主 2014-10-28 21:36:56 |
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ねぇ、金木
貴方の淹れた珈琲が飲みたい
頼める?
(今日はあんていくは休みで、留守のマスターに頼まれた私と金木は二人で店内の清掃をしていた。一通り終えたところで手を止めると、離れた場所で窓の拭き掃除を未だしている彼の背中に声をかけて)
え…僕のでいいの…?僕、まだそんなに上手くないんだけど…(いきなり相手に自分が淹れたコーヒーが飲みたいと言われれば少し驚きながら返して「僕より董香ちゃんの方が上手いんじゃ…」と言い
つべこべ言うな
…金木の淹れた珈琲が飲みたいんだ
(振り向きオドオドする金木の顔を見ているうちにイラッとしてしまい、拳を握れば低い声でもう一度言い)
分かればいい
(カウンターに入り覚束無い手先で珈琲を淹れ始めた金木の顔を今更ながら半分は人間なのだなと思いながら見つめては、カウンター席に腰を下ろし)
………(数分後、コーヒーを淹れ終われば一息ついて、相手にコーヒーを出せば「で、出来たよ。董香ちゃん」と相手の前にコーヒーカップを置き
(恋愛に発展がいいですか?のんびりギャグ的な日常みたいな感じがいいですか?)
未だ少し苦味がきつく残るけど、飲めなくはない
(カップを下ろしわざとらしく呆れた表情で金木を見ては)
(どちらも行けますが…やりたい方はありますか?)
やっぱり董香ちゃんやマスターにはまだまだ及ばないね(自分でコーヒーを飲みながら言えば一息ついてコーヒーカップに入ってるコーヒーを見ながら言い
(私はどちらでも。金木さんのお好みでどうぞ)
回数を重ねるうちに美味くなるんじゃない?
御馳走様…
(カップを空にしては立ち上がり綺麗に洗うと棚に戻して、金木の背中をチラッと見ては軽く叩き)
(じゃぁ、恋愛にしてみましょう)
あ、ありがとう…あ、董香ちゃん。僕、ちょっと出かけるんだけど…いいかな?(とコーヒーを飲み干した相手を見れば少し申し訳なさそうにしながら言えば相手にとい
(董香のキャラとしてはツンデレですか?両思いだけど告白前とか?)
何?付き添い?
…別にいいけど
(戸締まりも終わらせ金木からの頼みに、手を止めて少し考えては。最近グール同士の事件も耳にするため、護衛として付き合うことにして)
(ツンデレですかね。そうですね、告白がなかなかできない感じでいきましょうか)
あ、ありがとう(相手が意外にも着いてきてくれるみたいなので驚きながら言えばカバンを肩にかけて店を出れば駅の方へ歩いていき
(また何か設定や関係図みたいなので金木さんの御意見ありましたら、お聞かせください。では!)
…何処へ行く?
(あんていくの鍵をかけ、金木の少し後ろを歩き出せば駅へ着き。駅ビルや擦れ違う多くの通行人に眼を向けながら、足を止めて相手の背中に問いかけて)
(分かりました、では!)
えっと…最初は本屋に行きたいんだ(と言えば駅ビルへと入っていき近くの本屋に着くと真っ先に小説売り場に足を運び、高槻先生の小説を探し始め
本屋?
その作家、好きなの?
……
(駅ビルの本屋へ着けば小説のコーナーに向かいイキイキした表情で誰かの作品を探し始めた様子な彼に声をかけ)
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