丸井 ブン太 2014-11-18 11:45:49 |
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話聞け………腹減った、散歩しろー…わん。
殴られて喜ぶような奴じゃないんで止めて下さい。んー、なんとなく考えたら女になっただけで意味はないっすよ意味は。いや、大体そんな感じだし…お遊びって…すげえ不安しかないんすけど…(引き摺られるままぶつぶつとふて腐れたように呟きながら渋々ついて行って)
随分と生意気な犬だな。散歩は一人で勝手に行け。飯はわかめな。
…ちぇっ。何と無く考えたら普通は出来杉になると思うけど…、もう何でもいいや。…案外鋭いな。最近暑いし水でもぶっかけてやろうかと思ってさ。俺って優しい先輩だよな。( 水飲み場に辿り着き彼を解放してやれば水道の口の部分から伸びるホースを拾い上げ淡々とした口調で告げて )
ほらよく言うじゃないっすか、ペットは飼い主に似るんすよ。ちょっ…絶対飼い主の言う言葉じゃないって。しかもわかめって…。
ちぇって…あんた俺のこと殴りたいわけ?いや、そんな事絶対ないですって。柳先輩ならありえるかもだけど。じゃあとりあえずドラえもんで。いやっ、気持ちいだろうけど結構っすよ!マジで冗談キツイし丸井先輩っ。(解放されればジリッと後退りしてホースを持つ彼とホースを交互に見つめながら苦笑いと枯れた笑が入り混じったように言葉告げて)
あー…わかめじゃ共食いになるか。
ん、可愛い奴って殴りたくなる。…ならお前をタケコプターで何処か遠い場所に飛ばしてやるよ。え、やらないの?……もう遅いだろぃ、そーれ。( 嫌がる彼の言葉に耳を貸すこと無く蛇口を捻って水を出してはホースの口の部分を指で押さえ彼の顔に狙いを定めて )
はっ、それじゃあ俺もう生き物じゃ無くなるんすけど…。
可愛い顔した奴がそれ言うか。おぉ!じゃあじゃあ海とか外国とか行きたいっす!は、ちょっ待っぶふっじゃ…ごほっごほっ…マジでない。(引きつった笑顔で急に来た水に反応出来ず盛大に顔面で受け止めては勢いが良かったのか口の中に入り咳き込んでしまいしゃがんで水を避けては手の甲を口許に宛てがいながら彼を睨み先程咳き込んだ所為で少し目尻に涙が溜まっていて)
あー、それもそっか。…ん?何の話してるんだっけ。
可愛くねぇもん。いいよ、連れてってやる。但しお代はきっちり払って貰うぜぃ?…ぶはっ、ちょ、…生きてる?( 顔面で水を受けた彼に噴き出して笑っては蛇口を捻って水を止め、ホースをその場に置き無遠慮に声に出して笑いながら歩み寄って )
え?俺がペットで先輩が飼い主っつー話?
可愛い以外表し様がないっすよ。よっしゃっ…って何で金払わなくちゃいけないんっすか。…ごほっ…勝手に殺さないで貰えます?…(ホースを手から離したのを確認してはおもむろに立ち上がって彼にそっと抱きつき水滴を彼に擦り付ける様に彼の肩にぐりぐりと頭動かして)
…あ、俺ん家ペット禁止だったわ。
…お前の眼には俺が可愛く見えてんのか。赤也を運ぶ送料って事で片道5万!あーらら、半泣きじゃん、可哀想に……ってオイ、俺まで濡れるんだけど。分かってる?( 涙滲ませる彼に他人事の様に言い捨てるも突然濡れた体に抱き着かれては あからさまに嫌そうな表情を浮かべつつ肩に手を添えぐっと押して引き剥がそうと試みて )
…うわー、先輩俺の事捨てるんだー。
んー、まぁ一応。はっ?片道5万とかぼったくりっすよ!詐欺かアンタっ。全部丸井先輩が悪いんじゃんか…マジ逃げるとか許さないっすよ…あー、寒。(彼の声を聞くなり嫌そうな顔をしているのは明確で案の定剥がそうとする彼に対抗してより力強めて抱きついては陽が落ちて来て気温も少し下がり風が出てくると自然と体が冷えてずびっと鼻をすすり)
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