──side.
__Ah..?一難去ってまた一難、とはこの事か。ナンセンスだな、全く。
(食欲の秋も終わりを告げ、冬の風が容赦無く吹き始めた11月。
気が付けば抗争も終わり、一般人からしたら十分非凡な平凡を取り戻した自分と部下達は抗争の後片付けに追われていた。嗚呼、気分が重い、何て感じつつ障子の張替えを終え後は立て掛けるだけとなった戸を持ち上げた刹那___
微々たる殺気と耳元で感じられる吐息に僅かにその身を硬直させ、問うた。)
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