猫好き主 2014-09-26 17:26:25 |
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やっ。おしおき、きらいっ
(痛い思いをするお仕置きに不安になりイーっと八重歯を見せ嫌いなのを主張すれば「こさき いいこする。わるいのしないの」と痛みの引いた尻尾を守るようお腹側へ引き寄せ、布団まで引っ張り隠す始末で
あぁ、だからいいこにするんだぞ
(相手がいーっと八重歯を見せて尻尾を布団に隠して守るようにすれば言い聞かせるようにして、相手が布団をかぶれば「よしよし」と背中を撫でて目を閉じて
いいこする…いい、こ…
(この短時間にハシャいだり泣いたりと疲れたからか、胸元に耳を当てて伝わる相手の心音にいつしか心地よい微睡みへと沈み瞼が落ちて
…
(相手の瞼が落ちていくのが確認できた途端、家のインターフォンが鳴り、相手を起こさないように横に降ろすと急いで玄関に行くといつもの女友達がいて「遊びにきちゃった」悪戯っぽく笑みを浮かばれて
ん、うー…
(チャイムの音に僅かに耳を動かすくらいであったもその後の相手の忙しない物音に意識が浮上して「たか、ゆきぃ…?…っは!こさきも いくー!」なんてまた寝ている間に外出したのではと慌てて駆け下りて
っ!?小咲、きちゃダメだ!
(相手があわてて駆け降りる音が聞こえれば友達の前で耳と尻尾をさらすわけには行かないと悟り、叫ぶように上記を述べるが時すでに遅く友達の前に耳と尻尾つきの姿で現れ「あちゃー…」と脱力して
たかゆきっ…!
(荒げられた声に止まるどころかまだ居るという安心感に足は早まり、背を見つけた瞬間ぎゅっと抱き締め「たかゆき、わるいこ。おしお…?」お仕置き、と覚え立ての言葉を使おうと顔を上げると彼女の存在に今初めて気付き目をぱちくりと
「小咲ちゃんに耳と尻尾が…」
い、いやこれはその…
(相手が小咲に指さしながら呆然としているとなんとか言い訳をしようとするも言葉に詰まり「小咲、耳と尻尾!」と背中に抱き付く相手に注意するように述べて
…!
(注意にビクっと弾かれ耳を押さえ隠すも気が動転したのか尻尾まで気が回らず「ないないっ、こさき ちがう」と首を振って誤魔化すばかりで
…こっちきて
(相手が尻尾を隠さないままでいれば呆れ果てて、友達の手を引きながらリビングと行き、気が動転している相手をなだめようと自分の膝の上に乗せて背中を撫でながら相手に本当のことを告げて
いっしょ、いるの…
(今更、自分がおかしてしまった事の大きさを実感させられると相手を強く抱き締め不安になる一方、彼女と繋いでいた方の手を見ると胸がチクリとして「こさきの…」とさり気なく手も引き寄せ
あぁ、いっしょだよ
(自分の膝の上でこちらを強く抱き締めてくる相手の背中を撫でながら上記を述べて、友達に全部話せばこの事は黙ってくれると告げると「良かったなー、お姉ちゃんは小咲のこと誰にも言わないってさ」と相手に知らせ、引き寄せられた手で相手の頭を撫でて
いわない…?いっしょ、いれる?
(安心させてくれる手付きにホッと肩の力が抜け顔を上げると彼女は相手を見つめており、その眼差しにまたザワリと胸の内に何かが渦巻くと「だめ…っ」と反射的に相手の顔を両手で隠すようして
うわっ!なにすんだ!?
(相手が両手でこちらの司会をふさいでくるとバランスを崩しながら上記を述べて何とか相手の手を引きはがすと「ほら、小咲、お姉ちゃんにありがとうって言いな」と相手の体を彼女の方へ向かせて
ありがと?
(強制的に向きを変えられると不満たっぷりに相手を仰ぎ見ながら言って、彼女を見るのがどうしても嫌で先程から視線を合わさずにいて
「ね、小咲ちゃん抱っこしていい?」
ん、いいよ
(不意に彼女に問いかけられると了承して、相手の脇を抱えると彼女の方へ渡して「わー、ちっちゃくてもふもふしてるー!」と言うと抱き締めたり尻尾を触ったりしていて
んう、う~っ…
(抵抗する間もなく彼女の手へ渡り好き勝手に触れると相手と違って心地良くなく小さな唸り声を上げ「たかゆき、たかゆきがいいの」と相手の方へ手を伸ばし
「やっぱ隆之くんがいいみたいね」
はは、拾ってからこの調子だから
(相手がこちらへと手を伸ばすと彼女から相手を受け取り、膝の上に乗せて背中と頭を撫でて「そういやなんで来たの?」と問いかければ「んー、小咲ちゃんにクッキー焼いてきたの」と鞄からクッキーが入った袋を取り出して「おー、さんきゅー」と受け取り「ほら、小咲クッキーだぞ」と相手に見せびらかして
なーに、こさきの?
(すぐさま相手の手へ戻り自ら抱き締めたのも束の間ガサゴソとした音が気になって振り向き「くっきー?おいし?」と仄かな甘い香りにすんっと鼻を鳴らしながら食べさせてもらえるのを今か今かと口を開けて
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