緋野 慎(主) 2014-09-27 10:22:29 |
通報 |
(休日にいつもの様に暇を持て余し、電話をすれば尻尾を振る犬の様に媚び売る女がつかまりショッピングに行きたいとせがまれ乗り気ではないが、暇潰しにはなるだろうと、二人並んで歩いていれば、先程まで忘れかけていた見知った顔を見つけ、手を上げると)おい、久々ー。慎
ナイス提案。了解しましたー。
また、俺からも何かあったら言うな。
ん、ありがとう。
(よく見ればその視界の先..隣には、なんだか派手な女性が居り。あー、女の子と遊んでるんだ。なんて興味ないように振舞えばいいのに、真逆の行動に出て。手を上げてくれた相手をふいっと無視してすたすたと早歩きで来た道を進めば)
(此方を無視し、来た道を戻る相手に疑問符を浮かべながら、もう1度名前を呼ぶも、隣の女に引っ張られ追うことが出来ず、携帯の番号でも聞いとけばよかった...などと今更後悔し、あとでこの間の公園に行ってみようか、追いかけて引き留めようか?と色々思案し)おい...慎。...ちょっ。
(何をこんなに勝手な行動を取っているんだろうか。こんなん我儘で自分勝手だなぁと自覚はしているものの、感情制御が上手く効かず。振り返りたい..振り返りたい、けど..。いや、関係のないことだな。と思い直して。素直になれない自分に後悔しつつ溜息を一つ。場所はショッピングモールの珈琲屋を選び、とりあえずは落ち着くことにして。)はぁ...、がきくさ。
(再び名前を呼ぶも振り返る事もなく行ってしまった相手。こんなどうでもいい女と買い物よりも、一緒にお茶でも...と思っている自分に気付き、やはり追いかけてみようと、引っ張られた手を振り払い相手の向かった先を周りを見回しながら探すも、女は少し怒りながら未だ着いてきて)うるせぇ...帰れよ。
(普段は此処に来れば、ブラック珈琲を飲むのが基本となっていたが、今日はとてもそんな気分ではなく、甘いものを口にしたい気分であり。珍しくホットチョコにしてみたが、やはり己には甘すぎてどうにも口に合わないようで。ふわふわと沸き立つ湯気を見つめながら。今頃彼奴はどうしているだろうかと考えてしまっている自分が居て)
(周りを見回しながら、とあるカフェの窓に彼らしき姿を見つければ、窓の外から少々乱暴に窓を叩き、此方に気付かせようと手を振って『おい、慎...』そんな事をしていると女が腕に抱き付いてきて、内心、変な勘違いさせるだろうが!! と焦る自分に驚きながら女を引き剥がそうとし)触んなって...マジ帰れよ。
( 感傷に浸っていれば、ゴツゴツと音がしてきて。なんなんだろうと振り向けばそこには待っていたであろう彼の姿があり。ぱっと表情が一瞬だけ明るくなるが、後からとたとたと着いてきた連れの女性がまたべったりとくっつき始めて。その様子にまた一つ溜息を吐けば、口パクで『なにしにきたわけ?』と伝えて)
(此方に気付いてくれた相手に嬉しそうに頬を緩めるも、腕に抱き付く女が相当鬱陶しいのか、明らかに不機嫌な顔で眉間に皺を寄せ『いい加減帰れよ...じゃなきゃもうお前とは会わねー。』腕を振り払い追い返すと窓越しに“一緒にお茶でもと思って”と相手の口パクの問いに答えて)
(一部始終を見ていたが、随分と恐い顔で女性を追い払っていたが平気なのだろうか?ていうかそもそも、なんで追い払った?。愚問か、俺が逃げて来ちゃったからだよな。なんて今更ながらちょっとだけ反省をして。小さな変化ではあるがゆるく微笑んで見せれば『良いよ、少し話でもしよう。』と首を傾げて)
(いつもの自分なら暇潰しに女と遊んで、適当に過ごしてるのが当たり前なのだが、今日は女と遊んでいる所を見られてはいけない、と変な思考に未だ困惑するも、やっと相手の笑顔が見られ妙に嬉しくなり、相手の返事を聞けばすぐに店に入って行き)ん、すぐ行く。
(甘くてどうにも飲みきれないホットチョコを眺め、一口だけ口をつければそれを置いたまま彼を待ちつつ。彼にも女性にも迷惑をかけてしまった。と多少の後悔はありつつも、こうしてまた彼と同じ時間を過ごせることに喜びを感じている己も居てみたり。)よくわかんないな。
つか、お前さっき逃げただろ...
(相手の元に着けば直ぐ様先程から気になっていた事を問い掛けながら席につき、相手の前に殆ど手をつけられていない飲み物を見て『飲まねぇの?冷めるぞ?』と何を話していいかわからずどうでもいい問い掛けをして)
(短時間で此処までやってきた彼は、椅子を引いて向かいの席に座り。それからこちらに質問を投げかけてきて。それについては己すらよく理解できていないが...。なんと表現すれば良いのだろうか?悩みどころではあるがまぁここは素直に思ったことを言っておけば良いだろう。この感情の意味はまだ知らない。)んー..?あんたと女が一緒にいるところ見たくなかったからかな。(そして目の前の甘ったるい飲み物を指摘されれば、苦笑いを零して返答をして)嗚呼、俺それ甘くて飲めなかったんだよね。
ん?なんだそれ。もしかして妬いてんの?
(相手からの言葉を聞き、どこか嬉しいと思ってしまう、自分が居る事にやはり困惑するもまさかなぁー。と思いながら冗談のように問い掛けて『なら俺飲むわ、お前他の飲めよ』と手を上げ店員を呼ぶと自身は相手の飲み物に手をつけ口に運び)
(彼はどこか嬉しそうに疑問をぽいと此方へ投げてきたが、妬いている..、妬くってヤキモチって事でしょ。それって普通自分がそういう意識してなければそんな気持ちは生まれないんじゃないの。...ところが生まれてしまっているのが事実。これは...)じゃあ、俺が潤の事好きだって?(甘党なのか?この妙に甘ったるい飲み物を平然と飲んでいるが..。とまぁ、それはそれで。自分が飲みかけのものだが気にしない性格なのだろうか?ほいほいと色んな疑問が浮かび上がってきて頭がパンクしそうた感じにも襲われるが)
(甘ったるい飲み物を飲み、いつしか心が穏やかになって行くのがわかり、何気に相手の顔を見ていると、表情から頭の中で色々と思案しているんじゃないかと読み取れると、クスりと笑い『さぁな。それはお前じゃなきゃわかんねぇだろ。』小さく首を傾げてみて“ま、俺は好きなのかもしれないなー。”と今までの感情を一応自分なりに解析しまだ曖昧ながらもそう告げると少し恥ずかしかったのか目を合わさないように窓の外を眺めて)
(さぁな、なんて曖昧な返事が返ってきたところでまた脳内では葛藤が繰り広げられていて。それから彼の視線に気づき目が合えば。なんだか見透かしたような表情の彼がよく分からず。んん?と首を傾げて。それから、指摘をされれば確かにそうなんだよな、と思い返して。好きとかいう感情はあまり良くわからないが、これがホンモノなら...?。またもや脳内会議が始まってしまうところで、彼からの言葉が。好きかもしれない..ね。まぁ、それは俺だけに宛てられたものじゃないんだろうな。その言葉はもう使用済みだ。だがしかし、今度は彼はこちらと目を合わせようとはせずに。そんな珍しい様子にぽつりと呟けば)変な潤。
そろそろ寝るよ。長々と今日はありがとう。また明日ね、おやすみ潤。
(変だと言われ、流石の自身も、恥ずかしがるなんて柄じゃないなー。と思い相手の方に顔を向けると、自身が告げた言葉のせいで再び何かを考えて居るのであろう相手の表情がおかしかったのか吹き出しそうに『変なのは俺じゃないだろ』と口許を押さえ笑い堪えて、しかしコイツはそこらの女よりも可愛らしいし、落ち着く。まさか男を好きになるなど有り得ないと気のせいだと言い聞かせるも、目の前の相手を追いかけて女を帰した事実を受けれるしかなく)
こっちこそありがとう。楽しかった。
また明日な。慎...おやすみ。
おはよう。
(あれ?変なのもしかして俺のほう..?と首を傾げて。まぁそれはさて置き。なんで此奴に心を許している自分がいるんだろうと、疑問を隠せず。初めて会った時からなんとなく気づいていた様な、そんな感覚。そんか気持ちに、やっと此奴の事が好きなんだ。と気づいて。滅多に見せないふにゃ、とした柔らかい笑顔を見せれば)うん、潤の事好きなんだ..。(けど此奴と付き合うとなれば大分面倒ではないか?と疑問が。相当女は寄ってくるし、常に先程みたいな状態になるのは困るなぁと。)
トピック検索 |