猫好き主 2014-09-26 17:26:25 |
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うわあっ、おっきい。こーえんより、おっきいね?
(指し示された方を見て自分の中での価値観が変わっては、うずうずと待っていたボタンのお許しが出た興味はそちらへ「ん、押す…っ!」途端ぽちぽちと連打して、達成感に満ち足りた顔で口元を緩め)
当たり前だろ
(相手が公園と比べることに苦笑して、相手がボタンを押すと「おいおい、一回押すだけでいいんだぞ」と注意を促して、「さ、降りるぞ」と大学前のバス停に着くと降りて
たくさん、おしたかった。だめ?
(相手が降りた後ぴょんっとバスから飛び降りボタンを気に入った模様で繋いだ手を揺らし「だいがく、だいがくっ」行きしなの約束を忘れ目前の大学へ走ろうと引っ張り)
これからは気を付けるんだぞ
(ボタンを気に入ったらしい相手の目を見つめながら注意するように述べて、目前の大学へ引っ張る相手に「こらこら、走らなくても大学は逃げないって」とそれになんとかついていきながら
うんっ。ふふ、はしれー。
(相変わらず返事だけは良く逃げないと分かっていてもワクワクと気持ちが逸りハシャぎ学敷地内の中央まで走ってきては軽く息を切らし)
あ、お、おい!
(相手が手を引きながら大学の中を走り回るとそれになんとかついて行って、途中、息を切らす相手に「バカだなー」と呆れながら言って、するとしゃがみこんであいてと同じ目線の高さになると「小咲、俺との3つの約束覚えてるか?」と問いかけて
んー?たかゆき、ぎゅうっ
(問いかけに目ぱちくりと瞬かせ答えるより先に抱き締めると約束について思案し「あ、しっぽとみみ、かくす?あそばない…」帽子を押さえあやふやに小首を傾げ)
おっとっと…
(相手が目をぱちくりとさせながら抱き締めてくるとバランスを崩しかけるが何とか持ちこたえて抱き受けて、帽子を押さえて小首を傾げる相手に「あと、俺と離れないこと、わかったか?」と言って
ん、わかった。はなれない、ぎゅってしてる。
(何とか理解するとコクコクと頷き本当に離れないよう抱き締めていると周りからの学生の奇異な眼差しを向けられるが相手へ頬擦りし)
いや、ぎゅっはしなくていいから
(相手が言った意味をそのまま行動に出しているだけなのか相手を離れさせて上記を述べて、周りの学生の視線に気づくと「もう行くぞ」とその場から逃げるように相手の手を引いて
よし、着いたぞー
(相手の手を引いていればいつしか講義がある教室について、その教室に入ると「あー!隆之君!」と昨日の女友達が寄ってきて「今日は小咲ちゃんも一緒なんだー」と言って
こーえん、あった人。きょうもひらひら?
(教室内の人の多さに少しばかり不安になり相手の後ろへぴったりとくっつき、声に顔を上げると見知った彼女のふわふわ揺れるスカートに笑み浮かべそれへ手を伸ばして)
小咲に留守番とかできないからな
(友達が寄ってくると後ろにくっついている相手の頭を撫でながら言って、スカートに手を伸ばす相手に気づくと「こら、やめなさい」と相手の手首にしっぺをして辞めさせて
あっ、うぅ…。たかゆき、いじわる
(スカートへ触れることを許されず注意されれば不満げに唇を尖らせ叩かれた手を撫で、やがて教師と思わしき年配の男性が入って来ては着席するよう促されるか)
おっと、じゃあまたな
(教室に今回の講義の教授が入ってくると上記を述べて友達と別れて、相手の手を引き席に座れば教材を机に広げて「小咲も座って」と隣をポンポンとたたいて
しー…?
(途端に静まる周囲を不思議そうに見回し小さな自分が居ることが周りも怪訝なようで視線を感じつつも気にせず座るが「あ、こっち だめ?」ぽんぽんと相手の膝をたたき)
しー…
(相手が周囲を不思議そうに見まわしているとこちらも相手に返すように上記のようにして、こちらの膝を叩く相手に「静かにして座れよ」と了解して
ん、こさきも しずかする。いいこ?
(相手も声音が小さいと自分も口元へ手を当てて声を潜め膝へ移動しながら首を傾げて「なにー、これ?…こう?」目の前の教材を両手に持ちキョロキョロと左右の人を見ては同じように真似てシャーペンを握り)
あぁ、いい子
(自分の膝へと移動して首をかしげる相手が問いかけてくると、相手にしか聞こえないような小さい声で上記を述べて頭を撫でて、「小咲にはまだ勉強は早いよ」と真似する相手を見ているとどこか和やかな気分になり苦笑しながら上記を述べて
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