主 2014-09-21 19:02:36 |
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…何だよ、その気色悪い言い方は。普通に話しかければいいだろ
(一旦イヤホンを外すと深い溜め息を吐き、カフェオレの入ったペットボトルを傾けて喉に流し込む。相手の声が聞こえると少し驚いたように振り返りながらもすぐにいつも通りの落ち着きを取り戻し、皮肉の籠もった台詞と口調に顔をしかめ。フードと前髪で片目を隠したまま「何か用かよ」と素っ気ない言葉を投げかけて)
自惚れるな、別にお前に用はない。
(やはりここでも普段通り喧嘩腰な態度を取られては自分も対抗しないわけにはいかず、そう口にしながら相手の方へ歩いて行き、自動販売機の前に立ち止まれば小銭を投入して缶の炭酸飲料を購入し。「少し喉が乾いただけだ。」缶を取り出して手に持てばそれを見せつけるようにしながら素っ気ない口調で言い返し)
…そうか。それもそうだな
(自惚れ、そう聞いて確かにそうだと納得してしまう。何を期待していたのかと自分を嘲笑うように自嘲的な笑みを浮かべる。「皆消灯時間に寝ないんだな」消灯時間をスルーして起きていた同じ部屋のクラスメイトを思い出すと呟くように告げて)
おま、何笑ってんだよ。
(この場にそぐわない笑みを浮かべている相手を不気味なものを見る目で見て。「じゃあお前は何で起きてるんだ?」自分のことに関する返答はさておいて、大して話し相手も居ないであろう相手が何故こんなところに居るのかに疑問を抱きこちらから問いかけて)
別に何だっていいだろ
(相手に背を向けると近くにあったソファに腰を下ろし。「中々寝つけないんだよ。いつもなら疲れてぐっすり寝れるんだけどな」少々眠そうな顔をしてはいるが、見た目に反して寝れそうで寝れないという状態であることを言い)
ま、お前も他の奴らと一緒で少なくともこの状況に興奮してるってことじゃねーの?
(寝れる人は寝れるのだろうがやはり自宅で寝るのとは違い周りに生徒達がいる環境、寝たいと思っても寝れないのはごく自然なことだろう。後方からソファの背に肘をかけ、先程買った炭酸飲料を喉に流し込んでそう言うと、ふと目に入ったフードを掴んで後方へ脱がせるように引っ張り)
確かにそうかもしれないな。何だかんだでわりと楽しかったしな
(友人とトランプで盛り上がったり風呂に入ったり…それから、相手と入った海も案外楽しめたため頷きながら上記を言い。部屋が違うため詳しい事は分からないが、男子部屋に遊びに行ってくると言っていた友人を思い出し消灯時間を過ぎた今も騒いでいるんだろうなとぼんやり考えて。「わっ…いきなり何だよ?」フードを脱がされると突然の事に目を丸くし相手の方を振り向いて)
お前の顔が見えんだろうが、いつまた顔赤くするかも分からんからな。
(感情が乏しいように見えて意外と喜怒哀楽がは激しい相手の表情を見逃すまいとフードを脱がせたことを伝えると、同時に昼間のことを思い出し、相手の楽しかったという言葉から仲違いしていた友人としっかり仲直りしたことを察せば「お、仲直りしたのか、じゃあ改めて挨拶に…」とビーチバレーできなかった分を取り戻そうと少しご機嫌になりつつ)
な…そんなの見てどうすんだよ
(自分の顔など見たところで一体何の得があるんだと考えるが、相手の思考を読み取る事が出来ず若干困惑し。「…お前ホント女好きなのな…まあ勝手にどーぞ」まだ諦めてなかったのかと呆れるが、それよりも他の女子のところへ言ってしまう相手に悲しいような苛立たしいようなよく分からない感情が芽生える。それが嫉妬だとは気付かず、イライラした気持ちを抱えながらソファから腰を上げるとまだ中身が半分以上残ったペットボトルを片手に持つと、部屋に戻る気らしく階段に向かい)
んー…お前をからかうネタに使う。
(どうすると問われると数秒間考え、出た答えをそのままストレートに述べる。人をからかうのが好きな自分にとっては一つでも材料は多い方が良いため、相手の弱点を探ることに余念がない。「あ、おい!…あいつ、何怒ってんだ…?」良かれと思って言った言葉に何が不服だったのかその場を立ち去る相手を呆然と見送り、相手の座っていた場所に腰を下ろせばモヤモヤとした感情を抱いたまましばらくその場で時間を潰し、その後腰を上げ空き缶をゴミ箱へ投げ捨てれば男子部屋へ向けて歩き出す)
はー…余計眠れなくなった…
(部屋に戻ったは良いものの横になる気にもならず、結局先程カフェオレを買ったロビーまで戻ってくるが既に相手はおらず、やっぱり女子に会いに行ったのかと思うとまたもや訳の分からない苛立ちが生まれ、ドカッとソファに座る。一体何をやっているのか自分でも分からず、どうしていいかも分からなかった。ソファの上で体育座りをして額を膝に乗せながら、静かに溜め息を吐いて)
(その後いくつかのグループをハシゴすれば時間帯も良い時間になっており、後は部屋の人達と適当に時間を過ごしてベッドに入る。眠れないかもしれないとも思ったが、何だかんだ色々あって疲れた1日目、暫くは梓のことについて考えていたが途中で馬鹿馬鹿しくなり、次第に襲われる眠気にゆっくりと瞼を閉じては静かな寝息を立て始める)
…いい加減寝たい…
(ロビーのソファで横になったり部屋のベッドに寝たりしたがどうしても先程の事が気になって寝付けず、その辺をうろうろ歩いていると相手がいる男子部屋まで来てしまい。しかし流石に皆寝ているかと悩み暫く部屋の前でどうするか考えて。数分経ってから部屋に戻ろうと歩き出すがわりと響くスリッパの音に眉を寄せ、しかし寝ていればこの音で目を覚ます事もないかと思えば結局スリッパの音は気にしない事にして再び歩き出し)
土産買相手も居ないし、適当にぶらつくか。
(結局1日目はそのままぐっすりと睡眠。2日目の朝の寝覚めは割と良く、生徒共通の午前の学習プログラムを終えて再び自由行動の時間を迎える。列挙すれば土産を買うべき人は思い浮かぶものの別にいらないだろうと判断し、さっそく辺りを適当に歩き始め)
(/あう、日が開いてしまって申し訳ないです…!2日目突入しちゃったけど良かったですかね?w)
…ふあ〜…
(結局のところ眠りについた頃には既に陽が昇っていて大した睡眠時間は得られなかった。そのため今日何十回目の欠伸をしながら目を擦って歩いており、いかにも眠そうな表情で。寝ていいのなら寝ようかとも思ったのだが折角の自由時間なのだから何かしようかと思いながらも寝呆けた頭では何も考えておらず)
何だその間抜けな顔は、昨夜は寝なかったのか?
(それぞれ一様に商店街へ繰り出す中一人大あくびをかいている相手を見つければ、背後から歩み寄り、眠気覚ましにと頬を摘んで横に引っ張りながら顔を覗き込む。昨日の今日ということもあるが、なるべく普段と変わらぬ態度を振る舞いつつ腰に手を当てて相手の前に立ち)
いててて、放せ馬鹿っ
(頬を引っ張られ一瞬目を見開き後ろを振り向くと寝不足の原因である人物がいて少し動揺するが、それ以上に頬が痛くて相手の手を掴みながら上記を述べ)
白石、腹が減ったからどこか連れて行け。沖縄っぽいとこ。
(ばっちり目が覚めたのを確認するとぱっと頬から手を離す。各自好きな場所で昼食を取るよう言われており、時刻も正午を過ぎているため既に腹の虫が鳴っている状態。ここで相手と会ったのも何かの縁だと考えると問答無用でパーティーに加わって)
地元の人に聞けよ。私は観光ガイドの人じゃないんだからよ
(何故自分に聞くのかと面倒くさそうに眉を寄せるも、飛行機内での移動中に貰ったパンフレットを見ると「沖縄そばが人気の店があるらしいけど…ああ、すぐそこだな」パンフレットに載っている地図と現在地を照らし合わせると斜め前に店があり、そこはどうかと提案してみて)
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