渋谷ん* 2014-10-24 21:19:55 |
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暗い暗い空間
そこがどこかも分からなければ
僕は僕が僕なのか分からなかった
なにも見えずなにも感じない
思考は働くが、身体は働いてるかどうかすらわからない
もはや僕が僕であるかどうかさえも、もう知るすべがなかった
暗すぎた
暗すぎるのだ
なにも見えない
そもそも目があるのかも分からない
こんなこと、起こるはずがない出来事。
でも僕には起こったよ。
ここに書いた以上の疑問があって
ここには書けない恐怖がある。
「いつもここに居たよ。」
笑いながら言う声がどこか悲しそうで
僕の胸を熱くきつく締め付けた。
それと同時に僕の体になにかが入ってきたような気がした。
気づけばそこは自宅で
五体満足の僕がベッドに寝そべっていた。
先程の声はもう聞こえなくなっていて
その代わりとでも言うかのように僕の机にはメモが残されていた。
「忘れないで」
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