捨て猫→拾い猫[NL]

（あげます

たかゆき、ぬぎぬぎしてー？
(お風呂場へ到着するなりご機嫌に抱っこのまま脱ごうとしたも、相手へ脱がしてもらおうと思い立ってぱたぱたと服を揺らして喉を鳴らし甘え

はいはい
（相手が服を揺らして甘えてくれば半ばあきれながら返事をして、相手に着せた服を脱がして一糸まとわぬ姿にして、「小咲、いつまでも甘えん坊のままじゃダメだぞ」と服を脱ぎながら言って

だめー…？
(そこにだけ過敏に反応するとシュンとした顔付きで見上げ「こさきが、たかゆきのするのいい？」と靴下を引っ張り相手が脱ぐのを手伝ってみて

あぁ、まぁそこが可愛いんだけどな
（しゅんとした顔で見上げてくる相手に苦笑しながら上記を述べて撫でて、「はは、サンキュ」と靴下を任せて脱げば風呂場に入り

さんきゅ、さんきゅー。
(無意味に相手の言葉を楽しげに繰り返しながら入ると腕へ絡みつき「こさきするの。たかゆき、あわあわする？」と目についてリンスボトルを持ち

小咲にできるか？
（相手がこちらの腕を組んで来れば上記のように問いかけて、「じゃあ頼もうかな」と相手に背を向けて

できるっ。いっぱいあわあわねー？
(何の根拠もなく自信あり気に宣言すると前へ回り込み相手の顔を見てニコッと、その向き合ったままリンスをたりーっと頭へ垂らして

お、おう…
（せっかく背を向けて洗ってもらおうと思ったのにこちらの前に回り込んでくる相手に少しあきれながら、当然相手の体が目の前にあるわけで子供の体だろうが欲情しないわけではなくてあまり何も考えないように目を閉じていればリンスの原液が頭にかかってくれば「小咲、それじゃないよ…」と苦笑しながら「こっち」とシャンプーのボトルを手に取って

こっちもあわあわ？
(違いの分からぬままリンスの上から更にシャンプーを垂らすと、なでなでとただ髪を撫でつけて「たかゆきー？めめないない？」相手の顔を見たいのに目が合わないのが不服な様子でいて

そう、あわあわ
(相手が問いかけてくれば上記を述べて、相手が不服な様子でいれば「あぁ、えっと…あわあわが目に入らないようにしないといけないんだ」と相手の体を見ないための口実で

うー…めめいたいなる？
(あまり納得がいかず、それにリンスを混ぜたからか全くと泡立たない様子に小首を傾げ「あわあわないねー？」不思議に思いシャンプーを使い切る勢いで追加してみて

うんいっぱい痛い
(納得がいかない様子の相手に苦笑しながら相手の言葉遣いに合わせて上記のように述べて、目をつむっているため相手の様子が分からず自分の頭にシャンプーが大量につかされれば「ちょっ、小咲！？」とどうも様子がおかしく相手の名前を呼べば泡がゴワゴワと泡立ってきて

わわ、いっぱーい。まっしろたかゆき、こさきといっしょねー。
(急にもこもこと自分の手が見えなくなり驚くも、白い頭になった相手がまるで自分と同じ髪色になったようで嬉しくなり「たかゆきおみみ」と泡で遊びはじめ

こ、こら…！
(泡で遊び始める相手にこちらは目を開けれずにいて、「や、やめろ！」と何とか相手の手首を掴めばつるっと滑ってしまい相手を押し倒したようになって

いッ～…!!
(ごんっと鈍い音が反響したかと思えば転んだ拍子に頭を打ち付け、ぽたぽたと滴り落ちる泡は顔に降りかかり「いた…っ、ヴ～ぅ…いたいぃ」ぎゅっと目を閉じ強い痛みに泣き出し

こ、小咲！？
（明らかに何かが強く打たれる音がすれば手探りでシャワーを探して手に取れば自分の頭を洗い流し目を開ければ「大丈夫か！？」と背中をもって起こさせて、洗面器に水を張って手ですくって相手の顔を洗い流し

ごんした…めめもいたいの…。(ぐしぐしとしきりに目を擦りながら相手へ身を寄せて後頭部の痛みを訴えかけ「あのね…こさきおふろしない」途端に入りたくなくなり

よしよし
(こちらに身をよせながら頭のいた身を訴えてくるとうったところをなでながら上記を述べて、相手がとたんに風呂に入らないと言えば「どうして?入らないとぬくぬくしないぞ?」と言えば

ぎゅ、するもん…。
(温まり方なら他にもあると首へ腕を回しくっつき、また頭を打つのを恐れていて「おへやいく。あそぼー？」わがままを述べながら水気を払うよう尻尾を揺らし扉の方を指差して