B…なに？[ｂｌ]

おっ、おーありがと。
（相手から自分の宿題を受け取り。一通り宿題を見ると、「すげー、碧くんって頭良いんだね」と感心し）

基本的なことですよ
(薄く微笑み相手の頭を撫でて。「羽森くん着替え終わりましたか？」と準備をしながら聞き)

碧くんにバカにされた…
（頬を膨らませながら言い。「うん、大丈夫だよ」と返事をし）

馬鹿になんかしていませんよ
(頬を膨らます相手を見てクスクスと笑いながら上記を述べ。「それでは、行きましょうか」とカバンを持って)

うん、そうだね。
（さっきとは打って変わって笑顔になり、自分も鞄を持ち、「そういえば、碧くんって何組？ 」と聞いてないことを思い出し相手に聞き）

Ｂ組ですよ？
(一瞬考えたが思い出したかのようにいい。「羽森くんは？」と聞いてみて)

B組かー。じゃあ違うね、俺A組だし。
（相手の問いかけに答え。「じゃあ休み時間とか、そっち遊びに行ってもいい？ 」と相手に聞き）

A組ですか…
(ふーんと頷きながら聞き。「まぁ、いいですけど…」別に悪いことでもないので拒否することもなく)

おおーありがと。
（受け入れてくれたことに礼を言い。「今のクラス、友達とか全然いないからさー。あ、どうせだったら弁当いっしょに食べない？」と相手に頼み）

同じですねー。今の所で友達ができないです。
(まぁ、いりませんがと心の中で思うもそれだけは言わずに。「お弁当？羽森くんが作ってくださいね。僕、学校の弁当ダメなんで」と微笑み)

ええっ、まあいいけど…
（弁当を作ることを押し付けられ、面倒と思いながらもしぶしぶと受け入れ。時計を見ると「よし、そろそろ行こっか」と言い）

ありがとうございます
(満足そうにくすっと笑い。自分も時計を見て「そうですね。行きましょうか」と部屋を出て)

うん。じゃあ、俺が鍵閉めるから、先出ていいよ
（ポケットの中から二つ鍵を取り出して。「そういえば、鍵渡してなかったね。はい、これ」と取り出した二つの鍵の一つを手渡し）

あ、どうも。
(鍵を受け取ると無造作に鞄に突っ込み。眠そうにあくびを漏らせばぼーっとしていて)

じゃ、こっち
（古池の肩を抱き、部屋から一緒に出て。その後鍵で部屋の鍵を閉め）

ん…
(肩を抱かれ男前だなと思っているも、特に何もせず再度あくびをして目をこすりフラフラと歩いて)

…よし！
（鍵を閉め、開かないかどうか確認し。「…碧くん昨日はちゃんと寝れた？ 」とフラフラと歩いている相手が心配になり）

んー寝れたと思いますよ
(そうはいうものの欠伸が止まらず、いつものことですよと一言付けるとそれっきり黙って)

へーそういうもんなんだ…
（あんまり古池のようなタイプは見たことがないので不思議そうに思い。学校へ向かって歩き出し）

そういうもんそういうもん
(締まりのない顔でヘラヘラと笑い。このまま歩いてたらぶつかるなと思った為、相手の服の裾を掴んで歩き。)