ブラック 2014-10-18 07:11:51 |
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「VOICE」
元にした作品「ルパン三世2nd/ラヴリーP/VOICE」
CP「無」
趣向「シリアス/悲しい/雪/重い」
恋愛要素「無」
ラヴリーPさんの「VOICE」を聞いて書きたくなったのです。
いい曲ですよ。
泣けますよ、いい曲なので聞いてみてください。
(ボーカロイドが苦手な方は無理して聞かないで下さい)
歌詞を元にしたという訳もなく、雰囲気をお借りしました。
所々歌詞もお借りしています(笑)
*今何してるの 何したいの 俺はここだ
という歌詞をあのマグナムを持っている男が心中で呟いています。
さてさて、どうして次元がワルサーを持っているのかを書くの忘れましたので、こちらに書いておきます。
ルパンの遺品から「ワルサーだけは持たせてくれ」と頼んだからです。
それだけの理由です。
途中の『』のセリフ、あれは全部ルパンです。
ですが、途中次元が述べているように次元の頭の中に居る「ルパン」です。
アイツならこう言うだろう、こんな行動をするだろう、そう無意識考えてしまい聞こえないはずの声を聞いてしまった。
リビングの配置が同じでルパンの細工だと気付くのですが(笑)
物は変えて配置だけは同じにした。
見たことあってもその記憶は必要とされない。
だから同じ配置にして、読みもしない歴史書を置いていた。
今そこに居たかの様にものを置いていた。
全ては次元に対する挑戦です。
幻に取り付かれるか、目が覚めるか。
この話の序盤で――ただ、何かを愛していたのは覚えていた。と述べている文があります。
これは、
――ただ、何かを愛しているのは覚えている。――俺はルパンを愛している、それは恋愛ではなく尊敬だ。
という文に変わります。
幻に取り付かれているときは「ルパンを尊敬している気持ち」が何か分からず、目が覚めた時には「ルパンを尊敬している気持ち」を思い出す。
↑複雑ですね(笑)
何故次元は死んだのか、それは自己解釈で良いです。
分かるか!と言う人のための一応の解釈↓
・このまま用心棒をしていても楽しくなく、スリルも感じないから。
・ルパン三世が居ない世界に住んでいてもスリルを味わえるわけじゃないから。
・ルパンが普段好き勝手してるから、自分が死ぬという勝手も許されるだろうと思ったから。
私は一番下のがしっくりきますね。
みなさんはどうですか?
設定上、ルパンの死は次元が死の丁度3年前です。
日本で言うと1月~2月の間です。
舞台は特に決めてないのですが、海と崖と家とデカイ木がある田舎町を思い出すようなところです。
マグナムではなく、ワルサーで死んだのも自分の手で殺されるなら、相棒の女(ワルサー/手)で殺されたいと思ったからです。
裏話的な何か。
ルパン→マフィアのボスの所に侵入→死亡→インターポールに遺体送られる。
次元・不二子・五右ェ門→マフィアの幹部と交戦中→撤退→ルパンの死を知る→警察で葬られるなら俺たちが!→ルパンの遺体盗む→銭形の必死さに違和感→銭形も焼かれるなら自分が!→一緒に葬式する。
実はこれ最初ルパンの遺体は路地裏に転がっている予定でした。
何故不二子がルパンの死を知ったのかはご自由に。
最後まで重い話でしたね。
こういった雰囲気の話、結構好きだったりします。
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