匿名さん 2014-10-03 21:42:09 |
通報 |
俺がか…?どちらかというと絢瀬の方が人気者だっただろう。なんといっても優秀で皆の憧れの生徒会長さんだからな(自分が人気者であったという自覚はなく、少し考えるような仕草をみせて。身勝手ながらも中学時代から多くの羨望の眼差しを集める相手に当然思いを寄せる男子も沢山居たことを思い出しては嫉妬心からか少し皮肉っぽく口角つり上げて笑い
え?私が?
(腕を組んで頭を傾げて「うーん」と呟いて、すぐに照れ笑いを浮かべ)
...懐かしいわ、あの時周りの人たちが榊原くんの話ばかりしてた事
また生徒会長してるの?
そう謙遜しなくてもいいだろう、告白だって随分されたんだろう?(当時、相手が告白を受けてそれら全部を断ってきたことは校内でも有名な話であったため、確認をするように問いかけて「ああ、まあな…そういう絢瀬も生徒会長なんだろう?」質問に一度頷いてから、確信を込めてこちらからも問いかけてみて
あの頃はピンと来なかったし、待ち焦がれてた人からでも無かったし
特別って想える存在が居なかったし不鮮明だったからよ
(相手から少し視線を逸らし鞄を持ち直し「えぇまた生徒会長してるわ、上手くいかない事ばかりだけど」と振り向き様に呟いて)
じゃあ、今はどうなんだ?特別な存在というのは居るのか?(話の流れのままに、踏み込んだ質問を投げかけながら表向きは平然としているが、もしも居ると言われたらどうしようかと内心では激しく動揺をしていて「そうみたいだな…音乃木坂は廃校になるそうじゃないか」恐らく上手くいかないこと、というのは噂に聞いたこのことに関することだろうと推測をして
居る…って言ったら榊原くんはどうする?ふふっ、冗談だけどね
(いたずらっぽく笑うと両手を後ろに回し相手を下から覗き込む様にじっと見て)
そ、そうよ廃校になるの…でもμ’sが居るから大丈夫な気がしてきてるのは事実
別にどうすることもないだろう。俺には関係のない話…って、なんだ冗談か(内心の動揺を抑えながら自分たちは現状久しぶりに再会した元クラスメートに過ぎないのだから相手に想い人が居ようと関係ないと、あくまでも表向きは冷静な対応に徹していて。しかしそれが相手の冗談とわかると明らかに安心したようなため息をこぼし「しかし、驚いたな。まさか絢瀬がああいう活動に手を出すとは思わなかったぞ」μ'sといえば今や世間的にも有名なユニットであり、その活動に相手が参加していることは当然知っていたが中学時代からの真面目な彼女からは想像もつかないようで驚いていて
確かにアイ活なんて私が手出ししない分野よね、でも音ノ木坂をもっと色んな人に知ってもらいたい
逆に知ってもらわないと廃校への道を辿るばかりなの、何とかしたいってずっと思ってたけど生徒会の枠を出ない限りは無理だった...
(眉尻を下げため息をつくと今度は苦笑いを浮かべ視線を逸らし)
気づかないのね私の想い人の事、あれだけあからさまに見て居たのに
意外だが、悪くない。μ'sで活動している絢瀬は可愛…いや、楽しそうに見えるからな(確かに彼女らしくはないアイドルとしての活動だが、それがこれまでとは違った魅力を発揮しているように感じられて思わず可愛いという本音が口をついて出そうになったが慌てて無難な言葉で言い直して「何のことだ…?」意味深な相手の言葉に眉根を寄せて疑問投げかけて
何でもない、気にしないで
(一瞬寂しそうな表情をするもすぐに真面目な表情になり相手をじっと再度見て)
楽しい?今はμ'sに入って良かったって思えるの、9人でしか成し遂げられない何かが有るんじゃないかって
榊原くんも知っててくれたって事実だけでも嬉しい
(/遅くなってしまって申し訳有りません)
そうか…ところで絢瀬はこの後、時間あるか?(気にならないといえば嘘になるがしつこく追求をしても相手の機嫌を損ねるだけと判断をして話題を変えて「まあ、俺の学校でも相当話題になってるようだしな」本当は彼女が所属して以来の大ファンなのだが、照れくさく素直にそれを言うことは出来ずに無関心を装っていて
時間?...えぇ良いわよ、今日は練習も終わった後だし穂乃果たちが後をつけて来る日でもないし
(平常心を装うとすればする程たどたどしくなり一度深呼吸を相手に気づかれない様にし、一度頷き相手の隣に立って)
それなら一緒にお茶でもどうだ?せっかく久しぶりに会ったんだ、ゆっくり思い出話でもしようじゃないか(とりあえず予定はないことを確認した上で、こちらの誘いを果たして受け入れてくれるだろうかという疑問はあったが、もっともらしい理由をつけて近くの喫茶店を指しながら誘ってみて
学校帰りは真っ直ぐ...なんて言える立場ではないわね
(片手を口元にあてクスッと笑い相手を見てそこからまっすぐ指さされた先を辿っていって)
大切な人と過ごすこんな時間も良いかもしれないわ
それに今日は大切な日だし
大切な人か…無意識でそれを言ってるなら止した方がいい。誤解を招く(大切な人だという言葉にドキッとして、相手を直視出来ずにいるがあくまでも平静を保ちつつ喫茶店へ向かって歩き出して「…そうだ、言い忘れていたが誕生日おめでとう。急だったから何も用意してないが…せめて支払いぐらいは任せてくれ」と、相手を振り返り言い
誤解招いたって良いのよ?
(小声で呟く様に言うとプイッと視線を逸らし相手についていき途中で足を止め顔が赤くなるのを抑えようと両手で頬を包んで)
...有難う、覚えててと言うか知っててくれたのね私の誕生日
絢瀬…止めてくれ。そんな筈ないってわかってるのに期待をしてしまう…(自分たちは中学時代にクラスメートだった、ただそれだけの仲であり、にもかかわらず今の相手の言葉にはそれ以上の意味があるのではないかと勘ぐってしまいそうになり「ああ…毎年この時期になるとプレゼントを色々な人から貰っていただろう」と昔を思い出すようにして
...一つお願いが有るんだけど良いかしら?
(寂し気な表情で相手をじっと見ていたがフイッと視線を逸らし「今度のハロウィンのμ'sのライブに誘いたいんだけど...」途中まで言うとチケットを差し出し)
本当に気が向いたらとかで良いから...誕生日プレゼント?そうね、友達からは貰っていたかしら
今年はμ'sのみんながパーティを開いてくれたの
…ああ、確か予定もないからな、構わないぞ(実は誘われるまでもなく彼女たちがハロウィンにライブをやるという情報を聞いた日にはチケットを入手していたのだが、敢えてそのことは話さずチケットを受け取り相手の誘いには頷いてみせて「そうか、いい仲間に恵まれたようで安心したぞ。絢瀬は少し人を寄せ付けないようなところがあったからな」同じグループの少女たちと良好な関係を築けていることを知り、あまり人を寄せ付けない刺々しい雰囲気を持っていた彼女も随分と丸くなったなと考えていて
トピック検索 |