主 2014-09-21 19:02:36 |
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くだらないと思うなら自分で案出せばいいだろ
(もっとマシな事は言えないのかと眉間に皺を寄せながら自分の分を払って席を立つと相手について行き。「…あの店とかどうだ?」気になるところが無いかと問われ周りを見渡すが特になかったため、適当に可愛い服がディスプレイされている店を指してみて)
服屋?まぁいいけど。
(てっきり土産物の売っている店に行くかと思っていたが相手が気になるというならそれを否定する理由もなく店内に入っていき。「そういやお前の私服って見たことないな、どんなの着るんだ?」今まで制服姿は見たことはあっても私服姿を見る機会が無く、こういう可愛い系を好むのかなと店内を見回りながら尋ね)
基本的にはラフなやつかな、ズボン履いたりとか…クール系の服とか好きだけど
(性格が男勝りなら好みも男子っぽいらしく、店の奥側にあったメンズ服じゃないかと思う程かっこいい服を指し示して「やっぱああいうのが好きだな」等と呟き可愛い服には目もくれず)
えー…。
(思った通りというか、あまり女の子女の子した洋服を好まないらしい相手に指し示された服を見て渋い表情を浮かべ、「こんなのとかどうだ?案外似合うかも。」と近くに並べられている清楚感漂うフリフリのワンピースを手に取ると制服の上から相手の身体にあてがいながら尋ね)
うわ、絶対似合わねぇ…私にこんな可愛いの合わないだろ
(今度は此方が渋い顔をする。これを着た自分が想像できない上、仮に着たとしても絶対に似合わないとか変だとか言われる気がしたため首を振りながら即却下して)
そうか?お前その口調と性格以外は悪くない方だと思うけど。
(ここで無理強いするのも悪くはないがそれはまたの機会に取っておこう、却下されると少し残念そうにハンガーを元あった場所へとかけ直し、他を貶しつつ若干遠回しに容姿は悪くないということを伝え)
…褒められてんだか貶されてんだか分かんないな
(容姿は褒められたようだが口調と性格は悪いという事を指摘されると、とても褒められた感じがせず眉を寄せる。暫く考え込むように俯いていると「…試着ぐらいならいいか」たまにはこういう可愛い服も良いかと半ば強引に自分を説得しては先程相手が戻した服を手に取り)
お、どうしたんだ急に。
(予想だにしなかった言葉が相手から飛び出せば少し驚き、しかしどこか嬉しそうな表情を浮かべ。「…実は興味があったとか?俺に容姿褒められて嬉しかったとか?」試着室へと向かう中で自分の中に浮かんだ推測をそのまま口に出して煽るように問いかけながら)
さーて、どうだろうな?ご想像にお任せしますよー、ってな
(いつもなら「うっせ、嬉しくなんかねーっての!」なんてトゲトゲしい台詞を口にするが、遠回しな言い方ながらも褒められたのが少々嬉しかったらしく微かに口角を上げながら試着室へ入っていき。数分後、スカートの丈を気にしながら試着室から出てきては「…やっぱり変じゃないか?大体スカート短すぎだろ」やはり馴れない服なため不安気な表情で相手の反応を伺って)
何だ、気持ち悪いな…。
(自分が待っていた反応を見事に裏切られ、妙な敗北感を味わいながら試着室へ入っていく相手の背中を見送り、近くの服を手に取ったりして相手が出てくるのを待つ。「うわ…めっちゃ良いじゃん。」これがギャップ萌えってやつだろうか、カーテンから出てきた清涼感のある相手の姿はこれまでのイメージを一気に払拭する程の破壊力があり、思わず素の言葉が口から毀れ出る)
え、えと…ありがと…
(予想外なことに褒められ、しかもこんなにストレートな感想がもらえるとは思っていなかったため内心少し驚いて。少し気恥ずかしいらしく、微かに赤く染まった頬で小さな声で上記を告げ)
…なぁ、もし俺がそれ買ってやったら着るか?
(暫く何やら考えるように手を顎に当てながらじーと相手を観察し、今の相手の姿を試着だけに留めておくのは勿体ないと考え、唐突に口を開いたかと思えばある提案を持ちかける)
…え?買う気か?
(相手の意外な台詞に驚き一瞬キョトンとしてしまう。「そりゃ、買ってもらったら着るけど…」流石に買ってもらっておいてお蔵入りというような事はしないが、かと言って積極的に着ようと思えるかは微妙で返事は少々曖昧になり)
よしきた、でもそれだけってのもアレだな。せっかくだからもっと見てみるか。
(肯定的な相手の返事に指を鳴らし、せっかく買うならこれだけでは物足りないと考えればさっさと元の格好に着替えさせ、手を引いて相手の趣味とは真反対のレディースのコーナーへと入っていく。「これはどうだ?これ試着してみろ。」と気になった服を手にとっては次々と相手に押し付け試着させ、着せ替え人形のようにその変化を楽しみ)
…何か急に元気になったというか勢いが凄いというか…
(急に勢いづき服を次々持たせては試着させられ、相手の生き生きした様子に苦笑いし。男性に服を選んでもらったことがなかったため、たまにはこういうのもいいかもしれないと内心で微笑み)
ん?気のせいだろ…っと、このくらいでいいか。
(相手の言葉で多少冷静さを取り戻し、結局両手に抱える程になった女物の可愛い服をレジに持っていきそのまま購入、相手の元へ帰って来れば「ほれ」と紙袋を手渡して)
…こんなに買って良かったのか?
(一体いくら使ったのかなど恐ろしくて聞けず、紙袋を受けとると自分のためにこんなに金を使って良かったのかと首を傾げ)
(/すみません、長期的に多忙になってしまいまして…;
もういらっしゃらないと思いますけど、一応返しておきますね。)
ああ、その代わりちゃんと着ろよな。
(相手の見慣れない、いわばコスプレ並のギャップをこの目で見ることができる頻度が増えることに引き換えればこれくらいの出費は安い…のかもしれない。正直なところ自分でも何故こんなに買ってしまったのか不明だが取り敢えずコクと頷き、携帯で時間を見れば「そろそろ戻るか」と集合場所となっている場所へ向けて歩きだし)
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