藤咲 2014-10-28 22:13:56 |
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ぬっ...お前なぁ...暑いと思うなら軽くぬるま湯かけてから出ろ。のぼせて倒れるぞ?
(モロに水にかかり渋い柿を食べたかのような眉間のしわを寄せキュッと口元を閉じて手のひらで軽く顔にかかった水を落としながら華奢な体格の相手の背を見送り)
誰が倒れ―…っ、触るな。何ともない…。
(反発心か言うことを聞かず出て行ったなら案の定フラつき壁に凭れかかってしまいそれを入って来た部下に心配されれば鬱陶しいとばかりに睨み、禄に身体も髪も乾かさず着替え自室を目指して)
犬飼
あ!金髪緑目の美少年くん!!そんなファミリーに愛想なくしてたら藤咲さん悲しむよ?というよりもビショビショじゃねぇの!ちょっとまってて、........ほら!髪拭いて!
(全身ビショビショの姿に驚きぶんぶんと左右を見て風呂場近くだた分かると相手の横を喋りたいこと喋るとビシッっ指差すとダカダカと走り出して大きめのバスタオルを持ってくるとバサッとかけてわしゃわしゃと軽く背伸びをしながら拭き)
一方 藤咲
部下に酒を進められ飲みながら話していた。
犬、うるさ…。はぁ、あんたもお節介好きだな
(呼び方に眉を顰めるも藤咲を出されれば話は別でぐっと押し黙り更なる面倒事にならぬよう今は溜め息をあからさまに溢しながら相手の好きにさせ)
犬飼
ん?犬って俺?俺は藤咲さんみたいにワイルドになるから狼希望だぜ!
お節介というかここのルールなんだ。家族は己の一部、家族は最大の敵であり仲間であるってその内、葛城さんか藤咲さんまたは幹部の人に教えられるさ。
(わしゃわしゃと撫でながらある程度拭き終わると手を引いて歩きながら丁寧に案内しながらるんるんと歩いて
うるさいんだし、犬で十分。犬がライオンに適うはずもないから藤咲さんにもなるのも無理。
矛盾だらけで理解できないな。結局は人間は1人だ。…おい、オレは部屋に行くんだ。
(軽く頭を振って撫でられた感触を拭い相手のペースに飲まれているのを良く思わずどこかへ向かう相手へ離せとばかりに手を揺らし)
犬飼
俺は藤咲さんの確かな力になるんだ。藤咲さん以外に俺の時間は割かないさ。だから藤咲さんを超える必要はないからな!超えれるなら超えてぇよなー。そーいや、名前は?
だよなー。俺もよく分かんねぇけど歳食ったら分かるかもって思ってる。
んじゃー、部屋どこ?案内すんよ!
(立ち止まり振り返ってにぃっと無邪気に笑いながら喋り
あんたにとって藤咲さんは?拾ってもらえた恩とか?オレに時間割いてないで、その力とやら蓄えてなよ。
自分の部屋覚えてるから、いい。
(名前に関して盛大なスルーをすると手を解き離れ明る過ぎる相手と性が合わないのか藤咲を連呼するのが気に食わないのか何時にも増して無愛想で)
んー、拾ってもらえたが一番近いかな?え!でも俺、お前と仲良くなりてぇーもん!
んじゃぁー、お邪魔するー。
休憩入れないと怒られるからな、ここ。
(盛大なスルーはふいっと無愛想な返事と共に歩き出した相手の行動により気づかず、まさに犬のようについてきて)
藤咲さん
部下に酒を飲ませすぎたため、湯にあがり救護室に運んでいる間、部下をおんぶして歩いていた。
ついてくるなよ、オレは馴れ合う気ない。
(全く意に介さないどころか図々しい相手をそろそろ鬱陶しく感じられ適当に撒こうかと早足になった刹那、藤咲の姿を発見すると途端に足を止め)
犬飼
そうつんけつんけすんなよー!って!ヘブシ...
(相手が突然止まったのでぶつからないようにと変に止まりにはいってこけて顔面強打)
藤咲
おぉーい、俺の背でゲロはなしな。
(二十歳前後の男をおぶりながらも湯上りの髪はまだ濡れていたがおぶられている相手の髪はしっかりと乾いていて、人の重みがある分着崩れしやすい着物に気を使いつつものそのそ歩いていて)
!、何して…。おい、大丈夫か
(藤咲へ声を掛けるか悩んでいたらしく転んだ拍子を見ていなければ呆れながらも見過ごせる程冷たさを持ち合わせておらず溜め息を吐きながら屈み込み)
犬飼
いひゃい...
いきなり止まんなよぉ...
(うるっと目を潤ませて眉を下げ薄く瞼を開けて片手で鼻をつつみ少しつまみながら異常がないか確かめ、ないと分かると鼻を撫でて覇気のなく口調で一番言いたいことを言い)
藤咲
...犬飼か。大丈夫かって...ルイス?
(盛大な音と音声により気づいて二人に近寄りまさか犬飼の介抱をしているのがルイスくんだとは意外だったため、疑問系になってしまい)
か、勝手に転んだんだろ。…藤咲さん何してるんだ
(やや赤らむ鼻先を見て自分に責任はないとばかりに口ごもり近付いきた藤咲の後ろにおぶさる人物を訝しんで見つめ)
犬飼
う~、素直に謝ればいいのにさぁ〜...あ!ボス!と三柴理さんだ。
(呆れながら緩い口調で言いつつ、鼻から手を離すと現れた藤咲に気づきぱぁっと笑顔になると藤咲の肩から覗く自分の上司を見つけると真顔になり)
藤咲
ん?風呂場でこいつ(三柴理....ミシバ)にあってな。酒を互いに飲んでたんだが飲み潰しちまった。
(すぐ近くにある三柴理の頭を見ながら喋っていたが最後の方に二人の方を見て内緒な?と言うような口調で)
何でオレが…。三柴理…?運ぶ途中なら暇そうなイヌ、連れて行きなよ
(謝罪をする気など一切なければ平気だろうと相手の様子から判断し立ち上がり)
そうか?ルイス。無理しすぎんなよ?
もう夜遅いから早く寝るようにな。
(ふたりの一連を見守りとくに当たり障り内のないことを言うとまた歩き始め)
犬飼
扱いがほんとひどいぞー?
藤咲さんと一緒なら付いていきますよ!
(ムッとしていた顔はニコニコに変わってルイスに手を振り遠さって行き)
うん、わかってる。
…えっと、確かこの先だったよな
(温まった身体は少しばかり冷えつつ眠る為ではなく一度部屋へ戻ると軽く上着だけを羽織り記憶を頼りに図書館を目指し廊下を歩き出し)
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