東堂尽八 2014-10-28 19:15:46 |
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そうか?黒田は結構きっちりしてるイメージあるわ。(相手の印象はマイペースとは懸け離れたものでそれを素直に告げ。成程、といった表情を浮かべれば再度考えを巡らせ「欲を言う程満足してない事がないからなー。」これといった欲はないというのが結論で、それなりに我が侭を言っているつもりであったのだが聞かないと言われてしまえばそうなのだろうかと記憶を遡り。呆れ顔で相手見詰め額にデコピンを一発入れて「文句とかある訳ないだろ。疲れてる奴は黙って休んでりゃいいの。」と問答無用で頭に手を回し此方側へ引き寄せあやすように頭をぽんっと軽く叩いて。)
そうかァ?…あー、けどハコガク居た頃はそんな感じだったかもな(「何せあの先輩と後輩だし」と、憧れである今は大学の先輩でもある人物と同じクライマーである後輩達と居た頃を思い出し、あの頃は確かに無駄に真面目だったかと上記口にして。どうやら欲は無いらしい言葉に「ふーん、そっか」と頷けば、本人が満足しているなら取り敢えずいいかと一人納得し。突然額に感じた痛みに顔をしかめ文句を言おうと顔を上げようとしたと同時に頭を抱き抱えられ、放たれた言葉を聞けば全体の力を抜くように相手に凭れ掛かり「あー、クッソ…。お前、甘やかすの上手すぎだろ…」と悔しそうに呟き)
そりゃ気張るよな。そういえば黒田、目つき柔らかくなった?(箱根学園の選手とは何度か顔を合わせた事があるが一見目つきが鋭い選手が数人居た事が記憶に残っていて目の前の彼もその一人であり、然しよくよく見ればあの頃より印象が穏やかになっただろうかと緩く首傾げて。「あ、ずっと平凡な毎日過ごしていたいなー、ってのは欲?」ふと思い付いたのかへらっと気の抜けた笑み零し。相手の反応をけらけらと面白がって「ハイハイ、お褒めの言葉どうも。黒田は案外甘え下手だよな。」高校で副主将だった事も影響しているのだろうか、あまり人に弱さを見せない印象が強く何気無く話題に出してみて。)
特にウチのクライマーは不思議チャンだらけだったしな…。さあな。自分じゃよく分かんねェけど…つか、そんな恐い目付きしてたか俺(ハコガクの不思議チャン発生率異常だろ、と今更ながら辟易した様子で呟き。目付きが柔らかくなったかと問われても自覚も何も無い為答えられず、此方も首を傾げればそんなに厳しい表情をしていたかと複雑そうに考え込み。笑うなよ、と細やかな反抗を込めて相手の両頬を弱めに引っ張り。「うっせ!…否定はしねーけど」元から甘えたり甘やかすことへの対応がよく分からないのもあり、相手に指摘されたのは少し癪だがどうせ意地を張っても通用しないのは目に見えている為に素直に頷いて)
良く知らないけど個性的な奴等が居た事は覚えてるわ。恐いっていうか鋭いっつーの?単なる印象に過ぎないけど。(レース中顔を合わせた程度だが変わり者が大半を占めていた事を思い出しては苦笑い零し。恐ろしい、という印象を持った事は無いが元から切れ長なのだろうか鋭かった記憶が残っていて言葉で表すのは無理があったのか自分の目を指で上につり上記述べては首傾げて。頬を掴まれてしまえば離せという言葉の代わりに相手の腕をぺしぺしと数度叩いて。意地っ張りな性格は把握しておりそれ故あまり人に甘えなかったのだろうと、「悪い悪い。甘える事覚えておかないと疲れ溜まるぞー。」相手と向き合い両手でわしゃわしゃっと髪を搔き乱して。)
あー、そういうことか。鋭い、ねェ…ハコガク居た頃は必死だったからなァ、3年になってからは特に(目を指でつり上げる動作をする相手をじっと見てから納得したように頷き、目付きが鋭くなった理由は当時の環境によるものもあったんだろうとそう口にして。ただの仕返しのつもりが案外面白かったのかムニムニと相手の頬の感触を楽しんでいたが、腕をぺしぺし叩かれて渋々両手を離し。「つったってなー…。甘えるってどうすりゃいいんだよ、」相手の言うことは最もなのだが、そもそもどう行動を取っていいのかが分からないとムスリと顔しかめ、次いで髪を乱され思わず「おわっ!?ちょ、ヤメロって!!」と動揺した声上げ)
俺も3年で初インハイだったからなー。その時は今より目付き鋭かったんかな?(確か相手も自分と同じく最初で最後のインハイを経験していた筈で、目をつり上げた侭単純な思考で思い付いた事を冗談半分で口にして。甘え方を問われれば説明するのは難しく相手の言葉等お構いなしに髪を乱し続けながら「どうする、って言われると返しに困るな。」と眉下げ困惑の表情浮かべつつ唸り声上げ、暫くして何を思ったのか髪を弄っていた手を下ろし向かい合った状態で取り敢えず来いと言わんばかりに両腕を広げ。)
どーだっただろうな、そん時の顔とか見てねーし。ま、目付きが柔らかくなったってんなら、気ィ緩めれるような場所が増えたってことなんじゃね?(冗談半分なような口振りに小さく肩を竦めながら答えれば、話が進むにつれ忘れそうだったそもそもの質問思い出し、大学の部活仲間や今目の前に居るルームメイトなどの気を緩めれる場があるからではないのかと他人事を呟くみたいに言葉続け。両手を広げる姿を目の前にきょとんと目を丸くさせ、やや間を置いてから行動の意味を理解すれば、今このまま応えれば先程以上に何ともいえない気恥ずかしさが来るのは目に見えて。「いや出来ねェから!!」と戸惑いの声を上げて)
そりゃ高校時代より今の方が気緩むわ。最初は二人暮らしもばたばたしてたけど時間立てば何だかんだ落ち着くもんだよな。(この暮らしを始めた当初はお互い気を遣う事も多かったが今となってはこれ程安定して何時の間にか冗談を言える仲になっていて、まるで他人事のような言葉に同意の意を込め頷き。自分で起こした行動とはいえ数秒の沈黙の中で流石にこれは無かったかと反省したが後には引けず反応を待ち続ければ相手の声から戸惑いの色が見え、ここまできたら最後まで粘ってやろうと「吹っ切れれば何て事ないって、ほら。」と余裕浮かべ促して。)
ハハ、そりゃ言えてるな。俺、この大学で良かったかもなァって今更ながらに思うわ(高校時代はまともな会話すらしたことが無かった相手と大学では二人暮らし、人生分からないものだなと笑い溢し。相手の性格がよく分かるようになった今、自分の中では相手がたまに本音を晒せる程には大切な友人になっていて。そんなことを思いながらしみじみといったように口にして。「……、」あっさり言うんじゃねーよ。と余裕げな表情の相手に内心で毒付くも、引く気は無いらしい様子に溜息をひとつ。こうなったらもうヤケだ、とぶつかる勢いで相手の腕の中に飛び込んでいき)
まさか黒田と暮らす事になるとは思ってもなかったからなー。(大学で初めて会ったのはオリエンテーションだっただろうか。共にインハイを戦った事もあり話すようになるには時間はかからなかったが其の時はまだこうなるとは想像もしていなかったとこくこく頷き。流石にノッてはこないかと腕は広げた侭自嘲気味に笑みを零すと突然突進してきた相手に目丸くしながらも受け止め「うおっ、攻撃的。」と気の抜けた声上げて。)
ま、お互い似たような状況だったワケだし。今こーしてちゃんとやれてんだからいいんじゃね?(バイトで稼いでは居るし出来るだけ家賃が安いアパートにしたつもりではあるが、金銭面的にはかなり厳しい状況で。悩んで相談を掛ければ相手も似たような状況だったことを知りルームシェアするまでに至った記憶をおこして上記述べれば「案外俺ら、相性イイみたいだしなァ」とけらり笑って。此方の反応が予想外だったのか気の抜けた様子である相手にムスリと眉寄せ「ッセ、オメーが吹っ切れればっつったんだろが」と返せば本当に吹っ切れたのか、先程までの仕返しだとそのまま相手の肩口にぐりぐりと額押し付け)
そうだなー、何だかんだ楽しいし。今さらだけど黒田と一緒に住めて良かったと思うわ。(相性が良い、という言葉は誰でも言われれば嬉しいもので緩む口許を隠すように手を当て。二人暮らしを始めた頃とは比べ物にならない安心感に「お前といると妙に安心するんだよな。落ち着く。」目を細めふっと息を吐いてはへらりと笑い返し。自分で言ったにも関わらず相手の予想外の行動に動揺の色を見せて、「まさか本当に吹っ切れてくれるとは思わなくてさ。」首筋に掛る相手の髪にくすぐったさを感じる事に何処か照れ臭さを覚えては頬搔いて。)
おー、嬉しいこと言ってくれんじゃねーの(自分と一緒に居ることに居心地のよさを感じていると言われたのが嬉しく、知らずと口許が緩んでいき。次に発せられた言葉に暫しきょとんと目を丸くするも、相手も自分と同じことを思っていたのかと考えてフハッと小さく吹き出し「そりゃ良かった」とクスクス笑い。流石に勢いをつけすぎたか、半ば抱きつく形になってしまい気恥ずかしさが増すが、相手から伝わる温もりが心地好く何故か離れ難くて。だが相手からの返答に押し付けていた肩口から少しだけ顔を上げ「…何だよ。イヤなら離れっけど?」と、相手の表情窺うようにジッと見つめ)
喜んでくれたなら何よりだけど緩んでんぞ。(本人が自覚しているのかは分からないが普段中々見ない綻んだ表情にクスッと笑い零しては頬数回突いて。「癒し効果、なんてな。」楽し気に笑う相手につられ此方もにっと笑って上記述べ。至近距離で見詰められると動揺を悟られてしまいそうで、視線から何とか逃れようと後頭部を無理矢理自分の肩口に押し付けては「イヤな訳あるかって。てかあったけー。」と相手抱き抱えた侭ソファの背凭れに背中預けて。)
うわ、オマ、突っつくことねーだろうが!(頬を指で突かれながら指摘された言葉で気付いたらしく、相手の前でだらしない表情を見せたことと頬を突かれたことへの不満さで、少しだけ不貞腐れたように相手の手をぺちりと軽く叩いて。「俺にそんな効能ねーっての。あるとしたらオメーの方だから」癒し、なんて自分には似合わない単語が聞こえ笑って首を横に振ればさらりとそう返し。今度は相手から引き寄せられる形で肩口に頭を押し付けられ、突然のことに少しの間もがいてみるも離してくれる気配はなく諦めて為すがままにされれば上から降ってきた声に小さく笑い「…そりゃ、こんだけくっついてりゃあな」と呟いて。そのまま相手の方へ身体を預けていると相手の温もりで落ち着いてきたのか、駄目だと思いつつも次第に瞼が重くなっていきウトウトしだして)
何かそんな顔緩んでるの珍しいなーと思ったら、つい。(次々と変化する表情が面白くてたまらないといった様子で小さな笑いを堪えるがいかにも不貞腐れている相手をこれ以上小馬鹿にしてしまえば後々反撃がくるだろうと大人しく手を引きもうしないからという意を込めて両手の平を向けて。自分の方があると言われてしまえば「俺?んー、初めて言われた。」と眉寄せそんな要素あっただろうかと首を捻って。当然相手は抵抗を見せるが此方も最初からそう簡単に離してやる気はなくククッと喉で笑いながら腕に力を込めていれば段々と抵抗の力が弱まっていく事に気が付いて。これ以上は無駄だと諦めたのだろうか、あまりにも静かになった事を不思議に思い横から顔を覗き込めば今にも瞼が閉じそうな相手に「眠いんだろ。」と問い掛けて。)
(/いえいえ、素敵ロルです..!此方も長くなってしまったので適当に蹴って頂いても!)
つい、ってお前…。そんなに顔だらけてんのが可笑しいかよ?(「つか手嶋、お前遊んでんだろ…?」と、何もしないという意思表示を示しつつも明らかに面白がっている雰囲気が読み取れジトリと不貞腐れた表情のまま相手を見遣って。眉寄せ考え込む様子を横目に見てアー…と呟きながら天井見上げ「なんつーのかなァ…お前と居る時は自然体でいられるっつーか」とそこまで言ってから相手へと視線戻せば「俺にとっては癒し要員?」と本音に冗談を混ぜたような声で。相手の問いにも「んー…、」と曖昧に頷くだけの返答。このまま寝落ちるのはまずいと、相手に頭を押し付けているのとは逆の肩を力が抜けた手で軽く叩き離すように意思表示して)
(/それなら良かったです…。あと今更ですがヘタレ黒田くんですみません…←)
いやー、表情コロコロ変わるのが面白くって。(ふふっと堪えていた笑いが口から漏れてしまえば隠しても無駄だろうと正直に上記述べるが遊んでるだろうという問いには何も答えずとぼけたフリをして相手と視線が交わらないようにと逸らし。「癒しかー。まあ、黒田の癒しになれてるならそれでいいかな。」未だに自覚はないものの相手に癒しだと言われれば悪い気はせずはにかんで。意思表示を読み取り一旦腕の力を抜いて自由にしてやり、「眠かったらこの侭寝ても良いけど?」と突き放す事はせず柔らかな声色で問い掛けて。)
(/お気になさらずに!寧ろ黒田君可愛いです..!)
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