丸井 ブン太 2014-11-18 11:45:49 |
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いーや、大人ぶってる。無駄に!
全教科赤点取ってると予想。…だーかーら、服のサイズが………もういい。( もう一度繰り返し伝えるべく口を開くも不快感露にして首を横に振り中途半端なところで言葉にするのを拒絶しては彼が出てくる前に脱衣所から出て )
何処がっ。つか無駄にって何すか無駄にって…。
なっ、んな訳ないでしょっ!ちぇっ…折角丸井先輩のことからかってやろーと思ってたのに(扉の方をジッと見つめてはぶつぶつと悪態吐き彼の置いていったタオルで身体拭き部屋着を着てはタオルを頭に掛けて脱衣所から出て行き)
その達者な口が大人ぶってんだよ。…無駄に。
んー、本当に?…おっ、来たか。んじゃ…おいで。( 玄関に置きっぱなしだったカバンを持ち戻って来ると脱衣所から出てきた彼と鉢合わせし目を細め、部屋に案内する為に背を向け自室へと向かい歩き出して )
俺別に達者な口にしてないしっ。無駄じゃないっす。
ぅ…八割ぐらい…。あ、風呂ありがとうございましたー。はーい。(鉢合わせしてはぺこと頭だけ下げ、自分のカバンを手にしては彼の後を追うようにして小走りで向かって)
無駄だらけだよ赤也は。例えばその身長。
で、得意科目は体育?はいどうぞ……ってお前髪濡れてるじゃん。拭いてやっからそこに座りな。( 自室のドアを開け彼を招き入れるもその髪が未だ濡れているのに気付き呆れた様に告げては自分のカバン放り投げながら指示をして )
…あー、俺の身長が先輩より高いから悔しいんすね分かります。
そりゃ体育が一番っすよ。えっ?あぁ本当だ…んじゃお願いしまーす。(彼に髪を指摘されて気付いたのか髪を触りながらぽつりと呟いて、指示を受ければカバンを隅に置いてはカーペット敷いてある床に腰を下ろして)
…別に悔しくねーし、俺は此れからなんだよ。
体育以外はやばそうだもんな。…おー。( 新しいタオルとドライヤーを手に彼の背後に膝立ちになっては頭にタオル被せ両手でわしゃわしゃと乱雑に拭き始めて )
だったら俺だってこれからももっと伸びますけどね。
…んな事ないっすよ。へへっ…ってもうちょっと優しくても良くないっすかー?(彼に髪を拭いてもらう事を考えては新鮮な気持ちになり笑みを浮かべるも実際は乱雑な彼に口を尖らせて不満をぶつけて)
…、赤也はそれ以上伸びんなよ。
嘘つき。あ?優しくしてるじゃん。…お前は注文が多いんだよ。( 彼の発言に一度ぴたりと手を止め口をへの字に曲げては再び手を動かすも その手つきは幾分柔らかくなり )
俺の大事な成長を留めないで下さいよー。
…だってかっこ悪いじゃないっすか。そうとは思えないっすけどー……でもちゃんと聞き入れてくれるじゃん丸井先輩は(声色は不機嫌そうに聞こえるが先程よりも優しい手つきに自然と綻び嬉しそうに微笑みながら呟いて)
知るか。5センチ縮め。
嘘つきの時点でかっこ悪い。それに、ばかでも格好良い時あるじゃん。…俺は優しい先輩だからな。それとこうやって世話するの好き。( 破顔させる彼に対し淡々とした口調で返せばドライヤー手に持ち起動させ彼の髪を徐々に乾かしていき )
嫌ですー、つかそんなの不可能っすよ。それに俺丸井先輩のこと見下ろしたいし。
バレなきゃいいんすよ、バレなきゃ。え、それ素直に喜んでいいっすか。そうすっね、丸井先輩優しー。兄貴が出来た気分っす…わっ、ドライヤー久々…。(ひやかすようにひゅーひゅーとか言いながら口許緩ませたまま嬉しそうに呟き頭に掛かる暖かい風に懐かしさを感じてはそれで眠気が襲ってきたのかうとうとし始めて)
見下ろしたいって…お前なー、…困る。
褒めてるんだよ、素直に喜べ。えー…お前みたいな弟いらねぇ……ん、眠い?( 兄貴と聞きあからさまに表情歪めては眠そうに揺れる体を気遣いドライヤーの電源を切り彼の肩を引き寄せると自分の体に寄り掛からせて )
んな事言われたってもう手遅れっすよ。
…へへっ、ありがとうございます。うわー、今俺傷付いたー……ん、眠いっす。(イテテとか言いながら態とらしく胸を押さえ、彼に体を預ける状態で眠気も増したのか欠伸を吐きながらゆっくり一つ頷いて)
なら俺の隣に立つな。
…、寝る前に答えな。さっきから弟になりたいのか知らねぇけど、お前は俺の弟でいいの?( 自分に寄り掛かる彼を両腕で抱き締め肩に顎を乗せては拗ねた様に唇を突き出して )
え、んじゃ何処に立てばいいんすか。
へ?……はは、先輩拗ねてんの?かーわい…俺別に弟でもいいっすよ。俺の気持ちは変わんねぇし、今よりずっと一緒にいられるし。だから俺はどっちでもいいっす(拗ねた様子の彼を見ては擽ったそうに微笑みながらクスッと笑い彼の首に腕を回し頭をぽんぽんと軽く撫でてふわりと微笑んで)
俺から10メートル離れた所に立て。
そりゃ拗ねるっつーの。ずっと一緒に居れるのはいいけどさー、何か違うじゃん。手出せなくなるじゃん。…だ、だから俺はお前を弟にしてやんねぇよ。( 小さく息を漏らし不満露に続けるも頭に乗せられた手に瞳見開き一瞬言葉を詰まらせては 宥められている今の状況が何と無く気恥ずかしくなり肩から離れて )
は、それ丸井先輩のこと見えないじゃん…。
まぁ…確かにそうっすけど。手ぇ出せなくなるって…別に俺が出すから気にしなくていいんすけどねー。んじゃあ彼女にはなってくれるんすか?(離れた頭に不満げに口を尖らせながら預けていた体を起こし頬を掻きながら彼の方に体を向けて面と向かって彼を見つめ首傾げて問い)
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