馬渕 洸、 2014-11-14 00:56:44 |
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な…何だそういう事…。紛らわしいんだよお前。( 自分の勘違いだった事に短く息ついて安堵すると恨めしく彼の背中眺めながら缶に口付け珈琲飲んで )
うん、半分って言った。だから半分本気。( 頷き )
お前が勝手に勘違いしたんだろ、別に俺は悪くねぇし。 ( 特に悪気は無い様子で再び顰めた表情で一瞬見遣りながら小さく溜息を漏らせば、開けた缶をそのまま口に付けて飲み始めるも視線を感じたのか何口かで止めれば背後を振り向き“何”と )
随分中途半端じゃん、そうゆうお前も案外擽りに弱かったりしてな
……ん?別に…寒いなーって。馬渕この寒さ何とかして。( 怪訝な視線突き刺さり適当に誤魔化すと正面から風を受け寒さに身震いし 制服のポケットに片手入れたまま無理難題押し付ければそそくさ移動して彼の体を盾に風から逃れ )
俺はそういうの平気かなー…うん、全然平気。
や、本当寒いけどさ。俺そんな力備わってねぇから無理。そうゆうお前がどうにかしてよ ( 寒さには共感した様で小さく頷きつつさり気なく己の背後へと周り風除けとされている事に対し再度むっとした表情になれば、飲み干した缶を捨て“戻る”と校舎へと向かって )
本当かよ、なんか弱そうだし。試していいの?
えー 俺が?え…あ、ちょっと…。( 背後に移動した事により表情の変化に気付かないまま歩きだす彼の背中に向かって手を伸ばすも直ぐに下ろし 残った中身を飲み干し缶を捨てれば追い掛けるべく歩を進めながら“何か俺ストーカーみたい”と独り言呟き )
ほ…本当だってば、だから試す必要なんてない。
そっ、お前が。 ( 背向け歩き出した侭ちらりと相手を見遣り短く上記を応えれば髪が若干掛かるうなじをひと掻きし、相手の小さな呟きが聞こえるまでも無く昇降口の下駄箱の前までやって来ては“廊下にも暖房つけろっての”と吐き捨てたまま後からやって来る彼を待っては )
ふーん、変な奴。弱そうなのに
ああもう、馬渕マイペース過ぎ…って居た。…待ってたのかよ。( 独り言序でに愚痴が零れつつも下駄箱に到着、顔を上げると其処にはもう居ないと思っていた彼の姿があり幾度か瞬き繰り返し 思わず口許緩めて笑えば“俺がこの寒さをどうにかしてあげます”と得意気に笑いながら素早くポケットからカイロ取り出し彼の頬に押し付けて )
人を見かけで判断するなよ。…あのさ、そんな弱そうに見える?
..遅ぇよ、ばぁーか。マイペースで悪かったな、呼び出したの俺だし ( 寒さとの困惑の中で若干眠気もあったらしく瞼を閉じて欠伸漏らせば相手の姿を視線に捉えるなり悪態を付いて、相手の言葉に対して目を丸くするも頬へと暖かいカイロが当てられ多少驚きつつ“ん、暖い”と普段よりも優しいトーンで短く返し )
あぁ、弱そうに見えてた ( ふっ、 )
えー…ごめんごめん。外出る前に開けたばっかだから まだ暖かいだろー。( 会うなり悪態付かれ視線逸らしながらも反射的に謝罪告げ、カイロ押し付けた状態の侭“これあげる”と目を細めて )
馬渕に言われると腹立つ。( むっ )
..別に、いーけど。そんな開けたばっかの奴俺に使わせていいのかよ ( 相手の素直な謝罪を述べられ少し戸惑ったのか顔は背けつつも視線は相手を捉え、カイロを其の儘押し付けられたまま相手の気遣いに対し目を見開けば“お前はどーすんの”と問い )
は、何でだよ。( むっ、 )
馬渕、俺より寒そうだからいいの。えっとだから…素直に貰って下サイ。( 視線交えた侭小さく頷き肩竦めて笑んでは、まさか問われると思わず暫く返答に困ると更にカイロを彼の頬に押し付けながら“そんな事気にしなくていいんだよ”と早く受け取れとばかりの眼差しで )
…お前だってそれなりに弱そうじゃん。( じろっ )
ふーん、変な奴。..でも貰っとく。 ( 相手の言葉にくすり、と頬を緩め小さく笑みを浮かべては小さく上記を呟き、其の儘押し当てられているカイロを受け取る様にカイロに手を当てれば“..ん、さんきゅ”と愛想の無い礼を詫びては視線を伏せて )
お前のが弱そうだし、( ふん、 )
あー…えっと、…うん。どういたしまして。( カイロを受け取るのを確認しサッと手を離すと滅多に無いであろう彼からの感謝の言葉にむず痒い様な複雑な気持ちになり思わず一歩身を引けば“何かお前に感謝されるとか変な感じ”と照れ臭そうに頭掻き )
…うるさい、ばか馬渕。( むすっ )
何だよ。は、俺だって感謝くらいするっつーの。 ( 赤ら様に表情を顰めた表情になれば小さく溜息を一息尽きながら己の癖のある髪をガシガシと撫でるなり、貰ったカイロを頬から両手の平で何度も擦らせ暖かいと無意識に顔が綻んでは照れ臭そうに頭掻く相手をじっと視線に捉えては“図書室行く”と )
餓鬼みたいだなお前、 ( ふっ、 )
だってお前に有り難う言われるの始めてだし。……あ、俺借りてたやつ返さなきゃ…取ってくるから先行ってて。…いや、別に待ってなくてもいいけど、さ。( 彼の綻んだ表情 視界の隅に捉えつつ図書室から借りていた本があった事を思い出しては序でに返却する事を伝え教室に向かって歩みを進めるも 我に返った様に立ち止まれば首だけで緩く振り返って )
まだ高校生だし子供でいいよ。ほんと馬渕は人を煽るのが上手いよなー…餓鬼。( うんうん )
そりゃ、お前に礼を言ったことねぇし 当然っちゃ当然だけど初めて言った。..おう、わかった。( 図書室から借りた本を返すと言って相手が自分の教室へ向おうと歩き出せば、己も其の儘相手の背を見送り自らも図書室へ歩み出そうと一歩前に出るもすぐ様逆方向へと足を伸ばし“俺も付いてってやるよ”と相手の後を追うように歩き出しては )
そんなこと言われ慣れたっつうから今お前も俺の事餓鬼っつっただろ。( じと、)
…なー、それって馬渕の気紛れ?( 彼の足音が遠ざかると思いきや逆に近付いて来る予想外の事態についていけず一度振り返っては再び前を向き 敢えて歩みを止める事なくそのままのスピードで僅か声を大きくして問い掛けて )
……き、聞き間違えじゃないかな。
..さぁ、どうだろうな。暇だから。ンで、もしきまぐれじゃないっつったらどーすんの? ( 相手の歩くペースの数歩遅れて足を進めれば己にもよく分からないと言わんばかりに曖昧な答えを返し尚も問い掛ければ )
俺結構耳いいんだよね。 ( じろ、 )
暇だから…ね。別にどうもしない。…けど馬渕が分かんなくなると思う。( 短く息吐き彼が追い付く様に歩くペース僅かに落としては曖昧な答えに悩ましげに眉寄せて肩落とし )
うえ、地獄耳。
まぁな、俺はそん時の気分で動くから。 (
己の癖のある髪を幾度と緩く掻けばそのまま息をそっと天井に向けて吹き掛け“息白っ”と独り言の様にぽつりと呟き、相手の歩くペースが自分に合わせられ相手に追い付くなり顔は尚も真っ直ぐに向けられながらも視線のみを相手に向けては )
なに、悪口言ってんの? ( ふん、 )
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