馬渕 洸、 2014-11-14 00:56:44 |
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そりゃ、お前に礼を言ったことねぇし 当然っちゃ当然だけど初めて言った。..おう、わかった。( 図書室から借りた本を返すと言って相手が自分の教室へ向おうと歩き出せば、己も其の儘相手の背を見送り自らも図書室へ歩み出そうと一歩前に出るもすぐ様逆方向へと足を伸ばし“俺も付いてってやるよ”と相手の後を追うように歩き出しては )
そんなこと言われ慣れたっつうから今お前も俺の事餓鬼っつっただろ。( じと、)
…なー、それって馬渕の気紛れ?( 彼の足音が遠ざかると思いきや逆に近付いて来る予想外の事態についていけず一度振り返っては再び前を向き 敢えて歩みを止める事なくそのままのスピードで僅か声を大きくして問い掛けて )
……き、聞き間違えじゃないかな。
..さぁ、どうだろうな。暇だから。ンで、もしきまぐれじゃないっつったらどーすんの? ( 相手の歩くペースの数歩遅れて足を進めれば己にもよく分からないと言わんばかりに曖昧な答えを返し尚も問い掛ければ )
俺結構耳いいんだよね。 ( じろ、 )
暇だから…ね。別にどうもしない。…けど馬渕が分かんなくなると思う。( 短く息吐き彼が追い付く様に歩くペース僅かに落としては曖昧な答えに悩ましげに眉寄せて肩落とし )
うえ、地獄耳。
まぁな、俺はそん時の気分で動くから。 (
己の癖のある髪を幾度と緩く掻けばそのまま息をそっと天井に向けて吹き掛け“息白っ”と独り言の様にぽつりと呟き、相手の歩くペースが自分に合わせられ相手に追い付くなり顔は尚も真っ直ぐに向けられながらも視線のみを相手に向けては )
なに、悪口言ってんの? ( ふん、 )
……ははっ、こうやって息白いの見ると急に寒さ倍増するよね。( 隣に並ぶ彼の視線感じると待っていたかの様に彼の行動真似てゆっくりと息を天井に向かって吹き掛け冗談混じりに笑い、目的地である教室に辿り着けば“ごめん、少しだけ待ってて”と告げるなり足早に教室に入っていき机の中を漁り )
逆に聞くけど…、言ってるように見える?( ちら見 )
ほんと、一気に冬になったって感じする。 ( 納得した様に幾度と頷きながら貰ったカイロごと制服のポケットへと手を突っ込めば、教室まで到着するなり素早い足取りで教室へと戻り相手の発した言葉に対し“ん、”と短く返せば教室の入口のドアあたりに軽く寄り掛かりちらりと室内を視線のみで眺めては )
言ってそうにみえた..なんてうっそーん。でもわかんねぇ、だから聞いたんだし
……。み、見っけた!( 机の中をがさがさ漁りながらシンと静まり返る空間に居心地悪くなった様子で置いていた本が指先に触れた瞬間 其れを掴んでは勢いよく立ち上がり忙しく歩き出したのが悪かったのか机の角に足ぶつけ“…ッ!”と息詰まらせて )
待たせてごめん。それと、待っててくれて有り難う。
ったく遅せぇって.. 借りた本探すのにどれだけ時間掛かってんだ..ってどうしたんだよ 菊池? ( 壁を背凭れにしたまま小さく欠伸を漏らしては相手の目的の物が見つかったと言う声に顔を上げ己の頭部を撫でながら教室の入口まで覗き上記を発すれば丁度足を机の角にぶつけた所だった様でじっと相手を見詰め問い掛けて )
別に、大したことねぇよ。おかえり
ッ、いってぇ……あ、いや、ぶ…ぶつけた。( 表情曇らせぶつかった箇所擦りながら顔を上げると彼と視線交わり 顔に熱が集まるのを感じつつ気恥ずかしく頬を掻けば足早に戻ってきて )
…うん、ただいま。
ぶつけたの、お前意外とどん臭いんだな。 ( 相手の言葉にくすりと小さく笑みを浮かべれば大丈夫かよと言わんばかりにぶつけた箇所へと視線を移せばゆっくりな足取りで歩き出せば )
お前も大変そうだな何となくさ
ちょっと痛かった。…あー、ほんと俺ダサい。( “次の日痣になるかも”と自らの鈍臭さに鼻で笑った後がっくり肩落としては何を思ったのか期待の込めた眼差しで彼の横顔じっと見つめて )…馬渕も転んだら面白いんだけど、な。
はは、何となくって。……馬渕には、そう見えるの?
確かに、ちょっとダサかった。んま、派手な痣にはなんないじゃない ( ははっと口許に手の甲を当てながら気の抜けた様な笑みを浮べれば多少気遣ってるのか上記を述べ、期待する眼差しで見られてはちらりと視線で相手を見ながら歩きながら横に居る相手の額を軽く叩いては“ばぁーか、俺はそんなどんくさくねぇの”と )
何となくそう感じたんだよ。でも律儀でいいな、お前。ちゃんと返せないって言うなんてさ( ふっ、 )
いてっ…、だったら馬渕の足引っ掛けちゃおっか。( 彼の手が此方に伸びた瞬間ぴくりと反応見せ持っていた本でガードしようとするも、それよりも早く額に小さな痛みが走れば其所を擦りながら眼を細め企む様な微笑を口許に浮かばせて )
だって申し訳ないじゃん、待たせるのって。てかそんな事褒めなくていいよ、照れる。( 肩竦め )
ばぁーか、そんなことしたら道連れでお前も転ばすからそれでもいいんならって感じ ( 相手が本を盾にしようとしても額へとぱちりと叩いたのが命中しては満足気に小さく笑みを漏らし尚も企んだ様に笑う相手に対し多少のドヤ顔混じりに上記を告げ )
まぁ感心したのは本当だし。何照れてんのお前(じと、 )
……ふぅん?( ドヤ顔披露され自ら携えていた笑みが消え、チラリと彼の足元に視線落とせばタイミング見計らいサッと片足差し出し転ばせようと試みて )
…う、うるさい。照れたっていいだろ。
は、何だよそ..っれ っちょ、と! ..お前な ( 相手の横顔をじっと眺める様に見詰めつつ視線が次第に足許へと移るのが解りつられる様に相手から足許へ視線をずらすも片足が出され気付いた頃には遅く足を引っかからせて仕舞い片膝をついては、不貞腐れた表情になって )
別に悪いなんて言ってねぇじゃん、素直でカワイイトコあんだなってな
っ、はは…!ご、ごめん…!( 片足出したタイミングが良かった為に思惑通り引っ掛かる彼に悪戯成功とばかりの笑みを浮かべながら僅か屈んで片手差し出せば”馬渕もダサい“と満足感に包まれた様で )
…馬渕は素直で可愛い子が好きなんだ?
..うるせぇな、お前が足引っ掛けた癖に。..別にいいけど、さ。 ( 謝罪をしつつも満足感で浸り笑みを浮かべる様子の相手を怒れなかったのか視線を背けつつ“ほんと、俺だせぇな”と小さく呟きながら其の儘何事も無かったかの様に図書室へと向かえば“あ、菊池”とその場で足を止め自分よりも数歩前に出た相手の肩を数回軽く叩いてみては )
..別にそうゆうわけじゃねぇと思うけど、でも素直な奴は好きかもな。
……怒らないんだ。変なの。( 怒られるの覚悟でやった行為だった為にあっさりと許されてしまい拍子抜けすると無意識に言葉にしては慌てて口を閉ざして。幾度か肩を叩かれ反射的に振り向けば”…何?“と数歩遅れて立ち止まり )
俺は素直じゃないからなぁ、残念。( くすくす )
気紛れ。( 特に気にしてはいない様子でそれを気紛れという単語で片付けるなり再度視線のみでちらりと相手を見遣り、其の儘肩を軽く叩き振り返った瞬間に人差し指でぷすりと在り来たりに頬へと指して見れば“これで勘弁してやるよ”と )
素直じゃねぇんだ、この前のはたまたまって感じなの ( じとー、 )
っ…う、わ……え?な、なにこれ。( 彼の指先が己の頬に指されると何が起こったのか理解する様に何度も瞬き繰り返し、理解するなり遣られたとばかりに身を引いて逃げれば其の部分に手の平で触れながら“こんなのに引っ掛かるなんて…”と )
うん、そんな感じ。気紛れ。( 視線逸らし )
遅くなってごめん。
お前もこんなので引っ掛かるなんてダサい。でもまぁいいんじゃん。 ( 相手の身の引き加減に小さく頬緩めれば慰めているのか視線を真っ直ぐ向けて上記を述べ、“こんな在り来たりなのにな”と思い出してはくすりと口元に手を抑えて映見を漏らせば )
なんで視線逸らしてんの ( じと、 )
全然遅くないよ。俺の方が遅いんだから気にしないで。
あー、何だろこれ、すっごい恥ずかしい。( 恥ずかしさ紛らす為か手の甲で何度もゴシゴシと頬を擦り その拍子で持っていた本が手から滑り落ちてしまうと慌てた様子で拾い上げ“…早く返そう”と図書室のドアを開ければ彼よりも一足先に中に入って )
それは…あ、馬渕が見てくるから…かな。( ちらり )
まぁ、どっちもどっちって感じだな。
仕返しだから、そんな恥ずかしい? ( テンパった様な様子で本までも落として仕舞う相手に飽くまでもと言わんばかりに“仕返し”と言葉を繰り返せば早い足取りで図書室へと入って相手の姿が見えなくなるなり ふは っと吹き出す様に笑い“面白い奴”と呟き己も続いて図書室に入り )
見られるの苦手なんだ? ( ふ、 )
この時期は少し返信が遅れる、…ごめん。
…何か俺ばっか照れて馬鹿みたい。( ぶつぶつと小さな声で文句言いながら室内歩き 彼が来る前にと本の返却を始めては入口を横目で見遣り )
馬渕は平気なのかよ。( じとっ )
お互い様だから、気にすんなよ俺もこの季節は忙しくなって来てるから さ。
あー、やっぱ図書室も寒いな。 ( 相手のぶつぶつと呟く言葉は全く聞こえていない様でそのまま図書室へと入るなり思っていたより室内が冷えていてピクりと身震いすれば視線を感じ“何だよ”と問い )
はぁ、どうだろうな( 逸らし、 )
ごめん遅れた…!
別に。…廊下よりは暖かいからいいじゃん。( ふいっと視線逸らし返却終えると足早に彼の元へと行き。冷気が入らないようドアを閉めれば小さく息ついて )
大丈夫、お疲れ 菊池。
んま、確かに廊下よりはいいけど。 ( 図書室の出入口から一番近い箇所にある机の椅子を引きそこへ腰を降ろしては机に肘をつき其処へ顎を乗せれば小さく欠伸を漏らし、扉を閉めた相手を視線のみで追い掛ければ“有り難う”と言わんばかりに小さく会釈をして )
えっと…、有り難う。
( ドアから視線外し振り返っては彼の会釈に気付き反応に困り数秒固まるも自らも僅か顎を引き会釈を返し、何の躊躇もなく彼の隣の椅子引きどかりと座れば天井見上げながら“何かさー…”と呟く様に声かけて )
ん? 何だよ ( 相手からの会釈が返ってくるとは思っていなかった様で多少驚きつつ口許を緩め己の横に座る相手をじとりと視線で追いながら呟く相手に上記を返せば尚もじっと見遣れば )
あのさ…、…っま…馬渕って本読むの?( 突き刺さる様な視線を隣から痛い程に感じ 言いかけた言葉を飲み込み視線彷徨わせながら慌てて紡いだ発言は不自然な質問になってしまい )
・・・本、俺が読むと思う? ( 何故か余所余所しい相手の問いに対し脳天に疑問符を浮かべてる様子で眉間に皺を寄せるが、尚も真っ直ぐに相手を見て上記を問いては )
……読まないと思う。( 何と無く予想していた反応に目を伏せ素直に首を横に振りながら彼の問いに答えれば 片手で彼の目元を覆い隠し“馬渕の視線が痛い”と )
やっぱそう見える? 俺 こう見えて意外と読むんだよね。 ( 相手の言葉に何故か口許を緩めては上記の言葉で返し やっぱ 読んでるようには見えねぇか とぼそり呟きながら、“..何、そんな見られんの駄目だったのお前”と突然で多少驚きつつも覆う相手の手首を鷲掴んでは )
…え、読むの?意外意外。なら今度俺のオススメ紹介します。( 緩む口許に視線向けてから彼を見てはどんな本を紹介しようかと想像が膨らみ笑みが零れ 彼の言葉を否定出来ず罰の悪い表情浮かべれば“何か照れるんだよね”と掴まれた手首動かそうと引いて )
一応ね、俺も一時期そうゆう時あったから。ん、楽しみにしてる。 ( 己の母親の為に毎日必死に勉強し参考書や本を時と事を思い浮かべつつ相手の言葉に軽い会釈と共に上記の言葉を発し、“そっか、そう言えば赤面症なんだっけお前”とくすりと笑い )
…そっか。( あまり彼の事情には触れない方がと判断し目を伏せると何を思ったのか引いた手を彼の頭の上にぽんと乗せ緩く撫でやり“赤面症で悪かったな”と開き直った様子で返して )
..ん、なんだよ。いきなり ( 突然頭部を緩く撫でられては目をぱちくりとさせ瞬きを幾度と繰り返しては不思議と落ち着くのかそのまま受け入れ、“別に悪い何て言ってねぇだろ”とくすりと笑い告げては )
…嫌なら抵抗すればいいんだよ。( 驚きはするも嫌がる素振りを見せない彼に目を細めては癖のある髪を指で梳きつつ“あー…わかった、からかってるでしょ”と拗ね気味に問い掛け )
別に、嫌ってわけじゃねぇよ。お前だって珍しいじゃん ( 相手の言葉に特に嫌がる素振りも見せずたた視線を逸らしながらも髪を梳く相手に己の思った事を述べ、“拗ねたの?” とぷはっと吹き出すように笑えば )
馬渕ごめん、上げ有り難う。
んー、何だろうねこれ。俺も自分で吃驚してる。( 自らの珍しい行動を認め彼の顔見れず毛先を見つめ、吹き出して笑う彼に漸く視線を向ければ“拗ねてません”と指に絡めた髪を軽く引っ張り攻撃して )
ん、お互い様だしな。
俺もびっくりした。でもお前手慣れてんな、何か ( 癖のある髪を指に絡ませる相手を視線に捉えつつも特に嫌がる素振りは見せずに尚もされるがままに受け入れれば、絡まれていた髪の部分を引っ張られれば“..いってぇよ、ばーかっ”と相手の頬を軽く摘み引っ張り )
お待たせ。クリスマス前に言っとこうと思って…さ。( ふふん )
……こうやって吉岡さんの髪撫でてたから。( 手慣れてる、の次に何て返せばいいのか迷い黙り込むと態とらしく悪戯に笑いながら嫌味を告げてみて。引っ張る自分に抵抗して頬が伸ばされ“うぇ、”と妙な声が漏れてしまえば気恥ずかしく目を背けて )
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