病院の図書館で【BL】

よっこいせ、

( 大袈裟な位に立ち上がるときの動作に己の口で効果音を着ければ本を片手に立ち上がり。相手がﾘｭｯｸの中で点滴を弄っているの横目で見れば「 ん - 、大丈夫？」と念のために声をかけてみて。)

（運悪くルートが絡まっていて、あせあせと直そうとするも不器用さがにじみ出て全然直らず）
あ、すみませんっうるさかったですか？…リュックで部屋から出るの、慣れてなくて…あはは…おかしいな…（変な言い訳をつけ頭の中は焦りで真っ白になり）

其れ直してあげるから貸して。

( 持ってた本机に置いては相手に歩み寄り相手が焦ってることを察しているが故にﾘｭｯｸへと腕を伸ばす前に確認と称して上記を述べ。
先ずは相手が焦らないようにすることを第一に考えて、「 別に煩くないし、んん、焦らずゆっくり、落ち着こう 」と子供に言い聞かせるように優しい声音で。)

…お願いします…（自分には出来ないと分かり諦め、それとともにまた人に迷惑をかけた。と罪悪感にかられ）
…う…はぃ…本当ごめんなさい…
（子供のようになだめられ、黙って相手をみとくわけにもいかず、黙って俯いていて。その最中にも、こんなものつけてなければ…と自分を恨み）

そんなに気分落とさなくても良いんじゃない？

( 点滴の絡まってしまっている部分慣れた手付きでほどいてはそんな相手の頭に優しく手を乗せて笑みを溢し。
謝られたことに一瞬だけ目をﾊﾟﾁｸﾘさせればその笑みは困った様子のものに変わり、「 此れ、あると不便だよね 」何て点滴を指差しながら。)

！（頭に手を乗せられ相手の方を見ると笑っていて迷惑をかけてしまったため、怒っていると思っていたので驚き、リュックに目をやる）
…‼︎ほどけてる！ありがとうございます！（器用だな。と相手を見て羨望の眼差し。）…不便ですね。でも無いと困っちゃうし。なんか嫌になっちゃいます（相手の笑いに同じように返し）

あげときますねー

礼なんて良いよ。困ったときはお互い様。

( するり、と相手の頭から手を退けては相手の眼差しに困ったような、それでいて恥ずかしいような微妙な心境になり、苦笑。
相手の後半の言葉に同意することのできる部分があれば「 その気持ち解る。点滴つけての行動って面倒だよね 」何て。)

いえいえ！本当に助かりました。（何かお礼がしたいな。と部屋にあるものを思い浮かべ）点滴スタンドとかもう疲れちゃいますよね。（共感できる相手がいることが嬉しくニコニコとしながら話し）リュックは重いし、もうムキムキになっちゃいますよ（そういえば、ここまで冗談が言えるほど短時間で心を開いたのは思えば初めてだな。と考え、更に嬉しくなり）

律儀だなぁ、

( 感心した様な様子でぽつりと言葉を紡いではその表情何処か明るく澄んで居り。相手の話す一つ一つに共感が出来る部分多く、何度か頷きながら「 ムキムキって…、君面白いね 」と相手の発言にケラケラと笑いながら。)

（相手の頷きに嬉しい気持ちが高まり、ムキムキ。とジェスチャーを交え。）…このあとって何か用がありますか？
もしなかったら何処かでお話がしたいです！…もしよかったらですよっ？（あまりの楽しさに急なお願いをし）