主 2014-11-07 19:53:50 |
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――えッ…嗚呼,はい?。…すみませン。考え
事をしてて――…。
(何度も何度も自身を呼ぶ貴方の声。その
声に相槌の一つも打つ事無く只呆然と
物思いに耽る青年は、「おい!」と言う
貴方の語気強めた声に漸く豆鉄砲を
食らった様な表情で振り向き。少し困っ
た様な笑顔を浮かべ、怒る貴方にたじた
じと言い訳を。彼がそんな風になるのも
当然,なにせ彼が物思いの向こう側に見て
いたのは、今彼の目の前に居る貴方
なのだから。)
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