ぬーしー 2014-10-31 16:03:04 |
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嘘をつくな。…これだけ顔が似てるってことは赤の他人じゃあないな。血縁者か?
(うつむいている誰かに近づき顎を掴むと上をむかせ似すぎていることに驚きながらも、まじまじと見て)
…女か。
(首もと辺りにチラリと目をやれば、喉仏が無いことに気付き女だとわかって)
う…あ…えっと…その、ぼ、僕は悠樹の双子の妹の…悠妃です。
(上を向かせられ苦しそうにして。これ以上は逃げられないと思うと双子の妹ということを伝えて。悠樹から聞いてた黒部の性格を思い出しバレたので出て行けと言われると思うと泣きそうになり)
双子か…。
(空中を見つめ『何故双子の片割れがここにいるんだ?』と少し考えこむと顎を掴んでいた手を離しスマホをだすと悠樹に電話をかけだして)
ゆ、悠樹に電話…ですか?
(眉を下げて困ったような顔をしながら相手をみていると、電話から陽気な声が聞こえてきて。)
『はいはーい?おやおや、黒部くんからかかって来るという事は、悠妃ちゃんバレちゃったの?え、てか黒部どうやって分かったの!?』
そんな事はどうでもいい。どういう事だ。
(低い声が悠樹の陽気声を聞くことにより、さらに低くなり)
ここにいるのは悠妃、とか言うお前の妹らしいじゃないか。
(チラ、と一瞬悠妃を見て)
(/ちょっと質問です。よく他トピで
>○○
って赤字で名前が書かれてるじゃないですか。それってどうやるんですか?すいません、初歩的な質問で…。)
『えーきいてないのー?双子だから双子だけができる入れ替わりゲームをしただけだよー』
(ケラケラと電話の向こうから笑い声が響き。悠妃のことを言われるとお兄ちゃんらしい声になり)
『悠妃いい子だろー?ぜってー悠妃のこと泣かすなよ?』
(真面目な口調になり、泣かすなと釘をさして、電話の向こうから兄の声が聞こえると嬉しそうに黒部を見て)
(はーい、大丈夫ですよ!笑)
…で、いつになったら元に戻るんだ。
(何かお兄さんぶっている悠樹が普段と違いすぎて、この寮生活で培ってきたスルースキルでかわし、一番重要な事を聞いて)
『あ、今流したな?まぁ、いいけどさー。んー俺が飽きたらかなーそれまで、悠妃のことよろしくなー!じゃ!』
(いつ戻るかという詳しい内容は言わずに一方的に話すと切ってしまい)
…。
(ツーツー、と虚しい電子音が響くスマホを耳から離し画面を見て)
…悠樹が飽きるまでこの状態らしい。どうするんだ…?
(はぁ、軽くため息を吐くとスマホを仕舞い悠妃に向き直り)
えっと…どうしようもないですね。悠樹は言ったことは曲げませんから…。
(入れ替わりのことや悠樹のことが申し訳なくなり、シュンとしていて。ごめんなさいと謝り)
あ、僕は別に大丈夫ですよ!いままでのようにみんなの前では悠樹で頑張ります!黒部くんは大丈夫ですか?
(男子校という女子のいない生活に自分のような女が来て迷惑ではないかと心配になり)
いや、大丈夫だが…。
(自分は大丈夫だが悠妃はこれが終わるまでうまく隠し通せるか心配になり、その前に悠樹は飽きて元に戻る気はあるのかと思い)
大丈夫ですよ?僕と悠樹は親でも分からなくなるほど似ていますから
(相手を見ていると悠樹のことを心配してるのかと思いニコニコしながら上記を述べ。)
そういえば、黒部くんはなんで僕が悠樹じゃないって分かったんですか?
(どうして気づいたのかと先程から引っかかっていて)
あぁさっき脱衣所に行ったら女物の下着があってな、最初はそういう趣味があるのかと思ったが
(真顔でそんなことを恥ずかしげもなくスラスラとのべて)
今日屋上で嘘やら何やら言っていたからな。もしかして、といってみたんだ。
(よくもまぁ入れ替わるなんて危ないこと思い付くよな、と感心しながら)
ありゃま…そこからばれてしまいましたか
(あちゃーというような反応をして、明日から男物履くかなどと考えていて)
あーあの時悠樹と話してたんですよ~
(失敗失敗と頭を掻きながら笑っていて。黒部くん以外にはバレないようにしなきゃと気合を入れ)
いや、知ったのはお前が暴露してからだ。俺はもしかしてと言ってみただけで、それまで確信はなかった。
(鎌かけたってやつだ。いい気分じゃないがな。と続け)
今度悠樹から電話がかかってきたら早く戻れと言っておけ。
(まったく、飽きれ気味に言うと風呂に入ってくる。と片手で首をさすりながわら風呂場へ向かい)
そうなんですか?辛いの食べさせてきた時点でバレてるのかと思いました
(ケラケラと笑いながら、あれは辛かったなと思い出し)
はーい!言っときます!
(ビシッと敬礼して。風呂に行く相手を見送りいってらっしーいと手を振れば、着替えるかと制服を脱ぎ悠樹の服を着てベットに倒れこみ)
ふぅ…。
(手を振る悠妃を尻目にさっさと風呂に入ると全て洗い終わりバスタブに浸かり『何てことしてくれてるんだ』小さく呟き、まぁ何とかなるか、心の中で言うと風呂から上がりご飯をセットし部屋のベッドに潜り込み
(疲れていたのかすやすやと眠っていて、楽しい夢でも見ているのか少し微笑んでいるように見え。)
ん…んーー…ふぁ…
(癖になっているのか空が明るくなる前にベットから起き上がり、黒部が寝ていることを確かめてサラシを巻いたり髪をセットしたりだのいろいろ準備し)
(いつもと同じ6時半に起きると、何やらゴソゴソと悠樹の部屋の方から音がし、もう起きているのか。と自分よりも早くに活動していることに驚き、『頑張らないとな…。』呟けば素早くベッドから抜け出し着替えるとキッチンへ向かい、ご飯が炊けているか確認するとベテラン主婦の様に無駄のない動きで弁当と朝食を並行して作り始め)
朝食が出来たぞ。
(朝食を机に並べると軽く肩を回し悠樹の部屋の前で扉越しに悠妃へ朝食が出来たと伝えて)
ん?はーーい!
(声をかけられ、部屋から出てきて机に並べられてる料理を見て驚き。いつもは一人で食べてる朝食を誰かと食べるのは久しぶりでオドオドしながら座り。)
黒部くんって…お母さんみたいですね
(思ったことを笑顔で素直にいい、悠樹はいつも食べてたんだなと思うとずるいなと思って)
(悠妃が座ると自分も向かい合う様に座り食べ始めると突然悠妃が自分の事をお母さんみたいだと言い、それを聞けば顔をしかめ間髪入れずに机に置いてあったお盆で相手の頭を叩き平然と食事を進め)
よかったら持っていけ。
(さっさと食事を済ませると食器を流しに持っていくついでに先程作った弁当を手に戻り、差し出して)
あだっ!?
(お盆で頭を叩かれると泣きそうになり。ひどいなーと叩かれたところをさすり、小声で女の子に何すんだよーと呟き。)
え…いいの!?ありがとー!
(作ってもらえてるとは思っていなく嬉しそうに受け取り。やっぱりお母さんみたいだなと思っていて)
今お母さんみたいだと、思ったろ?
(何だか目と表情がそう言っている風に見えて、さっき叩いたのにまた叩かれたいのかと頬がピクッと動き怒りが含まれた視線で見下ろし)
うっ…お、思ってないよ…
(図星だったため直ぐには言葉が出ず、怒られるのも嫌なので否定をすれば食べ終わった食器をさっさと片付けて、相手の目線から逃れようと狭いとこを走り)
…。
(どもる悠妃を見て図星と判断したが朝に無駄な時間を過ごしたくないので、洗濯物を回しその間に洗い物を済ましてスクバを持つと、いくぞ。と玄関でドアノブに手をかけながら呼び掛け)
うえっ!?も、もうですか!?
(ちょっと待ってと言うようにバタバタしながら髪をセットし直し鏡を見て完璧と思えばカバンを持って玄関まで走ってきて)
いいか、絶対バレるような真似はするなよ?
(ドアノブに手をかけたまま走ってきた悠妃に男子校でバレると厄介だと年を押し、もし何か起こっても俺は助けないぞ。と続け)
…。
(そういう問題じゃないんだが…、と呆れた表情をするとドアを開け悠妃を外へだすと自分も出て鍵を閉めれば学校へと歩き出して)
黒部くんにはバレてるけど、ほかの人にバレてないとやっぱりワクワクしますね
(ニコニコしながら相手の隣を歩いて。バレることを全然心配していなくどこか楽しそうにしていて)
お前は馬鹿か。もしバレたりでもしたら最悪退学になるかもしれないんだぞ。
(はぁ、と溜め息混じりに言うと、全くこの状況がどれだけ危険かわかってるのかと思い呑気に楽しそうに隣を歩く悠妃を見て何楽しんでるんだ、ぎろりと軽く睨めば「ああ、お前は阿呆だったな。」と憎まれ口をたたき)
え…そ、それは…悠樹に迷惑かかる…
(先程の笑顔が一変してシュンと落ち込んだような表情になり。睨まれてじーと相手を見ると「アホじゃないし…黒部くんこそ、いつもそんな仏頂面してると彼女できないぞ」相手の言葉を聞くとむすっとした顔になれば、びしっと相手の顔を指して。)
余計なお世話だ。
(つき出された指を真下へ向かってはたき落としぐるん、と無理矢理片手で頭を掴み向きを変えて、彼女などいらんと続け)
いでっ…
(指を叩き落とされうっと泣きそうになり。彼女などいらないという相手に目線を向け、「ま、まさか…黒部くんって…悠樹のこと?」とハッと何かに気づいたような表情を向け衝撃で固まり)
な訳あるか。ありえん。断じて男なんかありえん。
(言おうとしていることがわかると、はや押しクイズ並みに即答して否定して)
何であんなむさ苦しい男共を好きにならないといけないんだ。
(眉間にシワを寄せ、これでもかって程嫌がり)
(/連絡もせずに、しばらく留守にしていてすみませんでした。)
お、おおっ…。で、でもさ!悠樹可愛いし!
(即答する相手に驚くもくすくす笑って何故か悠樹をフォローしていて。「む、むさ苦しくない人だっているよ!」嫌がる相手を見ればムキになり)
(大丈夫ですよー。自分も浮上しなかった時あるので。)
確かにまあ、悠樹は女顔だな。
(悠樹の顔を思い浮かべながら自分は女顔じゃなくて良かったと思い、悠樹を哀れみながら)
何だ、もうこの学校で好きな奴ができたか。
(ムキになり反抗する相手を見て面白くなり、更にいじって遊んでみようと僅かに口角を上げながら尋ね)
そこが可愛いよねー
(自分の双子の兄を頭に浮かばせると頬が緩みニヤニヤしていて。女装似合ってたしなーと考えて)
うえっ!?い、いや…そういうわけじゃなくてさ!
(好きな奴と言う言葉を出され慌てながら否定しつつも、顔を赤らめていて)
い、言っときますが悠樹には言わないでくださいね!
(何かを感じ取ったのかびしっと相手を指さし釘を刺すかのように述べ)
うっ!?
お、お願いします!言わないでください!
(返事のない相手に危機感を覚え焦りながらお願いし。泣きそうな顔で相手を見て)
ええええ…気分次第って…
(相手の返事に不満を覚えるも気分では言わないでくれるとわかり、少し嬉しそうにし。さっさと歩く相手を追いかけるために小走りでついていき)
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