藤咲 2014-10-28 22:13:56 |
通報 |
ありすぎだろ、どこに…
(以前葛城が探してくれた為にいざ自力で物色となると頭を悩ませ立ち止まっては棚を見つめること繰り返し相手と視線が合えばふいっとそっぽ向き)
荒本
...翼は物好きだな。
(ぷいっとそっぽを、仕草に肩を落とし目を伏せて変に関わっても嫌がりそうだと早々に理解するとポツリと呟き、手に持つ本に目を落として、周囲の奴らの様子、ここら周辺の殺意がないことを常に探りながらも藤咲に言われたルイス君の安全を守るために遠すぎない所にいて)
荒本
....
(静かな図書館では小さなあくびでさえ容易に部屋を通り抜け姿を見ていなくてもゆるゆるなのが伝わり小さく肩を落として、わざわざ幹部が見ていなくてもいいんじゃないのか.と疑問を持ち始めながら読み終えた本を元に戻して)
あんた、荒…本?さんでしたよね。なんで監視みたいなことしてるんですか
(難しい内容に集中が途切れ何冊か脇に抱えると人目には敏感なのか先程から薄々と感じていた視線について少し声を大きくし直接問うて)
荒本
翼の頼みだ。お前はここに来て日が浅い。慣れるまで、もしものときに一人でも問題がなくなるまで恐らく誰かが見ている。今は来たばかりで幹部クラス以外じゃ対応できないことが多いから幹部がついてるだけだ。
(分厚い字だらけの本を手に取りパラパラとめくりながら淡々と答え、言い終わる少し前から相手を見てどのような顔をするか少し楽しみにしつつありのままを伝え)
もしもって、それ本当にあるんですか?此処まで来るのにも平気だったし、藤咲さんが心配性なだけですよ
(オカマ、漆原に忠告されたのを思い出すも藤咲の側を特別視したことがなければ実感なく他の部下と何ら変わらない立場だろうと偏見し頭を傾け)
荒本
お前みたいに買われてきた奴は何人もいる。そいつらはここに馴染むまで基本、翼の側にいて一緒に行動を初めて段々と自分の会は場所に行くように仕向ける。
だが、翼の傍にいる間は色々と仕組まれたり嫌がらせを受けることが多かったからな。その為だ。
(予想とは裏腹の反応につまらないというように視線を逸らし本のページをペラペラと捲りながら答えて)
それならもう俺には必要ないです。藤咲さんの側にいかないんで
(考えないようにしていたモヤモヤがまた顔を出すと自分で宣言しておきながら眉を寄せて俯き)
荒本
無理だな。翼がへばりつく。
翼のワガママがココのルールだ。翼からしてお前が心配なくなるまで傍に置くだろうよ。逃げるのも無理だな。葛城が番犬みたいなもんだからな。
(俯いた相手を見て首を傾げると何となく近寄りゴツゴツとした硬い皮膚に覆われた大きな手で柔らかく撫でて、落ち込んでいるであろう相手を不器用なりに励まそうとするが目線は本に行っており)
ふっ、なんだそれ。藤咲さん子供みたいじゃないか
甘やかすって言ってたのも、たんに藤咲さんが寂しいんだろ
(縮まる距離より伸びてきた手にほんの一瞬身を堅くするも藤咲の話しに思わず笑みが漏れ表情が緩み)
荒本
そうかもしれんな。
もし翼が新しい新米を横っちょに連れてたら寂しいだろ?そんな感じになってイタズラする奴らが出てくるのかもな。
俺らのボスは甘ちゃんだからなぁ。
探していた本は見つかったか?
(さっきまでと変わり笑っている様子にホットし手を引っ込めるとまたほんを読み)
寂しいわけないだろ。構われなくなってせいせいするな。何で俺が…。
ん、見つかったからもう戻……あんた強いか?
(途端にぐっと眉間に皺を寄せ ぶつくさ、問われた問いに軽く本を見せればふと相手が幹部ならと返し掛けた踵をピタリ)
荒本
....
翼を抜いたら、打撃だと俺がトップだな。
防御だと漆原。総合だと葛城。戦略だと樹原。そんな感じだ。
(コロコロと表情を変えるのは藤咲の事が絡んだときだけに見える様子に相当懐いているのだろうかと無言で考えていたら突然の質問に誤解のないように答えて)
今、時間あるなら教えてよ。そのトップの打撃ってやつ
(俄然相手への見る目が変わり目を眇め見るからに興味を持った面持ちで部屋へ戻ることを止めて向き直り時間などお構い無しでいて)
荒本
悪いが今のお前には厳しい。教えるのにもそれなりの体格がないとな。そのままやるとぽっきり骨折しちまう。
(ぱたんと本を閉じてじっと相手の細い体付きを見て自分が少し荒くたくすると折れるだろうと考えてしまい小さく頭を左右に振って)
藤咲
うっし、三柴理のことは頼んだからな、犬飼。
(ダラダラと救護室で喋っていたが葛城からの仕事しろ電話に嫌そうな顔をしつつも立ち上がって犬飼の頭をわしゃわしゃなでたら部屋から出てゆき、仕事部屋に向かって)
骨の一本や二本気にしない直ぐくっつく。それでも、あんたが…荒本さんが無理なら他の二人に頼む
(体格云々の尤もなことが頭になければ今し方読んだことを試したく用はないとばかりに不貞腐れ気味に背を向けて歩いていき)
荒本
折れたら翼に煩く文句言われるのでな。勘弁だ。もうちょい体つき良くなってから相手してやる。
多分だが、漆原のところには足を踏み入れないことが平和だぞ?
樹原は今、別の別荘にのとこにいる。
(分かり易いぐらいに不貞腐れた背中に驚き、どう仕様も無い為か眉を少し下げて残り二人の様子を軽く伝えて)
藤咲
やべぇな。急がねぇと
(早歩きになりながら携帯を取り出してスケジュールを確認するとボソッと呟き)
翼、翼って…藤咲さんに黙ってたらいいだろ別に。
(善意となる忠告もあまり聞く耳を持たず屋敷のどこかに居る漆原を探すべく此方もまたズンズン歩いては曲がり角で藤咲と接触しかけ)
わっ...こら、危な...ルイス?
何してんだ?
(バフっと包み込むようにルイス君と衝突すると思いもよらない相手にきょとんとしながら首をかしげ)
んぶっ…!ったく、危ないのはそっちだろ。藤咲さんこそ何してるんだよ
(転倒は免れたもバサッと本は落としてしまいあろうことか抱き締められる形になろうとは思いもよらず見上げて)
そうだな、俺も気をつける。
んー...急用が出来てだな。急いでる。
(何してると言われたら白々しく視線をそらして何もないぞと言いたげに抱きしめた腕を離して落ちた本を拾って差し出し)
そ、藤咲さんオカマの漆原さんどこにいるか知ってるか?
(その態度に詮索する気もなく背表紙を見られてない本を半ば奪うよう取れば背に隠すよう持って何食わぬ顔で尋ね)
オカマの漆原さんって漆原でよくないか?
漆原はこれから俺のようで連れていくからだめだ。葛城に頼め。それか三柴理とかだな。
(さっと背に隠す様子に疑問を抱くが気にせず、オカマの漆原という言い方に気が抜けながらもこれからの用事に連行する予定のため無理だと伝えて)
呼び捨てていいのか?ん、三柴理さんは寝込んでるだろ…葛城さんは昼間教わったし
(自分の中でオカマの印象が強いだけに違和感を覚えず、他を当たろうにもどうやら今は都合が悪い様子に内心肩を落とすと大人しく部屋に籠もることに決めて)
んや、漆原さんのほうがいいな。
この時間帯からいる幹部は葛城と荒本だけになるからな。もしかしたら今日はここに帰ってこねぇかも知んねぇから葛城に分からないことは聞けよ?
(ポンポンと頭を撫でると別の地区で起きた紛争に樹原が巻き込まれたことを知り援助に向かうために行動するため帰ってくる時間が分からないことをそれとなく伝えてその場から立ち去り)
帰ってこないのか…
(背が見えなくなるまで立ち尽くしていては此処に来て大半が相手と一緒だっただけに自ら距離を置こうとしていたも言いようのない寂しさらしきものが心中に生まれ溜め息を漏らし足取り重く自室へと)
葛城、荒本と俺のお気に入りたち精鋭出いく。だからここは守れよ。一番あぶねぇのはルイスだ。傍にいろ。
(ルイス君の視界から消えると猿のように柱を伝い飛び移りながら必要な部下たちと荒本を集めると車に乗り、運転は荒本に任せ葛城に電話をかけて己が不在している時の対応を任せて)
葛城
は、畏まりました。何卒、怪我なきようお帰り下さいませ。
(電話の震えに気づき耳に当てると真面目な声のボスに自然と背筋が伸び顔も緊張に引き締まりながらも己のすることが分かれば電話を切りさっそくルイスの元へ駆け出して
葛城さん何か用?
(部屋の扉に手を掛けた直後、背後から迫る足音に振り返ってみれば予期せぬ相手に疑問符が浮かびつつどこか雰囲気が張り詰めている姿にじっと伺い)
葛城
藤咲様からの支持がありましたのでルイス君のストーカーをさせていただきます。
(振り返る姿に何もなかったことが明確になりホッとすると目の前で立ち止まり執事のような立方でにっこりと柔らかなふざけた笑みを浮かべつつ藤咲からの命令をだいぶ噛み砕いておふざけのように聞こえるよう話して)
新手の嫌がらせ…?付きまとわなくとも俺部屋から出ないよ
(垣間見えたのは気のせいだったのかと冗談とも本気ともつかない宣言に小首を傾げながら室内へ入り、葛城も入るだろうと扉を開けっ放して机へ本を置き)
葛城
ふふ、私はルイス君の師範ですから勉強もお手伝いしますよ?
藤咲様がいないときや都合の悪いときは得に。
(部屋に入りながら扉を閉め弱愛ぶりが見て取れる部屋の家具に内心ため息を吐きながらも一日過ごすにはちゃんとしたものが整っているため心配はなさそうだと想定して)
なら、今から昼の続きいいか?荒本さんに頼んだら断られたから
(気を紛らわせるよう何かしたく身体自体疲れがあるものの眠るに眠れなくていて)
葛城
おや、荒本に頼んだのですか?
軽く動くくらいで良いのでしたらお相手しますよ。
(まさか荒本という言葉が出てくることに驚きながらそわそわとしている様子に微笑ましくなり
葛城
まぁ、荒本は力強いですから。
着なくてもいい事をしましょう。鍛えることも大切ですが体の柔らかさも大切ですから。
(承諾したことにより少し嬉しそうな様子にほっこりとしながらも体幹と体の柔らかさもメインに使用と考えており)
お返事大変遅くなりました。
葛城
体の柔軟です。筋肉が固まってしまうと余計な負担がありますからストレッチですよ
(人の頭ほどのゴムボールを取り出し完全に空気が入っていないものを手渡して)
葛城
肩こりとか骨盤の歪みを直しますよー
さ、私の真似をしてくださいね
(ルイス君のスリッパか靴をささっと脱がして床に柔らかい記事のマットレスを敷き詰めると自分もスリッパか靴を脱いでジャージになると体操のお兄さんふうに言って)
靴くらい自分で脱げるから…。
(どこからともなく用意周到な相手に驚く間もなく、また小難しいことを言う相手に小首を傾げたくなるも教えに従いマットの上へ)
葛城
おや、それは失礼しました。
ささ、普通に立って片足どちらでもいいのでボールを踏んで軽く前後ろに動かしてください。それを左右三セット。
(うふふっと笑ってフィットネスクラブの調査で知りえた知識を生かして編み出した筋肉の硬直を解す動きをしはじめ)
みんなことんな地道なことしてるのか……あ、
(ぎこちないのも始めだけで相手に倣って早くもコツを掴みスムーズに足を動かす頭の隅では藤咲がチラつき、ボールをころりと逃して壁際のほうへ転がり)
葛城
地道なことも大切ですから。派手な動きをばかりしていますと痛い目にあいますからね。
余所見してますとボールが逃げてしまいますよ?
(センスのいい様子についつい口角を少しあげてしまうもどうやら気がかりがある様子に今起こっている面倒ごとを悟られないようボールに神経を使わせるために体操は少しずつ難しさをあげ、ら固まった筋肉、使ってない筋肉に刺激をあたえて)
葛城
そうそう、上手いです。
体を和らげることにより動きやすくなりますから健康にも良いですよ
(真剣にやる様子にのほほんと見守りながら一時間すると動作をやめて深呼吸をして終り)
葛城
休憩もトレーニングです。慣れないことを立て続けにやると疲れますからね。
寝る前のストレッチはこれぐらいで良いかと
(やんわりとした口調で日が落ちたことを伝え睡眠を取るように催促するなか、部屋に敷き詰めたマットレスを回収し)
葛城さんも戻るのか?
(ボールも返せば近くのベッドへ腰かけ、例のストーカーとやらも終了なら休息も兼ねて本でも読もうかと図書館から借りた物を引き寄せ)
葛城
はい、おしまいです。
朝は各自起きて朝食を取りに行きますが、お迎えに上がりますので。
(口では終わりだと言ったが面と向かっての監視が終だといただけで夜通しルイス君の部屋周辺に滞在しつづけるのだ、敢えて言わずドアノブを引いて部屋を出てゆき)
わざわざ迎えとかいいのに…。ああ、藤咲さんいない代わりか?
(締まりゆく扉に呟きを残してゴロンと仰向けに寝転がり巫山戯めいた葛城の行動に自問自答しながら目元へ腕を乗せて)
葛城
....
....はい、葛城でございます。ルイス君は今からお休みになられるようです。...承知致しました。
(ルイス君の部屋を出ると暫く歩くとお尻のポケットに入っている携帯がブザーで電話が来たことを知らせ応答すると小さな声で返答し電話を終えたら小さな溜息を吐いて窓から覗く夜空に少し視線をむけて)
藤咲
....
屋敷は問題ない帰るぞ。
(なにやら厄介事は終えたらしく皆を連れて帰っており)
無理したら何言われるか分からないもんな…。
(どうやら少し眠れていたようだが、やはり熟睡はできず溜め息を吐き出してせめて体だけでも休めるべく横たえたまま本をぱらぱら捲り)
葛城
....
もう到着される頃ですね。
(出迎えたいがもしもがあるといけないためここに待機したままで)
藤咲
....着いた。ケガが少しでもあるなら救護室へ。その他は好きにしろ。
(車が屋敷の前に何台も止まると自分の声が冷えた空気によく響き、部下たちはそれぞれに行く場所に移動している中、幹部クラスは集まり屋敷に入って隠し部屋に向かい)
葛城
アローハー!藤咲様たち今帰られましたよ?会いに行きますか?
(隙間に合わせて顔を出し満面笑みで対面すると数歩後ろに下がってすっと立ち)
藤咲たち
(なにやら反省会的なものをしており)
っ、何して… 別にうるさいから見ただけだし。
(まさか居ると思わず驚きに目を見張り此方もまた一歩二歩と下がり、気になることには変わらず廊下チラリと)
あっそう。葛城さんは、まだストーカーしてたんだ?
(興味ないような素振りをみせながら話を切り替え、何がそんな面白いのだとばかりに眉に皺が寄り)
葛城
さてはて、たまたまこちらに知人の訪れが有りましたのでじゃれていたんですよ。
(あらかさまに不愉快そうな顔にほっほっとおじいちゃんの様に笑いながら屋敷の塀を登って不法侵入してきた者を知人といいつつ気絶させ縄で手足を縛った男性たちのことを話してストーカーしていないですよ、とやんわりと否定して)
…迎えくるんなら葛城さんも早く寝なよ、もう遅いんだし。
(己の単なる勘違いだと分かれば嫌味ならぬ気遣いめいた台詞をぶっきらぼうに述べて一方的に扉を閉め)
葛城
藤咲様はきっと時間が出来れば訪れると思いますよ。
お気遣い有り難うございます。
(不器用な様子に口元を確実ふっとわらいながらも微笑み扉が締まると縛った男たちを一斉に縄で引きずりながら移動して)
藤咲
(会議が終わったらしく風呂に入り出てきたら部屋着の着物に着替えルイスくんの所に足を向け)
お返事おそくなりました。_|\○_
訪れるって…もう、さすがに寝て…。
(断じて待っている気などないけれどあれから時計を何度見たことか近付く足音に聞き違いかと扉を見つめ)
(/ 大丈夫です。此方もまったりペースなので気に病まないでくださいー。
...流石に寝たか?
(小さめのロックを軽く扉にすると一目、姿を見たいがためにゆっくりと扉を開けてベットに寝そべる姿を見つけると音を立てず近寄り近くの椅子をベットに寄せ座ると撫でようと手のひらを伸ばして)
なんだ、ちゃんと寝れてるな。
無理はすんなよ。お前の安全は保証する。皆と馴染めるといいな。
(ギュッと瞑る下手くそな狸寝入りに口元が緩むが優しく撫で顔にかかっていた髪を分けて布団をちゃんと被せたら立ち上がり、見上げに買ってきたマフラーを置いて)
っあー…葛城さんがストーカー。で…明日まで帰って来ないんじゃなかったのか。
(触れられるまで息までもを止めていたも気配が離れていこうとすると裾を掴み、これまた咄嗟な行動で何か言わなければと)
ん?葛城は空気だ。気にするな。
日付は跨いだぞ?起こしちまったか?
(くぃっと小さく引っ張られ振り返り暗くてよく見えない相手の髪を撫で近くに腰を落としちゃんと風呂に入っているか確認するかのように頭に近寄りスンスンとにおって)
べ、別に…。ん、何だこれ?
(相手と同じものを使用していたのなら香りもまた一緒の筈で、心細さが緩和されつつふと視界の端に映った土産が気になり手を伸ばし)
お、偉い偉い。ちゃんと風呂入ったな。
...それは土産。
(香ってきた匂いは自分と同じもので少し驚いたがわしゃわしゃ撫でていると唐突に伸びた手の先を見てなるほど、というように軽い説明をすれば机の上にあったものを取って伸びた手に渡して)
あわわ、有難うございます。
お返事し忘れておりました。
俺の…?
土産、犬…にもやったのか?
(戸惑いがちに巻かれたマフラーに手を当てると同時に浮かぶは同年代の犬飼で声音がワントーン低く落ち)
おう。
んや、お前だけだぞ?
...動くのめんどくさいからここで寝るがいいか?
(何やら不服そうな声に目を細め首を少し斜めにしながらも素直に答えるとゴソゴソと布団に入り込み寝る体制を整え)
いいかって…もう寝る気だろ。(呆れたようぶっきらぼうだが暗闇に紛れ口元が緩みマフラーをしたまま布団に潜り込むとさり気なく髪を撫で)
...子ども体温であったかいからな、ルイスは。どーせ、ちゃんと寝付いてなかったんだろ?
(腕を伸ばし、指通りの良くなった髪を指に絡めて遊び。ルイスくんに聞こえるだけの音量で話しながらも瞼は閉じ手の感覚だけで髪を弄り)
誰のせいだ…。
(相手が気になり眠れなかったのも理由の一つで、他人事な口振りの相手の頭をクシャクシャと軽く掻き乱してやりつつぼやき)
ぐしゃぐしゃにしたら寝癖付くだろ。
ほら、寝んぞ。
(口を閉じおとなしく撫でられていたので
乱れた髪を軽く手ぐしで治すとそのまま寝は入るように呼吸の音だけになり
藤咲さん…寝たか?
色々とありがと、う…。あと、おかえり。
(静寂に包まれて暫く相手の方を見て呼び掛けてみて、寝息らしき呼吸に安堵すると面と向かって伝えられないからこそ今ポソリと告げると満足げに背を向けウトウト眠りにつき)
......
...んー
(そのままぐっすりと寝てしまっていていたが自然と目を覚ましたのは朝五時でまだ薄暗い空を窓をとうして見るとゆっくりとベットから抜けようと静かに動き)
ん…さむい…。
(何度か微睡みつつも結局寝入ったのは3時を回った頃で、布団の隙間から入る冷気に眉を寄せると暖を逃さまいと相手を抱き寄せ腰をがっちりホールドしすよすよ)
なっ....
...仕方が無いか
(起きあがった上半身は動きを止め、寝っ転がり、寒いため少しだけ布団を引っ張り大人しく寝付こうとしているが珍しい光景に眺めていて)
なんだ、藤咲さんか。ライオンかと思った…ケホッ。
(耳に馴染んだ声音にピタリと手の動きを止め、薄らぼんやりと未だ寝ぼけ特に驚いた様子も見せず軋む節々に顔を歪め咳き込み)
どこも痛まない…強いて言えば喉に違和感あるくらいで、寒いからだ。
もう起きる時間か?
(所謂筋肉痛だろうが動けない分けではなくそれも葛城さんのマッサージのお陰か、それよりも唾を飲み込むだけで痛むような喉をさすり鈍感であれば風邪の引きはじめなど気づく筈もなくマフラーを口元まで上げ起き上がり)
ほれ、じっとしとけ。
....風邪だな。顔と口洗って来い。もう起きるからよ。
(額を合わせ熱を測り、喉に触れ晴れているか確かめると小さく息を吐き軽いデコピンをくらわせて)
いっ…、はぁ…藤咲さんが布団とったからだな。
(額をさすり仕返そうと手を上げたところで気力が削がれ存外素直に洗顔を行いに向かい)
藤咲さん…俺、朝食いらない。(昨夜は相手が居たから暖かく症状は知恵熱のようなもので、タオルで顔を拭きながら戻るとダメ元で食欲がないからと言ってみて)
はい、だめ。
粥くえ。
今はベットで寝てろ。今日は大人しく寝てろ。
(飯を食わないと聞いた瞬間起き上がり胡座をかきながら太ももに片腕の膝を乗せ握った拳の上に顔を乗せながら頑として譲らない気満々で答えて)
飯は食う。
寝るのは嫌だって言ったら?
(食事は渋々承諾するも一日中ベッドの上など時間の無駄でしかなく今日もまた葛城に教わることは沢山あるため眉を寄せ食い下がり)
だめだ。
何かしようとしても力が入らないだけだ。...寝てても出来ることはあるぞ?
今日の分なら明日、俺が取り返してやる。
(立ち上がり洗顔をしに歩いていき戻ってくると昨夜、葛城に運ばせておいたルイスと買いに行った私物を部屋の中に入れ暖かい生地の服を取り出せばルイス君に差し出し)
そこにある本なら読んだ…。
(だから退屈だと言いたげに本棚から相手へ視線を移し渡されたそれらに袖を通し着替えると、たったそれだけの事なのに妙に疲れベッドへ腰を下ろし)
部屋に篭らせたりしないつもりだが、俺の仕事場に来るか、書斎、何処にいたい?この二つなら寝そべることができるとこあるからな。
ほら、これ少しの間、デコにのっけとけ。
飯食べに行くが抱き上げていくぞ?
(買ったものをタンスなどにしまうと相手の元に近寄り額に触れて熱を測り、濡らしたタオルを絞り綺麗にたたむと相手な額に乗せると部屋の扉を開けて振り返り)
んー…。仕事場。
(今のところ発熱は大してなくひんやりとした冷たさに片目を瞑りズレないようタオルを押さえたなら、相手の仕事とやらに少し興味がありほぼ生返事を返し)
んじゃまずは飯だ。無理して食わなくてもいいから少しでも食え。それか飲み物を飲むこと。
(近寄るとゆっくりとお姫様だっこで抱き上げ揺れが少ないように歩きながらも扉はちゃんと締めて食堂まで移動して)
はいはい…分かったって。藤咲さんは野菜メニュー?
(抵抗する気力というより慣れつつあるこの状態に幸いにも一目がないまま食堂まで付くと物言いは相変わらずで)
そうだな、野菜メインはいつもだからなぁ。魚とかも食べるつもりだ。
...気だるいか?
(まさか自分が食べるものを気にかけるとは思っておらず驚きながらも健康に気を付けなければならないのに風邪を引かせてしまったことに至らなさを感じて居ながらも椅子を引き座らせると厨房に食べやすい粥を頼んでおき)
ちゃんと食べないと藤咲さんは葛城さんに言われるもんな。
ん、平気だ。
なにヘンな顔してんのさ…ボスが情けないんじゃない?
(風邪からくるものなのか筋肉痛からなのか判断がつかない体の重みにこれ以上の心配はかけまいと相手の頬を軽く引っ張り軽口を叩き)
まぁ、それもあるな。
無理させず休ませれば良かったと思ってるだけさ。お前の自己管理能力の低さに驚いたぞ。
(軽く引っ張られ軽口をいう姿はしんどそうなそのもので苦笑しながらそれとなく小さな反省を求めるかのようにいってみせて)
急な環境変化に体がついてかないだけだ…。いずれ自己管理も藤咲さんより完璧になる。
(相手の発言にムッとくるものがあり皮肉混じりに返すと頬から手を離し運ばれた朝食のお粥に息を吹きかけつつ食べ始め)
…。確かに急な環境な変化だろうな。
そのいずれはいつ来るだろうなぁ?睡眠、食事、運動、すべて適度にこなせよ?
って、食べるときは「頂きます」言ってから食えよ?食べ終われば「ごちそうさま」これは忘れねぇようにな
(体調が優れていない状態でも相変わらずの減らず口につい笑ってしまうもやる気はそがれていない様子に少し安堵しつつ自分の朝食が来るのを少しの間まつており)
ん、今さら…“いただいてます”。なあ、睡眠の適度って何分くらいになる?
(食前の挨拶を指摘されれば口の中の物を飲み込み迷った末に現在進行形で呟きやがて相手の朝食が運ばれると言うのか横目に観察し)
7時間から8時間だな。お前はまだ二十歳にもなってないから余計にちゃんと寝ろ。
...お、さんきゅ。頂きます。
(はふはふと食べる姿を眺めながら話していたら朝食を運んで来てくれた奴の方を向き、人懐っこい笑顔を見せれば礼をいい、掌を縦に合わせ親指と人差し指の間に橋を挟んで口元の高さにすれば大きいとはいない声でいいっており)
…手もするのか。
ふう。7、8時間な…眠れたら苦労しない。
(一種の儀式のような所作に独りごち数口食べたところで手を止め暑苦しくなってきてかマフラーを外し傍らへ置くと再び食べることはなく粥をかき混ぜて)
寝れるよう工夫してみろ。
...もういいのか?
(黙々と食べていたが粥を混ぜる姿が目に止まり、食べ終わらせるとお茶を飲み頭を撫でて)
ん、いい。
人のベット入るのも工夫の一つか?ごちそう…さま。
(水で喉を潤しマフラーを巻き直し立ち上がると言い忘れていたかのようにぎこちなく食後の台詞を吐き)
工夫の一つだな。なんだ?一緒に寝るか?
よく、言えました。
(なんだかんだでマフラーを身に着けてくれることに嬉しさに口元が緩みそうなのを我慢しながら、ぎこちないご馳走さまに自然と笑みをこぼし自分も早く食べ終えるため口に残りの物を入れていて
.....ご馳走さま。
なら、俺のわがまま。となりで寝てくれるか?
(食べ終わるとお茶を飲んで一息ついてから、下を向く相手を見ながら思っていたのは他の奴の所では寝させるのは心配かつ不愉快なための口実をわがままとして)
…子供か、藤咲さん。
まあ、うん…。寝てやる。
これが他にバレたら色々と面倒そうだな。
(断る理由はないためぶっきらぼうに返すも語尾のほうはマフラーに口元を埋め本音を濁し、決まったはいいものの何かと忠告される件についてまるで他人ごとで)
子供でもここの長だ。
さっ!次は診察だな。
(にィっとドヤ顔で口角をあげれば立ち上がり厨房の人達に「美味かった」と伝えれば手招きして)
薬貰いに行くんだよ。そのあと仕事だ。
風邪引いてること忘れんなよ?
(横に来たら相手の額に触れ熱を測り、朝よりはマシになっただろうかと推測しながらも歩いて
バカじゃないから忘れないよ。それで出掛けるのか?
(体温は平均近く、これから向かう先は玄関だろうかと前方を眺めていては他の部下とすれ違い)
んじゃ、屋敷の中にある。
漆原ってやつ覚えてるか?そいつが一級の医者なんだよ。だから、大概は漆原がいれば問題ない。
(随分と元気になった様子にほっとしながらすれ違う部下たちとはさりげないコミュニケーションをとっており)
あー。間違えた。漆葉の双子の兄だ。なみに、葛城の弟。葛城と名前が被るから下の名前で呼んでるんだよなぁ。
(進むうちに白い清潔感のある風景になるとひとつの扉をあけて)
漆葉
んぅー?ふじーさんいらっしゃーいって少年も一緒か。
(漆葉と瓜二つだが雰囲気は男くさく兄貴というような身丈の細い男が白衣に身にまといコーヒーを飲んでおり)
オカマの漆葉さんと漆原さんは、葛城さんの弟ってこと…か?
(ぼんやりする思考では理解に多少の時間がかかり、室内に一歩踏み入れるとその人物に面食らい扉の前で立ち止まり)
そ、めんどくさい家庭で血の繋がりがあるってだけなんだがな。
漆原、こいつ見てやってくれ
(部屋に入るとふかふかの革張りソファに腰掛けて)
漆原
うっす。少年もこちらにこいよ。診察するかよ。
(診察だと分かると頷き、驚いたようにクックッと喉を鳴らすような小さな笑い方をして)
よろしく。
(一瞬ちらっと藤咲を横目にしながら呼びかけに応じ相手の前の椅子へ腰を下ろして、失礼にもついつい漆葉と見比べるようにまじまじと見てしまって)
こいつが風邪ぽいんだ。見てくれ
(くあっと欠伸を一つすると漆原のテーブルにあったお菓子を食べようと手を伸ばしていたら、漆原に叩かれてムッとしつつソファに身を委ねて)
漆原
了解っと。少年、しんど....そっくりか?一卵性双生児だからな。漆葉と全く同じ配合で出来た人間だからな
(伸びてきている手を叩いたら少年の顔を見る前に手足の先を見てから顔を見てまじまじ見られていることに遅れて気がつくとニシシッと無邪気に笑えば珈琲を一口飲み)
こうも同じでも、オカマ配合は向こうに流れたんだな。
(叩かれる一部始終を見たくなくとも視界の端で映り込み何をしてるんだとでも言いたげな眼差しで藤咲を一瞥。違いにひとり納得しつつ喉のつっかかりに咳を零して)
んー?菓子をついばもうとしたが怒られた
(ソファーに沈んでいたが視線に気がつくとやれやれというように笑ってみせ)
漆原
オカマ配合....ん?風邪だったな。口開けてみ、んで少し声をあ〜って出してくれ
(なんとも言えぬ表現に肩を揺らして笑いそうになるのを耐えるとぷるぷると震え顔を逸らしていたが咳の音に真面目な顔つきになるとライトと銀の薄い棒をもって話しかけて)
ぁ、あ~……。(時たま子供っぽい一面を見せる藤咲につい笑いが誘い自然と口元が緩むも、漆原からの指示にハッと前を向き直り棒に不信感抱きつつ声だし)
...
(大人しくソファーに座って様子を見ており)
漆原
...少し腫れてるぐらいだな。少し触るぞ?
......環境慣れしてないのと頑張りすぎだな
(薄い棒を舌に当てライトで照らしながら離すと直ぐに口から離して片付けると首元や顔を触り脈を測ったりして)
ん、頑張ってない。一、二時間もすれば良くなる…。もういいだろ。
(触れられることをあまり良しとせず露骨に嫌そうに眉を寄せ軽く手を払い)
漆原
そんなすぐ治らねぇよ。一応、薬出しとくからちゃんと寝ろよ?
(払われたことに困った子供に対するかのように笑って流しながらも2、3日分の薬を藤咲に手渡して)
藤咲
...診察さんきゅ。近々、こいつに健康診断を受けさせたいから手続頼むな。
大事ないようでよかった。
(薬を受け取ると感謝するような表情を浮かべお互いの拳をぶつけて笑うとルイス君の髪に触れて優しく撫でて)
ん。…いくか?
(声を出せば痛むためから二人まとめて短く返答をしいつもに増して撫でられるのが心地よく目を細め受けて出るのをせかすよう尋ね)
おう。真っ直ぐ仕事部屋に行く。
ついたら薬飲めよ?
(ポンポンと撫で終えると手を軽く握って診察室から出ていくと途中で軟水の入ったペットボトルを何故か屋敷のあちらこちらににある小型冷蔵庫から取り出して差し出し)
それで治るなら飲む。…なんである。
(来る途中にもあった備わる物の正体が解けると置いてある理由が当然知りたくなり、ひんやりと冷たいそれは火照る体に気持ちよく馴染み頬に当て)
喉乾いたらダメだろ?だから飲みたくなったら飲めるようにした。まぁ夏バテ防止と緊急事用?みたいな感じだな。
(ゆっくりと歩きながらもひとつの扉を開けると大きなデスクに何代も置かれたパソコンが印象的な部屋に入り、部屋の隅から何やら持ってくるとそれはテーブルしく)
ふぅん…。勝手に取って飲んでいいってことか。…どこ運ぶんだ。
(生返事ながらもまた一つ此の場所のことを知れば独りごち、遅れつつもついて行くと広々とした室内に置かれる機材を見つめて持って来られたテーブルの方へ手を貸そうと近づき)
(/すみません!遅れました…。
おう。そーゆーこった。
膝の上に座っててもいいが動きづらいからな。
ソファーの近くに机あれば物置けて楽だろ?
(近寄ってきた姿を視界の片隅に捉えると近くにある黒革の長ソファーの手前に運ぶと伝えて運び、コップと少し冷えた水の入ったポットをテーブルに置くと薬の入った紙袋を置いて飲む量を取り出せば差し出して)
(また来てくださりありがとうございます!ご都合もありますから、そう気に病まないでくださいな)
ああ、そうか。そうだな…ありがと。…ひざ…ヒザな、膝…。藤咲さん…そこ。
(まさかの自分の為だと分かると存外熱の所為か幾らか素直な口振りで珍しく礼まで言えば何やら呟いて、薬を握り締めていない方の手で相手の腕引くと不意にソファへ促すよう肩まで押し)
(/前回出没して早々にまた遅れてすみません…。スレ上げ助かりました!ありがとうございます。
...どう致しまして。ん?疲れたか?
寒くないか?
(会ってから恐らく初めての言葉に目を丸くするが照れたように笑い、ぽんぽんと頭を撫ぜれば引かれた腕の先にソファがあり、なんとなく察するとゆっくりとお姫様だっこで運べば静かにソファに座らせて)
(いえいえ、忙しいのは仕方がありません。私が暇人ですから笑)
……こう、だろ。
(常々礼を言わねばとタイミングを伺っていたも自覚なく零したこと気付いた様子もなく、相手へ座るよう促したつもりが何故だか座らされれば不満を露わにグイッとやや強引に手を引き座らせること成功したなら、何を思ったか相手の膝上へ腰掛けて)
(/また合間を見てちょこちょこと返していきたいと思います。お付き合いお願いしますね。
...寝れないんじゃないか?
(露骨に不満そうな顔に困ったようにしていたらソファに座らされ膝の上にまだ軽い相手の体重が掛かれば、自然と腰に手を回して支え肩口から声をかけて)
(こちらこそよろしくお願いします)
膝……座って欲しかったんだろ?
(相手の肩に手を添えこちらでも身体支えながら噛み合わない会話を返して、いい加減薬を口に含むとペットボトルの水で流し込みふうっとひと息)
ん…好きに触ればいい。
(飲んだばかりで触れられると手を払うところだが相手の嬉しそうな表情を見れば上げ掛けた手で軽く髪を撫でて)
お前を構っていたいが、仕事があるから少しの間だけな
(なにやら大人しい相手についつい笑ってしまい、壊れ物を扱うかのように触れ鮮やかな髪を手で梳かし抱き締めれば人肌の温度に安堵し)
っ…ケホ、誰もそこまでして良いとは言ってない。
風邪、うつるぞ…。
(手に気を取られていると唐突な抱擁に驚いて軽く咳き込み、常より低い体温が熱によって高くなっていれば抵抗する気力も低く肩口に頭もたれさせ)
わり、この部屋にはベットがないからな。
ここで我慢してくれ、クッションとかあるからそれ枕にしてくれ。
うつるのはだめだなぁ。ま、問題ないだろう。
...しんどいか?
(苦笑を浮かべながらも頭をゆっくりと撫でて腰に回した手を離せば、いつでも降りることができるようにしつつ髪をいじくり)
薬飲んだから…。
…邪魔なら部屋戻る。
(大丈夫だと言いたげに頭を起こし相手の方へ向きを変えるも自ら離れる気はないのか微かに揺れる髪に目を閉じ)
んや、ここにいろ。
何かあったらダメだかな。..すぐ近くにいる。
(外国人がよくする挨拶の時に頬にキスする時と同じ動作をすれば話してひとしきり撫でると柔らかくもしっかりと抱き、ソファーから立つとルイスくんを横に寝かせて)
…わかった。大人しくしてる。
(頬に触れた感触に反射的に目を開けると離れる間際、相手の腕を引っ張り同じ仕草を頬へと送ったなら要は済んだとばかりに肩を押して、背を向けるよう眠る体制に入り)
元気になったら指導してやる。だからゆっくり休めよ
(ねる体制になった姿を見てクスッと笑いながらも仕事の机に腰かければ表情は静かになり黙々と仕事をこなし)
…なんの仕事してるんだろ。
(気配が離れるのを感じると向きを変え相手の仕事の様子を眺める内に薬の副作用かいつの間にやら眠りに落ちて)
.....チッ...悪ふざけも隠さなくなってきたか...
(ルイスくんの様子に気づくことなく、目の前のモニターに映る情報に顔を歪ませれば片方のパソコンに片手に打ち込めば葛城を呼びつけ二人で話込み)
ぅ…っ、…ん……み、ず…。
ない…。
(微かな話し声に意識が持ち上がりぼんやり寝ぼけ眼で無意識に水分求めて手探ればゴトンッと落下したペットボトルが転がって遠ざかり、ソファから腕を伸ばした状態で力尽きうとうと微睡み)
..ほれ、水だ。寝ぼけてむせるなよ
(ペットボトルが落ちる音に気づき、転がったペットボトルを拾うと項垂れた手に握らせるように添え少し笑いながら寝顔を見て)
ん…見んな。
(ひんやりとしたのが手元へ戻ってくると目を開けた瞬間緩んだ表情の相手と目が合い、散々弱った姿を見せておきながら今更ながらパシッと手の平で相手の顔を隠し)
ぬっ...今更じゃねぇか?
(目の前に広がる手のひらに押され手首を軽く掴みながらずらし地味に鼻先への圧が強かったのか鼻をさすりつつ、ニヤニヤしながら顔を隠す姿をみて)
じゃあ、今から見るな…。治るまで見るな。
(ぐぐっと顔へ戻そうと力を入れ動かして指先の隙間から覗き見えたニヤつく顔に何の攻防かも分からぬやり取りでペットボトルまで頬に差し向け)
そらぁ無理だろ。葛城とかに世話されてぇか?
ま、仕事もうちょいで終わるからゆっくり寝てろ。
(微かに強くなる手に込められた力をやすやすとすり抜けるとわしゃわしゃと頭を撫でたら葛城の元に戻り至って真面目な表情で話し込みながらも指はキーボードを打ち込み、その横では葛城がタブレットを使っていて)
いい…部屋で寝る。薬あるし世話も必要ない、じゃあ…。
(乱れた髪そのままに仕事をする二人を眺めては自分一人場違いな事に気付き、どうにも気まずくなると薬の袋を手にして重い体を起こし)
おい、こら。..もう終わった。
しんどいのに無茶すんな。
(なんとか仕事を終え伸びをしていたら、ふらついた足取りで身体を起こす相手に驚きすぐ近寄ると脇をくすぐりながらお仕置き?もどきをして止めると抱き寄せて熱を測り)
っ…!く…はっ、ゲホッ…ゲホッ。な、にするんだよ…藤咲さん。無茶はあんただ。
(擽りに耐性などなければ息を呑み思わず笑い掛けるも咳きへと変わると口元に手を当て、心無し今ので熱が上がったようにも感じぐったりと凭れ恨みがましく睨み付け)
うん、可愛くない顔だ。早く風邪なんて治しちまいな。憎まれ口叩いてねぇと違和感があって仕方がねぇ。
(睨むだけの体力が戻ったようで安心しつつ、咳き込んだ喉に水分をとペットボトルを差し出しながらにぃっと笑って)
言われなくともそのつもりだ…。ただ、さっきみたいな事されたら治るものも治らないな。
(一気に半分ほど飲むと擽られたこと根に持ち調子取り戻しつつ反論して、再びされないよう警戒してか身を離しソファの方へ戻り)
りょーかい。
減らず口たたけるようになるほど回復したようで安心した。
〈クスクス笑いながらも近くの椅子に座り、葛城が何やら数枚の紙を渡すとアイコンタクトをしたらすぐ立ち去り〉
オカマじゃない漆原…さんからもらった薬のおかげかもな。
……あ、葛城さんに言い損ねた。
(そう直ぐに効果が表れたか定かではないも眠って僅かに回復したらしく、暑くなってきた服を一枚脱ぎ会話していたなら音もなく居なくなった存在の後追おうとして)
漆原の腕は確かだからな...ん?葛城にようか?
(漆原を自慢だと言うように笑みを浮かべながらえっへんとしていると唐突に動き出した相手を見ており)
葛城
さて、躾の悪い犬を再教育ですね
(先ほどのプリントをパラパラと見ながら確かな足取りで歩いていきつつ自分の直属の部下たちに連絡を取っており)
うん…まあ、動けるし昨日の続き頼もうと思って…。
…葛城さん。
(頭痛引き対した身体の痛みもないと勝手な判断をしながら扉を開けるとまだそう遠く行っていない相手を呼び掛け)
って回復したわけじゃねぇ....って..ハァ全く。
(葛城の後を追いかけるのも気が食わないが体調管理が下手な事が分かると余計に目が離せなくなるなと思いつつソファーに座ったままで)
葛城
...良いですか?失敗は許しませんからね?..ええ、その手順で...ええ。
おや?お呼びですか?
(話し込んでいたが声が聞こえたので早めに切り上げ柔らかな笑を浮かべながら振替えり来た道を戻り)
…もしかしなくとも邪魔したか?朝、体調が優れなくて無理かと思ったけど今の調子なら練習できるから、葛城さん時間ある時に昨日の続き頼めない?
(此方へ引き返す前の相手の行動に今更タイミングを誤ったかと思うが遅く、藤咲の気も何も知らなければ一人でもジムの場へ向かい訓練する気でいて)
...ん?
(携帯が鳴りメールを見れば部屋の隠し通路から何処かへ移動し)
葛城
ふふ、熱心なことはトテモ良いことです。体調管理は全てですよ?無理して欲しい時は言います。暇だというのなら私のお仕事について来ますか?
(目の前に来れば少ししゃがんで目線を合わせ微笑むとデコピンをくらわしながら言葉では遠回しに休めと伝えてたが、藤咲の目が届かないことを承知の上で危険な場所に連れていき反応をみようかという悪巧みを企て)
いっ…。え、行く。体調はこれから何とかしていくつもりだ。藤咲さんに言ってくるから待っててくれ。
…あれ、いつ出て行ったんだ?
(まさか藤咲にも稀にされるデコピンを相手にも食らわされるなど夢にも思っていたかった為に目をまん丸にしながら額を撫で、遠回しな言葉まるきり伝わっていなければ仕事を見てみたい欲求が勝り念のため動くこと報告しようと戻ったもそこに藤咲の姿はなく)
藤咲
(いわゆる隠密行動中)
葛城
まぁ、私が居ますし問題ありませんよ。
仕事用の服がありますのでそちらに着替えてもらいます。ささ、私の部屋に参りましょうか。
(後ろをついていけば案の定の空間によりイタズラが楽しめそうだと目を細めているが左の壁になにやら手をかざしパスワードを打てばタンタンと軽く地面を踏むと扉が現れてから声をかけて手を差し出す顔をは柔らかいがその先は暗く)
ああ、そう…だな。って、え、扉?どっから…。
その先が葛城さんの部屋か?
(藤咲の行方も気になるが突如とし現れた物に驚かない筈がなく不可思議な仕掛けに地面や壁へ見ながら相手の手スルーして入ろうと)
危ないですよ?なんせ、私の部隊の服を着るのですから..ね?
(真っ暗な暗闇の道先には仕掛けがたくさんありルイス君の進むと目の前で発動した落とし穴を無理やり機動停止させて愉快そうに笑って)
っ、もっと早く忠告しろ…。
(あと一歩で危うく穴に落下も免れなかっただろうことジトリと目を向けると、相手を先頭に道を警戒し歩み始め)
ふふ、次からはそうさせていただきますね?基本この道は通らない道ですのでお足元、頭上ご注意くださいね?
この中からお選びくださいな。丁度よいサイズをチョイスしてださいね。
(暗闇を確かな足取りで進み、光の届くところに着けばシンプルな部屋に着いて何やらレバーを引けばスーツがズラっと現れ)
スーツ…なんて着たことないな…。
(途中躓き掛けたくらいで何事もなく着いたなら幾着と並ぶそれらから身体に当ててサイズ見当すれば身に付けて、しかしネクタイの結び方に固結びなる始末で首を傾げ)
ルイス君、失礼しますね。ネクタイの結び方はこうです。よく見て解くときも注意してみると覚えやすいですよ。
ちなみに、ここで、過ごすならばスーツは身近な衣装になりますから。
(後ろから見守っていたが首を傾げる姿に肩を少しあげ笑うと近寄り前に立つとゆっくりと見やすいようにネクタイを結べないばスーツを着付け出来栄えを見て満足そうに笑って)
「大変遅くなりました。捨て猫を拾いドタバタをしておりました。」
ああ…そういえば、見る部下の人みんなスーツだな。ん、大体はわかった。解くときにまた結び直して覚える。
…これでいいか?平気なら行こう。
(結びやすいようにと軽く上げていた顎を下げその仕上がりに触れて結び目を確かめると小さく感嘆の息をつき、着慣れない衣服に相手との違いはないかと見比べ)
(/すみません…。返信くださっていたことに気付けず申し訳ないです。捨て猫ちゃんの様態など大丈夫ですか?猫好きなもので気になっちゃいました。)
ええ、スーツの人は外で仕事するとき、仕事相手と合うときが大半を占めておりますよ。...分からなければまた手本を用意しますね。
はい、問題ありません。ここからは屋敷の外です。藤咲様の管理下ではなくなるため。危険は身近になります故に離れないでくださいね?あと、念のため守り刀を渡しておきます。
(見比べる姿に小さなころの藤咲を思い出せば懐かしみ。外に出る様は組織を乱す小物達の始末。小物といえども危険は避けれないため、念のための短刀を差し出して)
(いえ....私も長いことお返事出来なかったのも事実ですから。生まれてすぐに捨てられていたようで目も開かずミルクもなかなか飲まなくてなんとか世話をしていたんですが4日後に安らかに眠ってしまいました...。)
ご来店ありがとうございます。
前回スレとはまた変わっていきますが
ご希望等があればできる限り添わせていただきます。
簡易的なプロフィールよろしくお願いします。
ロルは指定はないです。
やりやすいように。
確定ロルなどは気をつけてくれたら嬉しいです。
お名前と年齢、身長は必須でお願い致します。
萌ですか...萎などはその都度お伝えしていく形でよろしいでしょうか?
name:アレン
Age: 20歳
height:180cm
金髪碧眼。家計は苦しく、両親の命令により幼少期から裏社会にて危ない橋を渡って働かされてきた。最終的にその両親により人身売買される。裏社会を見てきたので人間不信ではないが、中々他人を信じられず性格が少々歪んでしまい素直ではなく、口調も悪い。
(/pfはこんな感じで宜しいでしょうか?萌と萎に関してはpfの性格や容姿についてだったので、どうすればよいか迷いましたがこのpfでご検討下さい!)
遅くなりました、すいません。
素敵なプロフィールありがとうございます!
こちらの考えがおよばず申し訳ございません。
では、スレを流しますね。
藤咲
...名は?
(競りが終わり、戦利品である相手が来るのを待つだけの控え室にひとりで待ちながら静かに窓から見える空を見ていたら足音がしてもそのまま窓に顔を向け相手が入ってきても、背を向けたままで連れてきた商人が去って数分経てばやっと口を開き)
( /いえ!此方も言葉足らずだったので申し訳ないです!
初回、有難う御座いました! 口の悪い生意気な息子ですみません……)
アンタこそ、誰? 新しい御主人様とか?
(今回もまた、奴隷のように扱われては捨てられるという考えが消えないので素っ気ない態度と生意気な口調で会話は続けられて)
相手の名前を尋ねるなら、まず最初に自ら名乗るのが礼儀だろう? だからアンタが御主人様だろうと、名乗ってくれないと俺は絶対に名乗らねぇから。
...御主人ってことになるな。
名前は.. まぁどうでもいい。腹は空いているか?病気は?風呂に入るか?
(威嚇したような攻撃的な声のする方へ踵を返して相手を改めてちゃんと足先から頭まで静かに視線で見てから声を出しつつ、相手の隣にあるテーブルに商人が置いていったであろう取引額と相手についての明細書を見つければゆっくりと足を進め手を伸ばし)
(人身売買される以前に奴隷の様な扱いが当たり前だったので相手の発言には驚き少々目を見開いて。しかし、全身を見定める様に見詰められる行為は嫌なのか眉を顰め元々薄着で毎日生活しており食事や入浴等は一切気遣われた事が無かったので最初は戸惑い拒否をしようとしたが生理現象には抗えず、空腹なのか音が鳴ってしまい一応相手は主人となったので慣れないながらも言葉遣いを変えていって)
アンタ……貴方は俺を奴隷扱い、しないんだな? 食事、入浴の事を気遣われたのは貴方が初めてだ。俺、普通に食事して、入浴しても良いのか?
ん?御主人というより親代わりみたいなもんだ。飯も服も寝床もしっかり用意するのはあたりめぇだろ?....腹空かしてるみたいだが...まずは風呂に入るか...三十分程度我慢できるか?あとそれを着とくとこ。また売買されるのは困る。他に質問は?
(書類を手に取り一通り見たら灰皿の上に丸めて置けばライターで燃やし、ふんっと気に食わんと言わんばかりに奴隷という証明書が灰になる様を見届ける前に相手を見れば、この季節には肌寒い姿に眉間に皺を寄せて自分のコートを脱いで相手の頭に掛かるように軽くほおり投げて)
わっ……コート? しかもサイズがデカい……っと、大丈夫……です。待つのは慣れっこですからね。
(急に視界が遮られて驚くがよく見ると相手が着ていたコートであると気付き、直ぐにコートを羽織ると嫌いな人間はとことん嫌うが、発言からして悪い人間ではなく、信頼できる人間に対しては敬って口調も変えているので相手を信頼できる人間だと判断したのか口調を変えて)
質問は……えっと、俺はこれからどうなるのですか? ずっと奴隷みたいに働かされてきたから正直その……親切にされるのとか慣れてない。だから戸惑っている。
お前になにかしろってことは無い。強いていうなら、勉強しろってことだな。 ..親切...ま、そのうち慣れるだろ。 ....よっこらせ...素足じゃ歩くの痛いだろうから暫く大人しくしとけ。風呂入って歯磨いて飯にする。...空けろ。
(突然、威嚇したような雰囲気から大人しそうな雰囲気になった事に首を少し傾げ、相手に近寄ればくしゃくしゃと髪を乱すように手のひら全体で撫でたら相手をいわゆるお姫様だっこをして部屋のドアの前に立ち止まれば一言言い終わると同時に扉が開けばそこにスーツを着た男性が扉を開けていて)
勉強……――うわっ!?俺、重いから……って、勝手にドアが開いた!!
(勉強という発言に首たを傾げるも直ぐに軽々と、男の己を姫抱きする相手に驚くと急なことだったので暴れはしないが足が地についていないのもあり相手の首へ両手を軽く絡ませてバランスをとって。今度は相手の一言だけで扉が開かれた事に驚くと扉の先にスーツ姿の男性がいて相手の知り合い否かを判断できないがそのスーツ姿の男性へ軽く会釈して)
あ、有難う…御座います……。
藤咲
こいつは俺の相方みたいなもんだ。分からないことはこいつに聞けば大体分かる。
(気にせず歩きながら半歩後ろから付いてくる男性と何やら風呂のある場所、身だしなみを整えるところの手配が終わっているかどうかを話しているようで)
男性
ふふ、相変わらず荒くたいですね。わたくし、葛城(かつらぎ)と申します。以後お見知りおきを。アレン殿。わたくしたちが生業と致しますのは俗に言う裏社会のお仕事です。しかしながらカモフラージュのために一般企業も営んでおりますよ。アレン殿には不束ながらにもわたくしが勉学の指導をさせて頂きますね。
(相手と目線が合えば柔らかく微笑み会釈すれば藤咲の進む道のドアを開けたり執事ような行動をとりつつ簡単に自己紹介をして、藤咲とのやり取りをしつつ手配が整っていると応えて)
葛城さん、ですか……って、なんで俺の名前を?!
(たくさんの新しい情報に頭は混乱してしまいそうになるも己の名前を知っている事に驚くと同時に勉強などしたことがなく、文字も書けるかどうかのレベルなので不安になり抱きつく力は無意識に強まって)
俺、勉強とか一般常識すら乏しくて。それ以前に文字も書けるかどうか……のレベルなんですが、葛城さんや貴方はそれでも受け入れてくれますか?
藤咲
...元々、学がないことは分かってる。だがこれから先、お前には必要なとこだろ。しっかり学べ。
(流石に驚いたのか力を込める相手を少し見てまた前を向きながら歩く先には車があり、ドアを葛城が開ければ相手を乗せて自分は反対側に乗り込み)
葛城
.......構いませんが、習得の速さはアレン殿次第ですよ。お名前は競りにかけられたときに知りましたよ。...今からホテルに向かいますね。
(変わらず進むと車に二人が乗り込めば自分は運転席に乗り車を走らせながら返答して)
は、はい。俺次第で変わる……わかりました。
(移動して車のソファに座ると車自体乗るのが初めてなのでそわそわして落ち着きがないがしっかりと会話は続かれて。しかし、相手は直々に教えてくれないのか疑問に感じては相手を見詰めて)
あの、貴方は俺に勉学とか……何か教えてくれないのですか?
トピック検索 |