渋谷ん* 2014-10-24 21:19:55 |
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たなびくうろこ雲はどこへ行くのだろうか
穏やかな風に流されてのろのろと進んでいく様は
まるで亀の甲羅のよう
草の上に臥して空を見上げれば
俗世なんて目に映らないや
そんな僕の鼻に
焼けたサンマの匂いが流れ込んできて
ああ、不覚にも腹の虫が鳴ってしまった
「所詮僕も俗物なんだなあ」
目を瞑って風を感じる静かなお昼過ぎであった
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