ぬっしー★ 2014-11-24 04:45:12 |
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ん?
(部屋を出ていこうとすると突然手をつかまれて制止させられて、相手が自分より先に部屋を出ていこうとすると自分もそれについていき、「コーヒーはここ」とコンロの上あたりの戸棚から取り出して
(ありがとうございます
「ありがとう…」
コーヒーを受け取りお礼を言うと、コップの中にコーヒーを入れお湯を注ぎ「……お兄ちゃんってさ、勿体ないよね色々と…」と言いながら置いてあった砂糖とミルクをコーヒーの中に入れスプーンでゆっくりかきまわす。
どういたしまして
(コーヒーを相手に渡すと不意にお礼を述べられて上記を述べて、コーヒーに砂糖とミルクを入れて混ぜる相手とは相反して自分はガッツリブラック派なのかコーヒーに何も入れず飲み始めると相手が呟いて「もったいないって…なにが?」とその言葉の意味を分かっていなくて
「…だって、背が高くてお兄ちゃん見たいに優しい人、そうそういない気がするけどね?……まぁ、顔はまあまあだけどね」
と、一言余計な事を言うとコップを両手に持ち、猫舌なのか、ふぅ…ふぅ…と珈琲を冷ましながらちょびちょびと飲み始め、チラリと相手に視線を向ける。
ほう、お兄ちゃんはブラック派なのか…。と相手が砂糖もミルクも入れない様子を見て心の中で小さく呟く。
…お世辞言っても何も出ないし、最後のはどういう意味だコラ
(コーヒーを冷ましながらこちらに視線を向ける相手が言えば、相手の額に己の拳をゴチンと軽く一発、コーヒーを啜りながら、ふと時計を見てみるとバイトの時間が迫ってきていて支度をすると「美夏、今からバイトに行ってくるから」とコーヒーを飲みほして「鍵かけろよ」と早々に玄関へ向かい
「いったーい」
叩かれた額を抑え、膨れっ面で軽く相手を睨みながら見つめる。
バイトがあると言って、支度をしている相手の背中をコーヒーをもちながら見つめ「…バイトって…帰りは?何時?」とそっと問いかける。
帰りは…11時くらいになりそうだな
(相手に問いかけられれば時計を見て少し考えるようにして、自分の中で答えが浮かべば上記を述べて、靴紐を結び終えれば「ファミレスは24時間経営だから仕方ねえよ」と自分が働いている場所は24時間営業なので仕方ないと言い「じゃあ行ってきます」と出ていき
「…いってらっしゃい」
ふーん、ファミレスか…。
行ってしまった相手の背中を見送ったあと、玄関の鍵をそっと閉めて、部屋の片付けをし始める。
それから一時間…二時間…。と、剛がバイトへ出掛けてから時間が過ぎ、ようやく終わった部屋の片付け。…うん、我ながらなかなかいい感じに片付いた。
殺風景に近かった部屋が一気に可愛らしくなり本人的にも満足のいく部屋へと変わった。
コップを荒い、お風呂を掃除し、洗濯も回し…ちょくちょく間違ってはいるものの、なんとか家事をすべてやりきり、休憩をしようと横になる……がしかし、十分後……。
「凄い暇なんですけど…」
時計を見れば夕方の六時過ぎ…。ぐぅぅぅっとお腹が悲鳴をあげている。
そう言えばお昼食べてないや…。
暫くボー…っとしていると、ふと良いことを思い付く。
お兄ちゃんのバイト先へいっちゃおっかな~
働いている所を見てやろう。すぐに着替えを済まして部屋をあとにする。
よし、やりますか
(ファミレスの制服に着替えればシフトの時間になったので店の中に入り、早速店に客が来れば「いらっしゃいませー」と席に案内して手際よく接客をして、夕方を過ぎてあたりが暗くなればそろそろ客が多くなるころ、気を引き締めなおすと早速店に客が入ると「いらっしゃいま…」と来訪者に驚愕して
「…いらっしゃいました~」
ニッコリ。まさにこの言葉通りの満面の笑顔で相手の目の前に立つ。
部屋を出てから、道に迷いながらも相手の働いているファミレスに無事つくことができ、少し冒険してきたような達成感が溢れ思わず店の前で小さくガッツポーズをしてから中へはいったのだった。
中にはいれば、自分の姿を見て驚愕している相手の姿があり顔を見て笑うと、暫く見つめたあと「ほらほら、お客さまを待たせちゃ駄目だよ?おにぃちゃん?」と、小さな声でニヤリと笑いからかうような口調で言って急かす。
お兄ちゃんって誰のことですかね~
(からかうような口調でせかされればこの場はシラを切り通そうかと思い、上記を述べて、「こちらになりまーす」ととりあえずは相手を席に案内して、「ご注文がお決まりになったらおよび下さい」と早口で言えば早々にそこから立ち去り、
「ふふ…はーい」
しらを通そうとする相手をニコニコと笑いながら見つめ、少しふざけた口調で返事をする。
面白いな、本当。
暫く何も注文することなく相手の働いている姿を水をのみながら何処か楽しげに見つめる。
んー…流石にお腹すいてきたな…。このまま何も注文せずに相手の働いている姿を観察していようと思ったが、流石にお腹が空いてきてしまい机の上にある呼び鈴をならす。
【本体】
すみません‼遅くなりました‼
…
(呼び出しのベルが鳴るとそこには相手がほかの人に頼もうとは思ったが誰もが接客中で諦めたように相手のもとへ向かって、観念したのか「ご注文はお決まりですか?」と言った後「何しに来たんだよ?」と耳元で問いかけて
…別に?暇だったから、お兄ちゃんが真面目に働いてる姿が見たかっただけだよ?
(“暇”という言葉を強調させ、ニコニコと笑いながら相手の顔を見つめる。夜まであの狭い部屋に一人でいるのが“寂しい”だなんて言えるはずもなく…あくまでも暇で、ただ働いてる相手をからかいに来たと言うことを言い、相手の額に軽くデコピンをすると、注文し始める)
そうかい
(「暇」を強調させながらニコニコと笑ってくる相手に上記を述べながらも「冷やかしだなこの野郎…!」と言ってこちらの額にデコピンをすると、「なにすんだよ」と相手に強めのデコピンをし返して、注文し始める相手に「旬のキノコグラタンで…」いいか?と言いかけるが相手はあくまでも客、前記の言葉を続ければ相手のことなので言い直させられるだろうと勘ぐって「ご注文は旬のキノコグラタンでよろしいでしょうか?」と心の中では少し屈辱であって
痛いな~…お客様に暴力は駄目だよ?
(おでこを押さえ少しいじけたような表情になり、軽く舌をだし頬杖をつくとニコニコと笑いながら「はい、以上でーす。あ、あと…ドリンクバーもお願いします」と少しふざけた口調で言って相手の表情を見つめ可笑しそうにてをクスクスと口を押さえて笑う。)
うるせー
(額を押えながらいじける表情をするもニコニコと笑いながらふざけた口調で言った相手に少し苛立ちを覚えながら上記を述べて、厨房にオーダーを述べれば十分ほどでグラタンが出来上がり、相手のもとへ持っていけば「お待たせしました」と述べては「これ食ったら帰れよ」と耳元で囁いて
………
(再び耳元で囁かれれば、その距離に少し恥ずかしくなり、さりげなく少し離れるように動く。そして、相手の顔をジー…っと見つめると「…やだ」と一言そう呟き、ふんっ!顔をそらす。そして、相手の顔を見ずに、テーブルの端に置いてあるスプーンをとり小さな声で「…お兄ちゃんと帰りたい…一人にしないで」と言って、チラリと一瞬相手を見れば直ぐに目をそらし、グラタンに手を伸ばしまだ暑いにもかかわらず口に運んでしまい暑かったのか顔をしかめて口を押さえ涙メになる)
はぁ?
(こちらの顔を見つめると鼻を鳴らして顔をそらす相手の態度にカチンときたのか、小さな声でこちらを一瞬見てくると「ガキじゃあるまいし、一人で帰れるだろ?それに帰りは11時だって…」と言いかければ相手がグラタンの熱さにビックリしていると「おいおい、ほら水」とコップを差し出して
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