀のなくなった自分の言葉をぶつけて
>55 結城
(表面を取り繕ったような好意的な言葉でも、ひねくれた自虐的な言葉でもない素直な結城に一瞬面食らって)
‥かもしれないね(普通には、なれたのかなと言う切ない問いに穏やかに返し)
(結城の隣に座りなおし、背もたれに頭を預け真っ白な天井を見上げる)
俺はすごくないよ。真っ直ぐしか付き合えないだけだ‥嫌われたら、とか考えるけれど
嫌わないでくれと言う自信がないから打算的になれないんだよ(何もない宙に右手を伸ばし、空気をつかもうとしてやめ手をおろす)
結城さん嫌わないでくださいよ?(悪戯っぽく横目で見て)
>56 長谷川
(何も掴めず宙を切った相手の手を目で追うと一瞬自分の視線を下に降ろせば相手の目の前に立って宙を切った手を握って
ほら、掴めるよ。俺も長谷川もここに居るし、俺は長谷川を嫌ったりなんかしないよ(と言って笑えば相手の白い腕と自分の腕をやはり比べてしまうところがあるが見ないようにして言葉を続ける
嫌いになんかならない、長谷川が俺のことを信じてくれてる限りね
(まさか掴まれると思っていなかった右手を見つめ繋がれた掌からたどって先にある透き通るような表情を見据え)
結城‥あ、結城さん‥
信じる者は救われますかね?(信じることに臆病になった自分を嫌に感じながらも、信じないのは誠実でないと思い
信じるように言い聞かせ)
はーぁ‥怜ちゃんに怒られちゃうなー…結城先生をたぶらかさないでください!って(急に照れたようにパッと手を離しキッチンに向かう)
結城さん、恋愛小説でも書いたらどうです?俺は嫌いだけれど、結城さんの恋愛小説なら読みますよ(インスタントの美味しくもない珈琲に砂糖を大量に入れながら結城を見ることなく)
>58 長谷川
信じようとするのなら救われます(相手が自分を信じてくれないとしても自分が相手を信じていることに変わりはなくそれを遠回しに伝えてしまうのはやはり職業柄か、少しだけクサい言い方になってしまい
恋愛小説…経験がないのでかけないよ…書き出しは…?(書き出しがわかれば文が思いつくはずだと相手に書き出しを問いかけると珈琲の匂いにつられてそちらに行き
>59 結城
(救われると断言する結城を羨ましく感じつつ、「そうか」と納得し)
ん?書き出しか‥(気配を感じ振り向こうとするが、やはり砂糖を溶かす自分の手を見つめ)
僕は殺してしまった。…で始まる恋愛小説なんて、おかしいかな(自発的に行動することを禁じているかのように、ただ気配だけを感じ、気配に話しかけ)
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