馬渕 洸、 2014-11-14 00:56:44 |
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大丈夫、お疲れ 菊池。
んま、確かに廊下よりはいいけど。 ( 図書室の出入口から一番近い箇所にある机の椅子を引きそこへ腰を降ろしては机に肘をつき其処へ顎を乗せれば小さく欠伸を漏らし、扉を閉めた相手を視線のみで追い掛ければ“有り難う”と言わんばかりに小さく会釈をして )
えっと…、有り難う。
( ドアから視線外し振り返っては彼の会釈に気付き反応に困り数秒固まるも自らも僅か顎を引き会釈を返し、何の躊躇もなく彼の隣の椅子引きどかりと座れば天井見上げながら“何かさー…”と呟く様に声かけて )
ん? 何だよ ( 相手からの会釈が返ってくるとは思っていなかった様で多少驚きつつ口許を緩め己の横に座る相手をじとりと視線で追いながら呟く相手に上記を返せば尚もじっと見遣れば )
あのさ…、…っま…馬渕って本読むの?( 突き刺さる様な視線を隣から痛い程に感じ 言いかけた言葉を飲み込み視線彷徨わせながら慌てて紡いだ発言は不自然な質問になってしまい )
・・・本、俺が読むと思う? ( 何故か余所余所しい相手の問いに対し脳天に疑問符を浮かべてる様子で眉間に皺を寄せるが、尚も真っ直ぐに相手を見て上記を問いては )
……読まないと思う。( 何と無く予想していた反応に目を伏せ素直に首を横に振りながら彼の問いに答えれば 片手で彼の目元を覆い隠し“馬渕の視線が痛い”と )
やっぱそう見える? 俺 こう見えて意外と読むんだよね。 ( 相手の言葉に何故か口許を緩めては上記の言葉で返し やっぱ 読んでるようには見えねぇか とぼそり呟きながら、“..何、そんな見られんの駄目だったのお前”と突然で多少驚きつつも覆う相手の手首を鷲掴んでは )
…え、読むの?意外意外。なら今度俺のオススメ紹介します。( 緩む口許に視線向けてから彼を見てはどんな本を紹介しようかと想像が膨らみ笑みが零れ 彼の言葉を否定出来ず罰の悪い表情浮かべれば“何か照れるんだよね”と掴まれた手首動かそうと引いて )
一応ね、俺も一時期そうゆう時あったから。ん、楽しみにしてる。 ( 己の母親の為に毎日必死に勉強し参考書や本を時と事を思い浮かべつつ相手の言葉に軽い会釈と共に上記の言葉を発し、“そっか、そう言えば赤面症なんだっけお前”とくすりと笑い )
…そっか。( あまり彼の事情には触れない方がと判断し目を伏せると何を思ったのか引いた手を彼の頭の上にぽんと乗せ緩く撫でやり“赤面症で悪かったな”と開き直った様子で返して )
..ん、なんだよ。いきなり ( 突然頭部を緩く撫でられては目をぱちくりとさせ瞬きを幾度と繰り返しては不思議と落ち着くのかそのまま受け入れ、“別に悪い何て言ってねぇだろ”とくすりと笑い告げては )
…嫌なら抵抗すればいいんだよ。( 驚きはするも嫌がる素振りを見せない彼に目を細めては癖のある髪を指で梳きつつ“あー…わかった、からかってるでしょ”と拗ね気味に問い掛け )
別に、嫌ってわけじゃねぇよ。お前だって珍しいじゃん ( 相手の言葉に特に嫌がる素振りも見せずたた視線を逸らしながらも髪を梳く相手に己の思った事を述べ、“拗ねたの?” とぷはっと吹き出すように笑えば )
馬渕ごめん、上げ有り難う。
んー、何だろうねこれ。俺も自分で吃驚してる。( 自らの珍しい行動を認め彼の顔見れず毛先を見つめ、吹き出して笑う彼に漸く視線を向ければ“拗ねてません”と指に絡めた髪を軽く引っ張り攻撃して )
ん、お互い様だしな。
俺もびっくりした。でもお前手慣れてんな、何か ( 癖のある髪を指に絡ませる相手を視線に捉えつつも特に嫌がる素振りは見せずに尚もされるがままに受け入れれば、絡まれていた髪の部分を引っ張られれば“..いってぇよ、ばーかっ”と相手の頬を軽く摘み引っ張り )
お待たせ。クリスマス前に言っとこうと思って…さ。( ふふん )
……こうやって吉岡さんの髪撫でてたから。( 手慣れてる、の次に何て返せばいいのか迷い黙り込むと態とらしく悪戯に笑いながら嫌味を告げてみて。引っ張る自分に抵抗して頬が伸ばされ“うぇ、”と妙な声が漏れてしまえば気恥ずかしく目を背けて )
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