忠犬穂乃果ちゃんと飼い主絵里ちゃんのお話【GL】

あ、ううん…やっぱ絵里ちゃんってスタイルもいいし綺麗だなーって
（変なところがあったかと聞かれればそういう訳ではないと首を横に振り、ただ単に相手の容姿に見とれていただけであったようで、憧れに瞳を輝かせながら相手を見つめていれば素直に思ったままに口にしてヘラっとはにかんだように笑っていて


（/真面目なんですね。感心感心。流石絵里ちゃんの本体様←）

そうかしら？…ちょっと照れるわね…（照れくさく笑えば相手の目を見て「穂乃果も綺麗って私は思うわよ？」と撫でてあげては、改めて着替え始めて）

（いや、真面目でバカですよわたくしは←）

そ、そうかな？でもやっぱ絵里ちゃんには負けるよー
（撫でられ、相手からの褒め言葉にはまんざらでも無さそうな表情を浮かべるが、同時にやはり大人の余裕のようなものを相手から感じて自分ではかなわないなと心から思ったことを口にして｢何を食べたらそんな風になれるんだろ…｣なんて相手を横目で見やり口にしながら着替えを続行していて


（/おお…辛辣ですね←）

そうかな？私は普通かと思うわ…
（そういっては「私は穂乃果に憧れたりするわよ？穂乃果の可愛いは皆が言う私の可愛いと違うから♪」と言って相手が口からこぼした言葉に「普通の和食とか洋食とか…まぁ健康にいいようにして食べてるわよ？」と言っては着替え終わっては髪を改めてまとめて）

（んっ!？読めないです←）

それって、穂乃果が子供っぽいって言ってる…？
（どちらかといえば相手は綺麗だとか色っぽいだとかそういった意味合いの可愛いという評価だろうかと推測すれば、それに対して自分はどうだろうと考えた時に、決して相手は馬鹿にする意味合いで言った訳ではなく、素直に褒めてくれているとわかっているのだがついついジト目で見ながらそんな素直じゃない物言いになってしまい、為になるなと相手の話を聞きながら相づちを打てば自身も着替え終えて


（/しんらつと読むんですよー！手厳しいとかそういった意味で使います←）

悪い意味で言ってはないからそんな目で見ないでよ…（子供らしいも多少は今思いながらも活発的で明るく皆を思うことを褒めたつもりだがジトっと見られて苦笑し、頷いている相手を見てはちょっと嬉しくなり「歯ごたえもいいものを食べたりするのも脳に刺激を与えるし、グレープフルーツの独特の苦味で食欲をある程度低下することもあるから食前にグレープフルーツまたはサラダに混ぜたりとかもダイエットとか健康にも良いわよ？」と癖なのか話し始めながらも髪をまとめ終わり「じゃあ行きましょ？」と言っては練習しようと場を移し）


（辛辣←これですね。つかってみるかなwktk）

なるほどー…流石絵里ちゃん、勉強になるよ
（詳しくも、熱の入った相手の解説に真剣に耳を傾けながら何度もコクコクと首を縦に振って、食事にも案外色々と気を遣うものなんだなと感心しては今度実践してみようかと考えを巡らせ、練習場でもある屋上へ向けて歩き出した相手の隣に並べば｢よーし、がんばるぞー！｣と意気込みを口に出しながら歩き出して


（/あんまり使う機会無いかもですが是非使ってみてください←）

今度暇があれば一緒に作るかしら？（優しく微笑み熱心な相手を見ては撫でたあとに「私も料理はちょっと苦手だから練習したいし」といったあとに練習の事を聞いては「私も頑張りますか」と微笑みながらも元気がでて手を握り「走っていく？」と聞いてみて）

（無理矢理で作りますよわたくし←）

えっ、絵里ちゃんも料理苦手なんだ？なんか意外だなー
（割と何でも出来そうなイメージのある相手が苦手と述べたものは自身も不得手なもので意外な一面に親近感を感じ、目を丸くして｢じゃあ今度一緒にお料理しようね！一人じゃ不安だけど二人でならきっと大丈夫だろうし｣何の根拠もないが大丈夫だろうと述べてにっこり微笑み｢うん！それじゃあ屋上まで競争だよー｣走っていくかという相手の問いに乗り気でそう口にしては手を離して相手の返事を待たず先に走り出して


（/おお、やる気ですね←）

私だってできないことあるわよ？（苦笑しながらも「たしかに一緒なら心強いわね？じゃあ一緒に今度つくりましょ？」と言ったあとに走って行く相手に「ちょっ競走!？」と追いかけて走っていくが階段で少々息を切らしていて）

（まちがえたぁ←）

絵里ちゃん早くー！
（一足早く屋上の扉の前に着いて、少し遅れ、息を僅かに乱して階段を駆け上がってくる相手とは対照的に平気な顔をして手をブンブンと振っていて


（/どうしましたぁ？←）

ちょっと…穂乃果はやっ…ひゃっ!？（走りながらもちょっと疲れて最後の段でつまずき相手にぶつかってしまい踞っては「ごっごめんなさい」と言っては相手を見て無事か確認したく）

（しんらつをしつらんっていってしまったですだよ←）

絵里ちゃん、危ないっ…うわぁ！？
（急にバランスを崩した相手に驚き、素早く反応をすれば受け止めようとするが、自身よりも体格のいい相手を支えきれず後方に倒れてしまい｢あいたたた…大丈夫、大丈夫｣上体を起こせば謝罪をしてくる相手へと平気だとアピールするように笑顔を見せては手をヒラヒラ振り

（/可愛い間違いですね←）

本当ごめんなさい…（相手を押し倒したのかと思ったがぶつかっただけですんで大丈夫かとちょっと思ったのと本当に怪我していないかじっとみて「どこか痛いところある？」とまだ心配してしまい）


（可愛いって言葉になれちゃうですよ!!）

大丈夫！どこも痛く…っ、ないよ
（尚も気遣い、心配をしてくる相手へとこれ以上心配をさせないようにと勢い良く立ち上がると、足首に激痛がはしり一瞬声を詰まらせるが、きっとこのことを知ったら相手は責任を感じて自分を責めることだろうと考えれば我慢をし、ピースサインをして笑い平気な風を装い

…今の間は何かしら？
（少し違和感のある間を感覚を聞いては気にして目をみて言わせるつもりで聞いては「やっぱり痛めてるでしょ？…今から保健室行くわよ？」と言って手を掴み真剣な顔で）

や、やだなぁ、絵里ちゃんってば、平気だって言ってるじゃん
（相手の真剣な様子に気押されながらも、強情にも平気だと言い張ってみせては屋上側へとグイッと手を引いてみせては｢ほら、早く練習しようよっ｣なんて痛みを堪えながら強がり口にして

…嘘ついていたら料理じゃなく一緒に勉強ですからね（と言っては穂乃果は無理しているのがとても心配し一応信用してついていき「じゃあ帰りに接骨院に」と言ってはまだやはりかなりの信用して）

べ、勉強…
（勉強という言葉にギクリと足を止めて相手をゆっくり振り返ればあからさまに動揺している様子で視線さまよわせていて｢…あっ、い、痛い、急に足首痛くなってきた｣なんて今更わざとらしく痛いとアピールを始めて

今痛いの…てことは我慢してたの？勉強決定かな？（痛いと聞いてはやはり嘘をつかれていたと思い言っては「まず我慢してたの知ってるんだからちゃんとしなきゃダメよ？」と鼻をつついたあと本当に接骨院行くかと思い）

だって絵里ちゃん絶対心配すると思ったから…
（嘘をついていたことを注意されて拗ねている様子で唇尖らせては相手に心配をかけたくなかったのだと述べて｢あ～あ…結局今日は練習お預けかぁ…｣この痛みでは致し方ないことだが練習が出来ないことを残念がっている様子で

心配はするわよ？大事な人だし…当たり前でしょ？（苦笑しながらも撫でては「心配させたくないのはわかるけどできたら言ってほしい…尚更心配しちゃうし…」と言っては残念がってる相手に「じゃあ今日にする？一緒に料理」と聞いて）

うん、そうしようよ！…なんだか皆今日は予定が合わないみたいでどっちみち練習はお休みみたいだし
（練習が出来ないことによる先ほどまでの落ち込みが嘘のようにご機嫌な様子で、相手との料理を今から楽しみにしていて、ふと携帯を確認すれば予定の合わないメンバーが多く人数も揃わないため練習を中止にする旨のメールが届いており｢ちょうど良かったかもね｣相手の方を向き今日ばかりはこれで良かったかもしれないと笑いかけて

そうだったのね…まぁ仕方ないわね（苦笑しながらも料理は同じく楽しみで「あと病院行くわよ？」と言っては真剣な顔で言ったあとに「今日は何を作る？」と聞いては作る材料も買ってこようと思っていて笑ってる相手に癒されては優しく撫でて）

えっ、病院…
（正直面倒だと思う一方で病院に対する苦手意識のようなものがあって目に見えて渋い顔をして｢これぐらい湿布とか貼っておけば大丈夫だよー。それより穂乃果早く絵里ちゃんとお料理したいな｣病院行きだけはなんとしても避けたいようで相手に甘えるようにそう口にしては抱きついてみて

そう病院（苦笑しながらも嫌だって言った顔を見て抱きつかれたのと甘い言葉を聞いてはドキッとなりながらも「じゃあ二週間ぐらい穂乃果は練習禁止かしらね？」といったあとに「とりあえずどっちの家で作る？よければ私の家でいいかしら？」といっては「サポーターやテーピングしてあげるから」と言って）

穂乃果はどっちでもいいけど、絵里ちゃんがそう言うならお言葉に甘えちゃおうかな
（特にどちらの家でするという希望は無かったため、誘われるままに相手の提案を受け入れれば手を繋ぎ歩き出そうとして｢…本当に二週間も休まないと駄目…？｣歩きながら先ほど相手に指定された期間を思い返しながら問いかけ

じゃあそうしましょ♪（手を握ってはまたドキッとなりながらも「何作る？」と聞いたあとに「これでも短いのよ？二週間以内に直せなかったらちゃんと休みなさい」とお母さんのような感じに言って）

うーん…何がいいかな？…そうだ！絵里ちゃん、あれ教えてよボルシチ
（作りたい料理と聞かれても普段あまり料理をしないため、パッとは思いつかず真剣な様子で考え込んで小さく唸り、それからふと、以前相手が得意だと言っていた彼女とも縁のあるロシアの郷土料理の名前を出して｢はーい…｣少し不服そうに唇をとがらせながらも渋々ながら了解して

ボルシチね？じゃあビーツの缶詰買わなきゃ（微笑みながらも得意だからかちょっと楽しみそうにしていてはビーツの缶詰以外に何か買うのかと考えていて、「よろしい…あと…本当にごめんなさい…」やっぱり気にしてしまい相手の顔をチラっと見て）

これ以上謝ったら穂乃果本当に怒っちゃうよ？本当にもう気にしてないから、ね？
（未だに自分に責任を感じているのであろう相手にこれ以上気を遣わせないようにと敢えて突き放すように言っては、再び気にしていないからと告げて緩く微笑み

おっ…怒るのは嫌ね…（ビクッとしては苦笑していて「それじゃあ料理の話をしちゃいましょうか」とあらためてうなずきメモを取りだし何を買うかと書き始めていて「ボルシチ以外にもなんか作る？」とせっかくだからと聞いてみて）

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

ボルシチの他かぁ、何がいいかな？…それじゃあ、サラダなんてどう？
（他に何を作ろうかと聞かれれば、少し考えた後にせっかくならば付け合わせとしてサラダを用意したらどうだろうかと提案をしてみるが、普段料理をしないためどんな種類のサラダがいいかまではわからずアバウトにサラダとだけ言うのみで

（/すみませんエラー起きて連続で送信してしまいました）

サラダかぁ…なら簡単なマセドアンサラダにすれば材料は十分かしら…（ちょっと考えていながら十分な量だったらと決めては「ではちょっと買い物に行きましょうか」と言って手を差し出して）

おおっ…よくわかんないけど美味しそうだね！
（聞き慣れない料理名に、目を白黒させてただ感嘆するばかりだったが相手が勧めるのだからさぞかし美味しいのだろうなと考えれば期待に胸を弾ませて、差し出された手を握れば軽い足取りで相手の隣を歩き

簡単に作れるからいいかなって（微笑みながらも「マセドアンってのは「さいの目」って意味なんだよ」と言っては手を捕まれて歩いていけば「あとは家についたら湿布ね」と言って）

へぇ、絵里ちゃんって物知りなんだねー
（サラダの名称について説明されれば博識な相手に素直に感心している様子でキラキラと瞳を輝かせていて｢その前に買い物だよね？やっぱり街のスーパーとかがいいかな？｣帰ってからの予定を話す相手へとその前に材料を買いに行くのではないかと問いかけつつ買い物ならどこがいいか考えていて

そうかしら？（物知りと言われてはまだ知らないこともあるかと思い言ったあとに「まぁ…スーパーだよね？」と言ってはあることを願い目指していては足のことは少し気にしていながらも気にしたら嫌われると思い聞かないことにして）

じゃあ行こうっ
（行き先が決まれば張り切ってそう宣言して、スーパーのある方向へ足を向け｢っう…｣しかしまだ完全とはいかないようで踏み出した足に痛みが走れば相手に聞こえないぐらいの声で小さく苦悶の声を漏らし、軽く足を引きずりながら歩いていて

そうしましょう（そう言っては相手が足を引きずっているのを見ては「急がなくても大丈夫だから…ゆっくり行きましょ？」と言っては心配も少しはあるが悪化させてはダンスがあまりできなくなるのではないかと考えてせめてこれぐらいはと言って）

えへへ、ありがとう絵里ちゃん
（ゆっくり行こうという相手の言葉がこちらを気遣ってのものだとわかれば微笑みを浮かべお礼を述べれば、腕にギュッとしがみつき｢こうしたら少しは楽だよ｣と屈託のない笑顔浮かべて言ってのけては相手へと身を預けるようにして歩みを進めて

どういたしまして♪（微笑みながら言った後に腕にしがみつかれては「じゃあこんな感じでしばらく歩く？」と聞いては委ねられてるのがまたちょっとうれしく、優しく撫でてあげて）

えへへ、うん！
（頭を撫でられれば嬉しそうに瞳を細めて微笑み浮かべて、相手の優しさに感謝しつつご機嫌な様子で寄りかかって歩みを進めていて｢お店はあそこでいいよね？｣しばらく歩けばスーパーが見えてきて買い物をするならあそこでいいか問い掛けて

…可愛い…（ご機嫌になった相手の笑顔を見ては内心で言ったつもりが小声で呟いてしまったあとにスーパーの事を言われて「ん～…まぁいってみましょうか」と言ってそのまま中に入って辺りを見渡していてビーツはどこにあるか探していて）

そういえばボルシチって何が必要なんだろう？普通にこういうお店に売ってるもの？
（店内へ入り、早速買い物をしようと思い立ったところで相手をくるりと振り返っては、そもそもボルシチがどんな料理で材料には何が必要なのかすらわかっておらず無難にスーパーにやってきたのだが、果たしてここだけで揃うものなのだろうかと今更気にし始めていて

色々あるけど基本的にはビーツが必要かしらね？（大体の材料は家にあるはずと自信があるのか言ったあとに「好きで色々の野菜も入れたりもいいかもね？」と聞いては「ピーマンとか入れる？」と聞いてみて）

い、いやぁ…普通にレシピ通りでいいかなって…
（お好みで入れてみるかと聞かれたのがよりにもよって自分の大嫌いな食材で、冷や汗をかいて苦笑を浮かべながらそれだけはどうにかして回避しなくてはと、相手の提案を受け流していて

そう？わかったわ？（苦笑した相手に嫌いなんだと思い嫌な思い出にしてほしくないと思い普通のレシピ通りにしようと思い、「じゃあビーツの缶詰かしらね？」と言っていて缶詰販売所に行こうと思っていて）