丸井 ブン太 2014-11-18 11:45:49 |
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なら俺の隣に立つな。
…、寝る前に答えな。さっきから弟になりたいのか知らねぇけど、お前は俺の弟でいいの?( 自分に寄り掛かる彼を両腕で抱き締め肩に顎を乗せては拗ねた様に唇を突き出して )
え、んじゃ何処に立てばいいんすか。
へ?……はは、先輩拗ねてんの?かーわい…俺別に弟でもいいっすよ。俺の気持ちは変わんねぇし、今よりずっと一緒にいられるし。だから俺はどっちでもいいっす(拗ねた様子の彼を見ては擽ったそうに微笑みながらクスッと笑い彼の首に腕を回し頭をぽんぽんと軽く撫でてふわりと微笑んで)
俺から10メートル離れた所に立て。
そりゃ拗ねるっつーの。ずっと一緒に居れるのはいいけどさー、何か違うじゃん。手出せなくなるじゃん。…だ、だから俺はお前を弟にしてやんねぇよ。( 小さく息を漏らし不満露に続けるも頭に乗せられた手に瞳見開き一瞬言葉を詰まらせては 宥められている今の状況が何と無く気恥ずかしくなり肩から離れて )
は、それ丸井先輩のこと見えないじゃん…。
まぁ…確かにそうっすけど。手ぇ出せなくなるって…別に俺が出すから気にしなくていいんすけどねー。んじゃあ彼女にはなってくれるんすか?(離れた頭に不満げに口を尖らせながら預けていた体を起こし頬を掻きながら彼の方に体を向けて面と向かって彼を見つめ首傾げて問い)
目凝らせば見えるだろぃ。
お前が俺に手を出せるのか疑問。っ、えー…彼女?…彼氏だったら考えてやってもいいけど。( 正面から此方を見据える真剣な眼差しに僅かに狼狽えるも彼の“彼女”発言に違和感を覚えては後ろ髪を掻きながら視線を他方に向けて )
せめて30せんちでお願いしますよー。
出せますよ、先輩が反抗しなかったら。だってそしたら俺彼女になっちゃうじゃないっすかー。(視線泳がせながら言う彼に口を尖らせたままじりじりと詰め寄って不満げに告げて)
ばか、近いだろぃ。
反抗しちゃうかもな。…もういいじゃん、お前が彼女で。( 少しずつ詰め寄ってくる彼に反射的に片手を伸ばせば額を押し返して )
そんぐらいが丁度いいんすよ。
ほら、だから手ぇ出せないんすよ。怖いし。………俺が彼女でいいんすか。程遠いんですけど…。(明からさまに不満げな顔しながら押し返す彼に反抗するようにどんどん詰め寄って)
そうやって良いとこも悪いとこも持ってっちゃうんすね。まぁ、丸井先輩の優しさだと思って次取れるように頑張りますよ。
駄目だな、離れろ。
赤也は俺にビビっちゃってるわけだ。笑える。……俺だって彼女には程遠いもん。っ…何だよ。( 押し返す力を物ともせず少しずつ詰め寄ってくる彼に訳が分からず困惑して )
…まぁ次も頑張れっつーか、次>500って。すげぇな。
ちぇっ、ケチ。
アンタが乱暴的なのが悪いんすよ。多分。…んな事ないっすよ。女装したら可愛いんじゃないすか?何って…くっ付きたいだけっすよ。(困惑している彼を見て一度止まっては真っ直ぐ彼を見つめたまま真顔で発言し)
はーい。っすね、頑張ろ。
真田よりはマシだろーが。まぁ確かに俺は女装だろうが何でも似合っちゃうけど。……好きにすれば。( 彼の言葉を聞き気が変わったのか額に添えていた手を離しては顔を背け目を伏せて )
真田副部長は次元が違いますって。そうゆうところは自慢気に言うんすね先輩は。へへっ、じゃあ遠慮なくー。(額から手が退いたのを確認すれば嬉しそうに笑みを浮かべてそのまま彼の胸に吸い込まれるようにぎゅっと抱き着き)
真田に言ってやろ。だからと言って女装しようとは思わないけど。…何、お前甘えてんの?( “暑苦しい”と吐露しそうになるのを自ら押し止め背後のベッドに背を預けて寄り掛かればぽんぽんと頭撫でやり )
え、ちょっ今の無し無しっ!似合うんじゃないっすか?海原祭の時やって下さいよ女装。…んー、丸井先輩補給〜(甘えているとは認めたくなかったのか少し考えてから発言し抱き着いたまたま撫で受けして)
今更撤回とか無理だから。……気が向いたらな。補給って…不足してたのかよ。( 早くも撫でる動作に飽きると力無く手を下ろして )
まじ困りますって!俺殴られちゃいますよっ。わーい、んじゃ期待しとくんで。そうっすよー……ねぇ先輩の事食べてもいい?…なんちって〜(彼の胸元から首筋に移って首筋に口元近づけながら冗談交じりに呟き)
殴られ慣れてるじゃん。…う…お、俺は高いけど。( 彼の吐息が鎖骨に掛かり体強張らせつつ見下ろすもそれが冗談と分かれば肩の力を抜いて )
いや、慣れてても嫌っすよ。…ふーん、どのくらい?(彼の肩の力が抜けたのを感じ取っては口角上げながらまた冗談交じりに聞いてみて)
嫌なわりに何時も殴られてんだな。……ひゃくまん。( 高いと言ってみたはいいものの答えが中々思い浮かばず暫しの沈黙の後 彼には到底支払えないであろう金額を告げて )
殴られたくて怒られるような事やってないっすからね?…ははっ、五千円ぐらいだったら払おうと思ってたんすけど流石に高ぇや。(子供様な返答する彼に苦笑いを浮かべながら彼から少し離れて頬を掻き上記を述べて)
え、そうなの?構って欲しくてやってると思ってた。…五千円とか安過ぎだろぃ。……あー腹減った。今から作るけど何か食う?( あまりにも安過ぎる値段に睨む様に目を細めつつ彼を押し退け立ち上がると腕捲りしながら問い掛けて )
そんな俺は甘えん坊じゃねぇっすよ。あんたは金持ちか、つーか五千円で結構買えますよ何でも。んー、別に何でも…丸井先輩の得意料理!(不服そうな彼を見て口を尖らせながら安くないと抗議し立ち上がった彼を見てから考える素振りを見せ人差し指立てながら答えて)
赤也は結構甘えん坊だろ。五千円とか菓子買って終わりじゃん。…あー、なら一緒に作るか?俺のお手伝い。( 何を作るかは冷蔵庫見てから決めようと考え直し 折角だからと提案告げれば立ち上がらせるべく彼へと手を伸ばして )
忙しいとかそんな理由ならいいけど。何も言わねぇと何かあったんじゃないかって心配するだろうが。……お前、受験の時来れなくなるってちゃんと言う奴だったから尚更心配。
待っててやるから来いよな。
うわ、俺とした事がやっちゃった…。先輩に何にも言わずに一ヶ月?近く顔出さなくて、本当にすんません。えと、多分言い訳にしか聞こえないかもしんないっすけど…部活と勉強に追われてて…ちょっと顔出せませんでした。心配かけてすんません。あと、待っててくれてありがとうございます。
んでもう一個謝んなきゃなんすけど…一回蹴りますね?先輩と行きたいとこあるっていうかなんていうか。んじゃ返事待ってますから。
ん、やっちゃったな。まぁ忙しいだけなら良かったよ。大変だろぃ、毎日お疲れ。……でもちょっと心配した。そんだけ。もう全部気にしてねぇから謝んな。
……で、俺と行きたいとこあるって?…行ってやってもいいけど。
ん、気にしてないならもう謝んないっすよ。んじゃ以後気をつけます。心配してくれたとか…俺幸せもんっすね。なーんちって。
わーい、んじゃ俺とお祭り行ってくんないっすか?勿論浴衣で二人で花火とか見ながら!
おーっ、いいな祭り!食いもんあるし行ってやるよ。待ち合わせといてやるから俺がナンパされる前に早く来いよな。
( 紺色の浴衣を身に纏い、待ち合わせした時間より少し早めに鳥居の下へとやって来れば中々姿を現さない彼に退屈そうに手持ちの巾着をゆらゆら揺らし )……遅ぇ。
言うと思った。大丈夫っすよ飛んで行きますし、ナンパされたって良いように扱き使うんすから大丈夫っしょ丸井先輩は。
丸井せんぱーい!…はぁ、はぁ…すんませんっ。待ちました?(灰色の浴衣に身を包んでは動き難いのにも関わらず待ち合わせ場所である彼の待つ鳥居へと全速力で向かって息を切らしながら手を振り着くなり手を膝に置いて呼吸整えながら謝って)
おまっ…お前な、ちょっとは心配しろよ。
んなに待ってない。…っていうかお前は身なりを気にしろぃ、肌蹴てんぞ。( 此方へ駆け寄って来る彼に気付き僅かな安堵の息を吐いた後、下駄の音を鳴らしながら自ら歩み寄り彼の襟に手掛ければ浴衣直してやり )
一応心配してますよ、ちゃんと。
なら良かった。へへっ、ありがとうございまーす。んじゃ…行きましょ?(浴衣を直してくれる彼を見ながら照れた様に笑みを浮かべて頭を掻き感謝を述べて、直ったのを確認しては彼の方に首を傾げながら手を差し伸べて)
うわ、酷いっすよ。
んー、何食いたいっすか?焼きそば、たこ焼き…あ、りんご飴とかいいっすね!(彼の手が重なれば嬉しそうに握って歩き始め、一言聞いては片方の手を顎に添えながら楽しそうに提案し)
悪い、…拗ねただけ。
よっしゃ、今言ったやつ全部ー!赤也の奢りでシクヨロ。( 彼の提案に頷いては待てないとばかりに握った手を引き、屋台を目指してずかずかと前へ前へと歩いていき )
ふーん、子供っすね。
はっ⁉︎…ちょっ、あーもー!今日だけっすからねっ!(引っ張られるのと同時に彼の発言に驚きを隠せず嫌そうな顔をするも諦めたのか溜め息付いてから力なく引っ張られて行き)
中学生だもん。
今日だけ今日だけ。……おっさん、わたあめとりんご飴と…それからそっちの焼きそばとたこ焼き!( 沢山並ぶ屋台に表情綻ばせながら駆け寄ると繋いだ手をぱっと離しあれやこれやと指差し選んで )
俺より年上っすけどね。
はぁ、まったく…ってはぁっ⁉︎(楽しそうに注文する彼を半ば呆れた様な表情で見守っていては自分の言った物より数が増えているのに気付き驚き目を見開いて彼を見つめて)
…うっせ。
?…何してんだよ。早く金出せ。( 器用に両手に食べ物を持ち彼を見るも驚き固まっている様子に頭に疑問符が浮かび 肘で軽く身体を小突いては不思議そうに小首を傾げて )
へへっ、だって本当のことじゃん。
…はいはい、おっさんいくらー?(顔を引きつらせて笑顔を保ち文句言おうと思うも彼が幸せそうなので諦めた様に肩を落とし口を尖らせながら財布開けて言われた金額を払って)
んだよ…、お前だって餓鬼だろうが。
サンキュー、赤也。んじゃ、花火見に行くか。( 払い終わるのを待ちながら時計にちらりと視線向け、花火が上がる時間が迫っているのに気付いては“どっか良い場所ねぇかなー…”と呟きわたあめにかじりついて )
それとこれとは別っすよー。
いえいえ、これっきりっすからねー。あ、場所なら問題ないっすよ!仁王先輩にとっておきの場所教えてもらったんすから!(呟く彼を見ては誇らしげに微笑んで告げて「こっちこっち!」と手を軽く引きながら先導して)
あー…暑くて死にそう助けて赤也。
…仁王なら良い場所知ってそうだな。でかした赤也!( 自分が彼に先導されるのを珍しく感じ口許に笑み浮かべながら引かれるままについていき )
俺にどうしろって言うんすか…。
しんぴょうせいは無いっすけどね。まっ、大事な先輩とのイベントっすから。(顔だけ彼に向けてはにっとはにかみ明かりが少なく人気が無い見晴らしの良い所に出ては立ち止まって)
別にどうもしなくていい。あー…春来ねぇかな。
大事な先輩…ね。( 彼の発言ぽつりと繰り返してみては一気に気恥ずかしさ押し寄せ 顔が熱くなるのを感じると誤魔化す様に辺り見渡し、人気の無さや眺めの良さに満足げに鼻を鳴らして )…こんな場所あったんだな。
あっそーですか。春って…来年になんないと来ないっすよ。
でしょ?真っ暗だけどすげぇ花火見えるって仁王先輩言ってたんで。(彼が呟いて顔を赤くするのを目撃してはこちらも恥ずかしくなって顔を背けながら着いた場所に早口になりながらも自慢げにはにかんで。)
……何か、生意気。…早く来年になんねぇかなー。
…あ、花火もうすぐじゃね?( 照れくさそうな彼を横目に見晴らしの良い適当な場所に座ると買った焼きそば食べながら夜空を見上げて )
正直返すの迷ってたんすよね。
こんな日にち開けてのこのこと返して今まで開けてた期間とか考えてたら先輩怒ってる筈だしもしかしたら俺の事嫌いになってるかも…って。だから怖かったつーか逃げてました、先輩から。
でもちゃんと待ってくれてたんだなって…また寂しい思いさせたんだなぁって…むちゃくちゃ後悔したし、愛されてんなぁって思ったんすよね。
だからもし先輩が俺の事まだ想ってくれてて俺にチャンスを与えてくれるなら、もう一度俺と一緒に居て下さい。
こんなヘタレ野郎でも一発殴られるくらいの覚悟は、出来てますから…多分。
んじゃ返事待ってますね。
俺はお前がずっと忙しいんだと思ってた。忙しい相手に催促したらそれが負担になるだろぃ。だから今まで上げないで待ってた。再募集を匂わせた書き込み残したのは正直賭けだったけど、見事お前を釣れた俺って天才的。
…もし本当に怖くて逃げてたっつーなら、それは俺の所為だ。今までの俺の態度がそうさせてたんだ。多分、赤也は悪くねぇと思う。…でもだからって俺は今の状態を変えるつもりはない。こんな俺でもいいなら…傍に居ればいいだろぃ。俺は、へたれ野郎でもまだお前の事を想ってるつもりだけど。
ほんとごめんなさい。それ先輩の優しさって俺知ってるし…上げないでずっと待っててくれてありがとうございます。そうっすね、先輩にまんまと釣られましたよ。
は、違いますよ!先輩は悪くねぇんすよ、俺がちゃんと向き合って話さなかったから悪いだけで…丸井先輩は何も悪くないっすよ。
勿論、今のままの丸井先輩で良いっすよ。俺の事想ってくれてて待っててくれてた先輩なら何処までもついて行くっす。だって俺先輩のこと大好きっすから!
ぅ…こ、怖くないっすよ!男に二言は無いんすから、覚悟は出来てます。目ぇ瞑ってますんで思いっきりいってください…!(強く目を閉じて)
真田の鉄拳よりはマシだろぃ。……ん。( 殴った手を軽く振って満足感に浸れば彼の襟元掴んで引き寄せ、これまた無防備な唇に自分の唇を重ね合わせて )
まぁ、そうっすけど……え、んっ…。(頬を摩り続けていれば襟を掴む彼に対応出来ず引き寄せられるがまま唇が重なり頭が回らず呆然と立ち尽くしたまま数回瞬きを繰り返して)
っ…は、目開けっぱなしかよ。色気ねぇな、赤也。( 突然の事に対応出来ない彼に口端上がり、重ねた唇をそっと離せば何か理由付けるべきかと思考巡らせるも浮かばず正直に告げて )…特に意味はねぇよ。気紛れ。
…あんたの気紛れは本当に突然だから心臓保たねぇっすよ。それに急にそんなんされたら誰でも見開くって。(そっと離れた彼を見届けてはゆっくり先程まで触れていた唇に手を添えて恥ずかしそうに頬を染め照れ隠しに唇を尖らせて)
いや、別にいいっすよ…。(擽ったそうに顔を強張らせては彼を見つめて「俺も…したいんすけど…。」目を細めてじっと見つめ続け)
…は?え…いや、っ…えーっと…。赤也に出来んの?( 自分を求めるのは予想外らしく瞳を揺らすと出来るだけ平然を保ちながら手を引っ込めて )
は、丸井先輩俺の事舐めすぎっすよ。俺だってそんくらいできるし…。(彼の言葉に不満げに口を尖らせては離れた手を見送り今度は自分から鼻が付きそうな程に近づいて口角を上げながら告げ)
うわ、ほんとだ…油断してた…。
嘘付け。どうせお前女相手でさえした事ねぇだろ。っ…まぁいいや。やってみろぃ。( 彼の発言を一刀両断するも急に距離が縮まり一瞬狼狽えれば、平然装って口角上げ待ち構えるように目を瞑り )
ばーか、ばーか、わかめ野郎。
そりゃ、まぁ…経験はないっすけど。でも自信あるし!よっしゃ………ん。(彼の言葉に苦い顔をするも開き直って唇尖らせ、喜びの表情浮かべては緊張で少しそわそわした後目を瞑っているのを良い事に拳を握り締め小さく息を吐いてはゆっくりと彼の唇に自分のを重ね合わせ)
は…わかめは余計っすよ、ピッグ先輩。
…ん。( どんな自信だと笑ってしまいそうになるのを堪え、ゆっくり重なり始めた唇に短い吐息漏らしては手持ち無沙汰な片腕を背に回して )
おいこら、てめぇこそ余計なもん付いてるぞ。
……ん、…んっ。(自分の顔に熱が帯びるのを感じては握りしめていた拳を力抜いて開いてはそっと添える様に彼の腰に回し触れる様な口付けを数回続けて)
意地悪な先輩へのささやかなお返しですー。
…ん、ぅ…あか、や…っ。も、離れっ…。( 幾度も触れては離れる唇を嬉々として受け入れるも段々と瞳が蕩け始めては、もっとと自分から強請る前に一手を打たねばと拒絶する様に顎を引いて )
ささやか所か大層な仕返しじゃねぇか。お前なんか一生癖毛に悩んどけ。
んっ…はぁっ……やだ。んっ…。(顎を引く彼に眉を寄せては一旦唇を離し、調子に乗ったのか舌舐めずりをしては悪戯っ子の様な笑みで彼が引いた顎を右手で掴み無理に引き寄せて唇を合わせ。)
いいっすもん、この髪型褒めてくれる人居るし。先輩こそぷくぷくに太って非モテになってればいいんすよ。
はぁっ…おい、…ンんっ…!( 離れた隙に制止の声を掛けるも己の唇を舌で濡らす姿に情欲煽られ、強引にも再び唇の表面同士が重なり合えば じわりと熱が全身へ広がり早鐘打つ鼓動に合わせて忙しなく呼吸が乱れ慌てて背中を叩いて )
…白石だけだろぃ。大丈夫、俺はもじゃもじゃの後輩とは違って太ってもモテるからな。
はぁっ……惚れ直した?(彼が息苦しいのを理解していながらも意地悪で少し遅れて反応してから唇を離し、繋がっていた涎が切れ自分の口元に垂れれば親指の腹で拭い取って口角を上げ勝ち誇った笑みを浮かべて彼をじっと見つめ)
ぅ…でも居ないよりマシだし!いやいや、それは無いっすよ。だってぷにぷにの丸井先輩とかカッコよくないし。
そういえば先輩と出会って一年経ったんすね。まぁ一年存分に絡めなかったけど…。そんじゃこれからもよろしくお願いします。
ん、んっ…ふ…はぁっ…。( 息苦しそうに眉間に皺刻み離れる事の許されない唇からくぐもった声が漏れると名残惜しげに互いを繋ぐ涎に目元赤らめ、手の甲で濡れた口許拭いながら心にもない発言を漏らし )…別…に、惚れてもねぇよ。
おまっ…お前な、ちゃんと太った俺を想像してみろよ。かっけーだろうが。
へぇ、見てないようでちゃんと見てんだな。…まぁ、絡んだ時間は短くても長い付き合いの中で俺はお前の良い所いっぱい見つけられた。…ありがとな。此れからもシクヨロ。
うわ、俺傷付いたんすけど…。(不満気に眉を寄せ頬を膨らまし唇尖らせて呟きながら自分の胸に両手を添え、見たり逸らしたりと視線を変えながら彼を見つめて「でも丸井先輩可愛かったんで許して上げますけどねっ」先程とは変わってはにかみながら笑って呟き)
えー……いや、ただのマスコットキャラクターにしか見えないっすよ。
ほんと失礼っすね、俺の事馬鹿にしない方が良いっすよー?…こ、此方こそ…丸井先輩のあんな事やこんな事がいっぱい見れたし、ありがとうございます。
居ますよー。先輩の方が俺の事待ってる時間長かったし気にしてなかったっすよ。それにこの時期はほんとに忙しいっすもんね。あと寒過ぎて死にそう…。
遅くなったけどメリークリスマス。
サンタさんは来てくれたか?…ま、どっちでもいいよ。興味ねぇし。…とりあえずお前にプレゼント。返品不可。受け取れ。( 部室のロッカーに包装されたマフラー押し込めば満足そうに口許緩めて )
えっと、あけましておめでとうございます。
先輩が今年も元気で美味しいものいっぱい食べれますように。ま、太り過ぎには注意っすけどね。あと雑煮の餅を詰まらせちゃ駄目っすよ?
あけましておめでとう。
餅は詰まらせなかったけど、食い過ぎて太った。…まぁいいや。赤也、貰ったお年玉俺に寄越せ。優しい先輩が預かってやるよ。
うわ、まんまるの丸井先輩が浮かび上がってきた。いや絶対渡さないっすからね?丸井先輩の事だから俺のお年玉使って何か買うんでしょ。
黙って消えるのも終わるのも嫌いだから最後に残しに来た。今までありがとな。待ってる時間も会える時間も全部楽しかった。そう思えるほど好きだった、すげー好きだったよ。…もう、お前には届かないんだろうけど。
どっかで幸せになってくれりゃ、俺も幸せになれっかな。…なんてな。じゃ、ばいばい。
やっぱり黙って居なくなるのは男としても人としてもサイテーっすよね。
俺、どんなに遅くなっても好きで居てくれてなんだかんだ俺のこと支えてくれてちゃんと見ててくれた丸井先輩のこと大好きっすよ。
届いてますから、ちゃんと。
でも、もう丸井先輩と話せる自信はないしきっともうコレは見ないじゃないかな。本当に丸井先輩が居たから今の自分が居るって言うか…本当にありがとうございました。
多分今までで丸井先輩が楽しくてドキドキした。きっとこれからもそうだと思います。
もう話しがまとまらないんでこの辺で…やっぱり俺は言葉じゃ伝えらんねぇっ。
一番愛した人へ、ありがとう。
黙って居なくなる奴は好きじゃねぇ。でも、お前は時間掛かったけどちゃんと言いに来てくれた。それだけで充分だよ。言葉が纏まらなくたって赤也の声は届いてる。下げて投稿したから一生気付かないと思ってた。
一年振りにお前の姿を見れて、声が聞けて、たったそれだけの事なのに嬉しくなっちまった俺は単純なんだろうな。…なぁ、何で俺がお前の投稿にこんなにも早く気付けたんだと思う?――…なんて、答えは俺にも分かんねぇや。
じゃあな。……風邪引くんじゃねぇぞ、ばーか。
もう此処には来ないって決めてたんすけど…やっぱりこれだけは言いたかったって言うか…伝えたくて。
丸井先輩、お誕生日おめでとうございます。
よし、言えた。
俺が言ってからすぐ返事くれるなんて、そんな事されたら期待しちゃうじゃないっすか。ほんと俺の事好きだよね丸井先輩って、あー確かこう言うのうぬぼれてるって言うんすよね。
やっぱ丸井先輩と話すのは楽しいっす。
俺は風邪ひきませんよーだ。
丸井先輩こそケーキ食べ過ぎて太らないで下さいよ、男前が台無しっすから。
お前、ふざけんな。わざわざ0時に書き込みに来やがって…。何でまだこんな所見てんだよ。…さっさと忘れちまえばいいのに。―…あァ、いや、違うな。先ずはそうだな…、あ、りがとう…ございます。まさか会えるなんて…、況してやお祝いされるなんて思ってなかったからすっげー動揺してんだけど。
…なあ赤也。前にもう俺と話す自信ないって言ってたけど、それは今でも変わってねえの?もし俺と話せる余裕があるなら、誕生日プレゼントの代わりにお前の時間を少しでいいからくれよ。…俺に、会いに来い。一ヶ月でも二ヶ月でも半年でも一年でも待っててやるから返事寄越せ。
うわ、タイミングでしょ…。
なんか開いたら丸井先輩が俺の事呼んでるし?運命感じちゃうっすよね〜…。
誕生日を祝ったのは先輩に会いたかったのが本音、でも下げたのは気付かれるのがちょっと恥ずかしかったのと、また自然と俺の事思い出してくれてるのかなって期待してたからで…案の定そうっぽいから今嬉し過ぎてにやけが止まんないっすよ。先輩かわいー。
俺先輩に嫌われてんのかなって思ってたんすよね、あんなに待たせたし…それにまた再開しても会えない日が続いてただ苦しいだけかなって…でももう会わないって方が苦しくてめちゃくちゃ先輩の事考えてて、よく分かんなくて。俺頭悪いし不器用だから同時に何かするとか苦手だし、あぁぁぁもう何を言いたいのか分かんねぇ…。
それでも…また待たせる事になっても俺と会ってくれますか、丸井先輩。良かったらあんたへのプレゼントにでも何でもなってやりますよ。
下げたままでも良かったんだろうけど、上げりゃ気付いたりするかなって思ったら…見っけ。でもまあほんと、お前の望む通りっつーか…。何と無く赤也を思い出して久々にこのサイトに来て、此処覗いて吃驚した。
あのなー、嫌いだったらわざわざ検索してまで来ねぇよ。ただ、あの時は腹も立ったし傷付いたのは事実。流石に今は怒ってねぇけどな。―…別にいいよ、待たせても。何ヵ月でも待っててやるから最後はちゃんと此処に帰って来いよな。
ははっ、じゃあお互いに考える事は同じだったっつーことっすね。サプライズ大成功っすね、よっしゃ。
やっぱりそうっすよね。あの時は本当にすいません…。勿論っすよ、どんなに遅くなっても俺ちゃんと帰ってきますからちゃんと。俺が言うのは可笑しいけど信じて下さいよ。
( 目前の少年の頭に手を乗せてぽんぽんと緩く撫で付け )謝んなくていいって。もう随分前に許してるんだからよ。…信じるから、赤也の事。
つーか、お前さ。―…0時になるまで待機してたわけ?
(頬を少し赤らめて目を逸らすも大人しく撫で受けし)ありがとうございます。さっすが丸井先輩!大好きっすよ。
うわー、そう言うのって野暮じゃないっすか?言わなくても分かるもんでしょ……。ま、まぁ?勉強してたらたまたま0時になったし、たまたま丸井先輩の誕生日だから祝ってあげたまでっすよーだ。
( 照れる様子に双眸細めては彼の視界外を良い事にだらしなく緩む口許を晒しつつ、柔らかな髪へと指先通しゆっくりと頭の形に沿い撫で下ろすも直球過ぎる告白に僅か目を見張って )―…おう。まあ、その………俺も。
ふーん…、そんなに偶然が重なるもんなのか。…んじゃ、そういう事にしておいてやるよ。
ん、そっか。もし書き方とか気になるなら遠慮なく言ってくれ。
それから暇な時、下げで適当に何か呟いてるかもしれねぇけど気にすんなよ。
…っ…へへっ、丸井先輩もっと照れても良いんすよ〜?
(言葉を返されると思わず口許が緩みにやけては照れ隠しに笑いながら彼の腕あたりに肘で軽く突いて)
そうっすよ、奇跡が起きたんです〜。
まだかなまだかなってカレンダーとかめくってないっすから!!
今んとこ大丈夫っつーか、別に書き方とか変わったて丸井先輩は先輩なんで別に気にしないっすけどね。
分かりました。んじゃ全力でその呟きに返事してあげますよ。
…、調子に乗んな。( 気恥ずかしさから一歩横に移動し肘が届かないよう離れると膝裏に軽く蹴りをいれてやり )
お前…今、全部吐いてっからな。
いった⁉︎……ちぇっ…乱暴っすね相変わらず。(横にずれたと思った矢先に膝裏の蹴られた痛みに驚いてしゃがんで膝裏撫りながら彼を見上げて少し頬を膨らませ拗ねた様子でぶつぶつ文句を言い)
ぁ…丸井先輩は何も聞いてな〜い聞いてな〜い。
あーかや。あかやー、あかやくーん。
遅くなってごめんな。最近忙しくてさー、てへへっ。………、まあ俺に会いたくて寂しいだろうけど、もうちょっとだけ我慢してろぃ。そんでお互い時間合ったら会おうぜ、
何すか、何回も呼ばなくても分かりますよ。
…んー、正直寂しいっすよ。何回もこっち見ちゃって本当禁断症状っすよ。んでも俺はこんな事言える立場じゃねぇし、ちゃんと待ってますよ。なんなんすかね、俺また受験生なんすよ?なんか受験シーズンになると先輩に会いたくなっちゃうみたいで…多分丸井先輩不足なのかもしんね。
大人しく待ってやりますんでそん時はご褒美貰いますからね先輩。
そっか、もう受験シーズンか。なんか懐かしいな。…、あれからそんなに時間経っちまったのか。俺に会いたくて堪んねえのはよく分かったけど無理しない程度にな。……で、まだ俺不足なの?お前。
まぁ、ちゃんと休んでますから大丈夫っすけどね。
んー…多分不足してるんじゃないっすかね、今でも嬉しいっすもん。先輩と話すの。
うげぇ、すげぇ暑いんすけど……死ぬ。
ん、休める時はちゃんと休んどけ。体は大事にしろぃ。その、…俺もお前の話せるの嬉しいから。
だよなー、今も暑い。……まあ、死ぬなよ。わかめが干からびるじゃん。
大事にしてますよー、俺見かけより体は丈夫だし?
へへっ、先輩からそう言われるとなんか擽ったいっす。
取り敢えず今は生きてるんで大丈夫っすよ。
ちょっ……俺の頭はいつでも潤ってるんですー。先輩こそアイス食べ過ぎて逆にお腹壊さないで下さいよー。
( 部室の扉開け誰も居ないのを確認すると癖毛後輩のロッカーを軽く蹴飛ばしてから地べたに腰下ろして待機 )…来るまで此処で寝る。
俺はさー、赤也が心配なの。暑さで干からびてるんじゃないかとか、ちゃんと寝れてるのかとか。俺は相変わらずアイス食って腹下してるけど。…まあほんと無理はしないでくれ。……って、何か先輩ってより親みたいだな。これはただの独り言だから無視しろぃ。
いっちばん乗り〜って…なんだ丸井先輩居るじゃん。そんな所でどうしたんすか。
(勢い良く部室の扉を開けると彼に目が行き彼の目の前まで来るとしゃがんで彼を見つめて首傾げ)
なんか無視とかも出来ないんすけど、つーか俺は全力で返事するって言ったじゃないっすか。
へぇー心配してくれてるんだ、マジ丸井先輩母ちゃんみてーあはは。
無理してないっすよ、それより丸井先輩も腹下してたら無理しないで寝込んで下さいよね。
……いや、ちょっと待って。なんか俺、今すっげー動揺してる。……あの、さ。お前愛を叫ぶトピに18日に書き込んでません…よね。
あははー、やっちゃいましたねー。
でもまぁ?俺と似てたのかは知らねぇっすけど、ちょっと悲しいっすよねー。
まぁ先輩可愛いから許してやりますけど。
ほんっと申し訳ねぇ…!あー、あの…、ロルの感じ?はちょっと違うなーと思ってたんだよぃ。お前いつもロルの括弧は閉じるじゃんか。あれれー、ちょっと変だなー、とは思ってごめんなさい、本当にごめんなさい。
もう良いですって。なんか、丸井先輩に謝れるとちょっと違うって言うか…、変な気分っす。
それに俺と結構似てる奴多いっすよね、俺でも分かるし。
あとー、先輩の愛も分かったし。それで許してあげますから、もう一回可愛く泣きながら俺を抱きしめて謝って下さい。(ニヤリ)
おー、おかえり遅かったなテメェ。…もう俺恥ずかしくて泣きそうなんだけど。色んな奴に迷惑掛けた挙げ句、自分の気持ちあんな形で吐いちまってさー…。あんなの俺のキャラじゃねぇのに。
……泣けってか。おま、これ以上俺にまだ望むのか!( 指先びしっと向け )
いやぁ、じっくり読んでたら遅くなっちゃいまして。
間違えるのは仕方ないでしょ、匿名だから尚更だし…。ほんと、先輩らしくなかったのは事実っすけどね。
だって先輩可愛いんすもん〜。よしよししてあげますから、ね?(ばっと両手を広げて構えて)
ほんと今日の先輩可愛い。
返事返したくても頭ん中が真っ白なんだよ。なーにも思い浮かばねぇんだよ助けろ馬鹿野郎。可愛いって特ですねー、とか…そんな冗談しか出て来ねぇの。
はは、すいませんって。
よーしよし、もう何も言いませんから元気出して下さいよー。(彼をぎゅっと抱き返しながら頭をぽんぽんと撫でてやり)
あ、なんかすんません。助けろって言われても…。
はは、ほんとっすね。俺が何でもしてやりますから、もう思い込むのやめません??らしくないっすよ。
お前馬鹿だからどうせ直ぐ忘れるだろ。( そっと顔を上げ不満そうに吐き捨てた後、後ろ髪を掴んで引き寄せては彼の唇に自分のを重ね合わせて )
そんなことないっすよ…んっ…。(にへらっと笑っては髪を引っ張られる痛みに軽く眉を寄せては彼の頬を両手で固定して此方からも何度か唇を合わせて)
…ンん、っ…あか、や…。( 幾度となく唇重なりじわじわと気恥ずかしさ湧き上がってきては限界感じて僅かに顎を引き間近に見つめて )…お前は俺の事どう思ってるのか言え。
はぁ…ぇ、俺も言うんすか?…。(彼の小さな声にきゅっと胸が締め付けられる思いになれば唇が離れた後に彼の額と額を合わせ、少し言いにくそうに眉を寄せては考え込んで)……俺の方が公開処刑の気分なんすけど……。俺、あっちで先輩の言葉見てうわー愛されてるって思いましたよ。そんで今も昔も変わらないんすけどずっとずっと先輩のこと愛してますよ。俺は我儘だし先輩のことめっちゃ怒らすしんでもって重いくらい愛してるとんでもない後輩っすけど。これからもずっと俺を好きでいて下さい。勿論どんな事があっても俺が彼氏ですからね。
……はっ、…予想以上の告白だわ。……合格、なーんてな。( 額越しに伝わる体温と捲し立てるよう紡がれる言葉に、言い様のない胸のむず痒さ覚えながらも嬉しさが勝ると悪戯に歯列晒して笑って見せ )
気持ち悪くなんかねぇよ。それがお前の気持ちってやつだろぃ?俺は嬉しい。…やっぱ直接言うのが一番だな。つーか、どっちかと言えば気持ち悪いのは俺の方だろぃ。だってあれ読む気失せるくらい長いじゃん。
うわー、恥ずかしー……でも、これでおあいこ?っすね。(恥ずかしさに頬を赤く染めては頬をぽりぽりと掻いては此方もだらしない笑顔を浮かべて、言い疲れか彼の肩にそっと頭を乗せて)
…へへっ、丸井先輩が嬉しいならそれでいーや。
んまぁ、確かに丸井先輩のは恐ろしく長かったけど…でも俺も嬉しかったんで。ノーぷろぶれむっすよ。
愛してるーなんて聞けると思わなかったわ。……おう、これでおあいこっすね。( 片手を頭へ乗せ掌でわしゃわしゃ撫で乱しつつ照れ臭そうに彼の口調を真似て返し )
もー、いいでしょ本当の事だし…恥ずいんでもう言わないで下さいよ。……俺の真似?似てないっすね。(彼の自分の真似にふふっと声漏らして笑えばにやける口を見せない為にぎゅっと再び抱き締めて)
あー…いや、空耳っすよ空耳。…俺小説とか読むタイプじゃないしー。でもまだ書けるって事ですよね、嬉しいっすよ。
うわ、出た恒例の…よく気づきますよね、俺忘れるんすけど。
お前さっきまで俺のこと散々からかってただろうが。俺もからかいたいんだよ。……あ?何言ってんだ、…似てるっすよ。( つられて笑み零しながらも後輩口調が気に入ったのか、胸元に顔を埋めた状態のまま再度真似て )
誤魔化すんじゃねーよ。…そう、まだまだ書けるよ。まあ俺は纏めるのが下手なだけなんだけど。
なんか懐かしいよなー。久々に…と思ってやってみた。お前は下げるのさえ忘れるくらいだし、まあ…その辺は仕方無いだろぃ。
アレはアレ、コレはコレっすよ。だから似てないって………どう、天才的?(彼の後輩口調に未だ軽く笑いながら彼に対抗しようと彼のいつもの台詞を言ってみて)
そうっすね、じゃあ恐ろしいっす。じゃあ今度あっちに書いてあげるんだ思う存分書いても良いっすよ、なんて。
いつも先輩に取られちゃうんすよね、一回は俺が取った気がするけど…。ぅ…そう言われると何も言い返せねぇ……。
えー?どうだろうなー。そこはお前の想像に任せるぜぃ。( 口調に苛立ち笑顔も引き攣ると指を弾いて頭部にでこぴん喰らわせ )
じゃあ、俺のこと大好きでどうしようもない先輩を想像しま…いてっ。(まだにやにやしていれば額に感じた軽い痛みに少し口を尖らせては片手でさすって)
えー…じゃあ俺の想像の丸井先輩は今から俺を抱き締めて優しくキスしてくれます。(体が離れると無意識に詰まらなそうな顔をしては思いついた様にドヤ顔で両手広げて待ち構えて)
……はっ、そりゃ随分と都合の良い妄想だな。だったら目閉じとけ。( 思わぬ展開に体が強張るも直ぐに鼻で笑い飛すと、目前の胸倉を掴んで引き寄せ強引に唇重ね合わせて )
へへっ、やっぱ優しーわ丸井先輩。はいはい、んんっ…。(へらっと笑っては素直に目を瞑ると胸倉捕まれた事に少し驚いてはぎゅっと瞑る形になりつつ受け入れて)
……ん、これでいい?( ぴたりと重なり合った唇を離し至近距離で見つめながら問い掛けると不意にパッと手を離して )はい、今日はもう終ーわり。
ん……もうちっと。(目を開けると思ったよりも至近距離で頬が赤くなるが離れた手を掴んで此方に引いては頬にそっと口付けて)…これで良いっす。
はーい、おやすみ先輩。
俺も先輩に会えて良かったっすよ。時間できたらで良いんで、ちゃんと待ってますから。んじゃあおやすみなさい。
なぁ、アンタ馬鹿だろ…俺の事怒ったりしねぇの?
突然居なくなって、都合のいい奴で……わかめ、だし。
まだこんなとこ来て俺の事待ってる…とか、俺より馬鹿でしょ…。
随分昔な感じがして俺じゃ無いかもって思うかもしれないけど、ちゃんと俺ですから、詐欺とかじゃねぇっスから。
別に許して貰いに来たとか都合のいい事なんて考えてないんで…ただ、俺はちゃんと生きてますってこと…伝えたかっただけなんで…それじぁ…。
いつぶりだろ、実質先輩とは二年くらい会ってない…よな?
会いにきたとかそう言う訳じゃ無くて……ただ、昨日は先輩の誕生日だったから。思い出して此処覗いただけっす。
まぁ、もう見てないだろうけどさ。俺、結構大人になりましたよ、先輩。アンタのおかげで色々頑張れた…本当にありがとうございました。
過ぎてるからって怒られそうだけど…数時間くらいなら許して下さいよ?
お誕生日おめでとうございます、丸井先輩。
…おいこら、流石に吃驚なんだけど。
つーか、本当に久々じゃん。元気そうで安心した。…それと、思い出してくれてありがとな、赤也。吃驚して、動揺したけどやっぱり嬉しいよ。すげぇ嬉しい。
お前が大人になろうが、俺にとってはずっと可愛い後輩だろぃ。…俺はお前のこの先も応援してるよ。ずっと応援してる。お互い頑張ろう。…約束な。
あー…誕生日おめでとう、俺。照れ臭いから下げんぞ。お前が気付かなくても知らねぇ。
あ、丸井先輩…いた。
はは、先輩も元気で何より。へへっ、先輩のこと吃驚させられるとか、俺って天才的ぃ?
俺もあんたの顔見れて良かったっす、応援してくれるなんて、相変わらず優しいっすね。先輩のそーゆーとこ、俺好きっす。
俺も先輩のこと応援してるんで、頑張ってくださいよ?ま、俺の言葉で励みになるかはわかんねぇケド…。
先輩が嫌じゃないなら…また、覗きに来ます。
あー、多忙が嫌になるぜぃ。
その日に来れる自信はないけど、お前の誕生日は忘れないようにしないとな。
…………あ、梅雨はそのわかめ髪が増えそうだろうけど、まあ、頑張れ。
はぁ?、あっちぃ…。
ふは、俺の誕生日はまだまだ先っすよ。
…っなんで溜めたんだよッ!俺の髪は増えませんー。
先輩は夏暑過ぎて食欲無くしてそ…ねっちゅうしょーには気をつけて下さいよね。
あーかや。忘れてると思ってたろ。ちゃんと覚えてるぜぃ。…今日だよな。誕生日おめでと。可愛い後輩の成長、これからも楽しみにしてるから。
わぁー、わぁー、まじで覚えてたんすね。なんかめっちゃ嬉しいっす、ありがと丸井先輩。
ははっ、まだまだ俺は輝いていくんで、ちゃんと見ててくださいよね。
何回もお前の誕生日を確認してたから忘れねぇよ。…あんな短い言葉で喜んで貰えるとは思ってなかった。ああいう時ってなかなか言葉が出てこないんだよなぁ…。でも、おめでとうは絶対に言いたかったから満足だぜぃ。
ガムでも噛みながら赤也の活躍見守っとく。
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