藤咲 2014-10-28 22:13:56 |
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それなし。あと敬語使ったな?デコピン出来ねぇからまたデコにキスすんぞ?
俺は、お前に尋ねた。お前のしたいことを聞いている。
(口を覆う素振りに召しはないだろうなと思い、風呂場へ足を進ませながらも敬語に戻ったことが不福で仏頂面がより仏頂面になり人通りの少ない道を選び女との遭遇を避けていて)
…風呂。
(脅しとも取れる一言にすかさず口元から手を上げ額を隠すと聞こえるか聞こえないか極小さな声でポツリと口にして脱衣場へ着けば端から行くつもりだったのではないかと軽く非難めいた眼差しを向けつつ早く降ろせと眉間に皺を刻み)
よし、いい子だ。ちなみにお前が飯食えそうな顔してなかったから風呂場に向かってただけだ。
ゆっくり使ってこい。服はどんなのが着たい?
(白々しい視線と口調で眉毛を少し上げて上記を述べるとゆっくりと降ろして風呂場全体の湯の調整をしてバスタオルやら湯上がりに必要なものをチャッチャっと取り出し)
着られれば何でも…。これ、返しま、…返す。
(そんな分かり易い顔をしていたかと軽く頬に触れつつ上質なコートを今度こそ渡して口調を意識し薄汚れた服を相手がまだ居ようがお構い無しに脱ぎ捨てて広い浴室へ入っていき)
....また敬語か。
(脱ぎ捨てた服を見て拾い上げ片手に持つと薄く使い古されたのだろうと良くわかる汚れに表情を返す風呂場から出てゆき、着替えを持ってくるために自室に向かう途中で相手の服を洗濯機にかけ、冬場のため暖かそうで動きやすめの服を適当に取ってきたが自分の服のため恐らくデカイだろうなと思いつつも風呂場に戻っていて)
はぁ…何を考えてるんだ、あの人は。
(相手の気配が消えた事に少しばかり安堵感すら覚え頭からシャワーを浴び温かい湯もいつ以来だろうか、危害を加えられないだけ幸いかとぼんやり溜め息を溢し独りごち。軽く流すだけで直ぐに上がれば身体を拭いている所で相手と顔を合わすが無言で背を向けて髪を拭き続け)
ほれ、バンザイ。
...髪も体もちゃんと洗ったか?怪我しててしみるから湯浴びだけにしたのか?
(背を向けた相手を見てテーブルに服と下着をおいて柔らかそうなバスタオルを手にとり背中を吹きながらスンスンと匂ってシャンプーなのどの匂いがしないことに気付き)
自分で拭ける…っ。洗うのは面倒だったからしてない。それより…俺の服…どこだ。
(嗅がれた事も合間って思わず口調が強くなり何かと子供扱いをしてくる相手にふいっと顔を逸らし、浴室に備わっていたシャンプーやリンスといったボトルの種類が分からなかったのも一つの理由だがそれも言わず脱いだ服をキョロリと探して)
よし、怪我してないなら洗うか。
服は洗ってる。今から髪洗ってやるからじっとしとけよ?
(拭くのを止め相手を姫様抱っこで持ち上げて風呂場に入っていく表情はとくに変えず風呂場入ると大人二人分は入る浴槽がある場所に移動して浴槽に湯が溜まっているのを確認してからゆっくりと入れて袖を上げて
は…?いらな、っ…?!…すみません。
(有無を云う事も許されず強制的に再び風呂へ連行されれば構いたがる相手に気が立ち湯船に浸からされた瞬間ざぱっと立ち上がろうとすると大きく湯が波立って、相手を濡らしてしまったかと思い顔を顰め唇を噛み締め)
....構われるのか嫌か?
(ばっと顔にかかったお湯をぽたぽたと流していたが左手でぐいっと濡れてしまった髪を掻き上げ目線を合わせるがすっと見つめる瞳はただ相手を写し声色も怖がらせるようなキツイものではなくて)
……分からない。ただ…買ったのは藤咲さんだ、好きにしてくれていい。すみません…。
(こんな構われ方をしたことがない為に困惑も混じりつい苛立ってしまい自分でもどうすれば良いものか沈黙し返答すら曖昧なものとなり相手に恐怖は感じないが気まずさが漂い二度目の謝罪と共にゆっくりと湯に浸かり)
買ったがお前の意思までも俺が買ったわけじゃない。俺は気まぐれであの場所からお前を引きずり出しただけだ。
後で軽く飯くったら買いものに行くぞ?これまでになったかもしれないがお前にはもう拒否権があるんだ。自我を育め。
あ、髪と体は洗うこと良いな?タオルも服も準備してあるからそれ着とけ。
(戸惑う様子に淡々と言葉を紡ぎながらゆっくりと立ち上がりしょぼくれた姿に仕方がないなと言うような少し困ったような笑みを少しだけで浮かべるとわしゃわしゃと濡れた髪を撫でて一息つき。思い出したかのように喋ると風呂場から出てゆき)
自我…くらい俺にだってある。…暑っ、はぁ…。
(言うだけ言って出て行った相手はどうやら怒ってはいないらしく言われた通り全身を洗って出て用意された服に身を包めば告げられた言葉の意味も考えていたのもあってか結構な時間がかかった上に逆上せ)
....
(自室に向い濡れた服を脱ぎ髪を乾かせば黒を基調とした冬用の着物を纏い羽織を被れば先ほどまでなかったマフィアとしての表情を浮かべて廊下を歩)ていると挨拶され指示を待っていたものには指示や仕事を任せて風呂場に向かっている途中で)
待ってればいいのか…?飯食って買い物とか言ってたが……。(熱も冷め相手がいないとなると移動して向かうべきかと考えるが勝手の分からぬ屋敷内を彷徨いて良いものか悩みサイズの大きなたるむ袖を折りながら扉前で佇み)
そんなの後だ。まとめて片付けてやる。
できることをやれ、分からんなら葛城に聞け。大概は葛城が処理できる。
待ってたのか?偉かったな。飯食うぞ。
(部下の進行妨害についつい声が大きくなりズカズカと歩きながら風呂場につき扉を開けると相手が居たことにどことなく安堵してわしゃわしゃと撫でて柔らかな笑みを少し浮かべると扉を大きく開けてゆっくりと歩き始め)
あ、あぁ…。そんなに量は食えないからな…。
(撫でられると濡れたままの髪から雫が滴り落ち何やら揉めているような雰囲気だったが大丈夫なのだろうか自分に関係ないが気になり相手の斜め後ろをついて歩みながら部下の横をそそくさと過ぎ)
飯は食べたいだけでいい。
仕事のことだ。
信頼できるの幹部かいるから気にするな。
髪、乾いてないな。ドライアー自分で当てるか?
(部下がルイス君にちょっかいかけないか心配で相手の腰に手を回してぐいっとこちらに寄せたまま歩き)
放っておけば乾く…なんだ、歩きずらい。また抱くつもりなら…嫌だからな。
(聞いてもいない説明に自分はそれ程まで顔に出ているのかと表情を隠すよう俯けば突如として引き寄せられ何事かと視線を相手へ向けた後すかさずキッパリと言い切り)
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