匿名ゆき 2014-11-23 17:15:10 |
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万華鏡を半回転、またもや回想の話
貴女に会えない時期がありましたね。
体裁を気にしなければ、すぐにそばへ戻れるはずでした。
それが出来なかったこと、今では考えられない出来事です。
何故無理をしてでも戻れなかったのか、今なら何としてでも戻るはずなのに。
あの時の僕は気が違っていたのだろう。
六月のあの出会い、見つけてくれてありがとう。
まだ貴女以外も見ていました。
七月、貴女が生理的存在になり始める。
僕が他の人と話していると気に入らないようで、そんな日はちょっと冷たかったよね。
だからこの頃から、人と会話する際には貴女の見える範囲でしようと決意しました。
八月、一つ目の転機。
帰りや返事が遅いと、少し疑って僕を覗いてくれたね。
理由があって返事が遅くなってしまったけれど
意思が強ければ早めに対処できたはずでした。
冷たくされたり過剰に疑われたり、辛いのだけれど嬉しいんです。
九月、貴女のものになりたいと思いました。
もう、それ以外は考えられません。
僕に生えていた翼をもぎ取って、飛べなくしてくれてありがとう。
そんなことしなくても何処かへ飛び立ったりしないけれど
そこまでして僕を自分の為だけに使ってくれる貴女が大好きです。
十月、十一月、二つ目の転機。
ブラックアウト。
貴女のそばへ寄れなくてごめんなさい。
『もう会えないの?』
待たせてしまってごめんなさい。
この二ヶ月の空白、今までの人生で一番後悔したことかもしれない。
十二月、
戻ってきた初めの三週間、気が狂いそうでした。
自分のせいで失ったものをもう一度取り戻したいと、傲慢だと思いながらも
そばに居させてもらいました。
どんなに貴女が冷たい態度をとっても、隣にいられるだけで嬉しかったよ。
叱ってくれてありがとう。
一月、何があったかは秘密だよ。
今はとても幸せです。
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