主 2014-09-18 13:06:39 |
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>白峰
だって、あたいが唸ってるわけではないからの...。
(くすくす、と小さな笑みを幾つも零してしまえば溜息を付いては彼女の言葉に思わず眉間に皺を寄せてしまうが此方の狼が悪い故に何も言う返すこともなくいい加減にしな。と狼の頭部を軽く小突けば情けない鳴き声とともに唸りをやめる狼に目尻を細めれば「...あんたの大将が姫じゃが、あんたさん彼奴が姫っと呼ばれている事知らんのか。」と元親を示す大将と言の葉を紡げば口角を吊り上げれば袖口から革の手袋を取り出し付ければ彼女の指先を向ければ衣服に糸を絡ませては堪忍。と共に彼女を浮き上がらせれば目の前にある井戸に近寄れば「さぁ、あたいの屋敷に招待してやる。」とつぶやき)
(寝落ちは気にしないでください!、募集上げです!!
>氷狐龍
…あんたまでそうされちゃ鬱陶しくてならねえわ
(ハッ、と嘲笑しながら嫌味交じりにそう告げてはいつまでも唸っていた狼は相手に注意されてしまうと情けない鳴き声と共に黙り込む様子からしょげている様に見えて。そんな狼の姿を横目に苦笑いを浮かべ「お気の毒に」と小さい声でボソリと。自身が所属している長曾我部軍こと大将の元親がもう一つの呼び名があったことは本当に知らなかったらしく「全く」と一言。己は大体下の名前で呼ぶぐらいでかえって新鮮かもしれんと、帰ったら本人を姫呼ばわりしてやろうだなんて企んでいれば急に自身の体が風船の如く浮く感覚に戸惑いを隠せない。余り意味がないだあろうが抵抗しつつ相手の言葉に反応し「…屋敷ならこんなことしなくてもいいんじゃねえのか?」と首を傾げ)
>白峰
あたいも御免だよ、年の下の子に唸るなんて情けない。
(ふっ、と鼻先で笑ってしまえば狐の頭部を二回撫でてやれば何か悟ったのかその場を走り出す狐に後を追うように走り出す狼達を見送れば口角を緩め、あっと思わず間抜けな声を漏らしてしまうのは姫と呼ぶと彼は相当嫌がる故に部下に教えても良かったのか改めてなんて事を思いながらも彼女の言葉にくすりと笑えば「だって、あたいの屋敷は”下”にあんのよ。」と共に軽く走り出せば彼女と共に井戸へと飛び降りては水がない故底なしの穴へと彼女と共に落ちていき)
>氷狐龍
…でもあんたと俺、年あんま変わらなそうに見えるんだがな
(急に走り去ってしまった獣達の行動を目で追いかけ見送れば何となく空を見上げてみると、何処かで見たことがあるような鳥が此方に向かって飛んでくるではないか。まさかこの子が来るからって逃げたわけ…ないわな。と控えめに笑みを浮かべてはいつの間にか己の肩にチョコンと止まると鳴き声と共に勢いよく羽を羽ばたかせて始めたので落ち着かせようと撫でたりしている中、間抜けた声が耳に届くと其方に顔を向け首を傾げて「?え、いや屋敷が下って…あんた一体何者な…、…うわぁっ‼」と心の準備もないままあの怪しげな井戸に飛び込むと同時に鸚鵡は肩から離れただただ井戸の周りを飛び回るだけで)
>白峰
あたいは19や。
(彼女の言葉に不思議そうに表情を緩めては己の歳を告げれば口角を緩めてしまう、特に年齢に気にしていない故に速く彼女の年齢を知りたいのかうずうずとしてしまう、急降下していく体に楽しげに笑みを漏らせば穴は深いもので数分後に見えてくるぼやけた光、片腕を壁へと伸ばし糸を張り付ければ徐々に早さを失う体「あたいは遊女ではないわ、忍びよ」と地下の口調に自然と変えれば彼女を見上げれば愉しげに口角を吊り上げ)
>氷狐龍
やっぱりか…あんた俺の年とあんま変わんねーな
(己の年と相手の年を聞けばそれ程変わりない事が分かると楽しげな相手とは裏腹に此方は相変わらずの無表情で「俺はあんたの一つ下」と一言だけ告げ。先程まで驚いていたような素振りだったのが時間が経つにつれ大分慣れてきたらしく呑気に「それにしちゃ大胆だよな。これ」と風を切り急降下していく体を感じては小さく呟く。「お前が忍び?ハッ…笑わせてくれる。忍びにしちゃ…表情が豊かなことだな。忍びっつーのは感情なんてないって聞いているが?」とゆるり首傾げ)
>白峰
ほう...そうなの。
(一つ下、というのならばと何処か彼女を関心したような目線で見据えては小さく呟けばあのむさ苦しい集団で女子が一人とはとなんて事を思いながらも岩に指先を伸ばしくい、と指を曲げれば右へと動く岩に差し込んでくる光に目尻を細めれば目の前に広がる風景はいかにも゛吉原遊廓゛、遊女を連れて歩く男性やあたりを走り回る子供達そして向かいから走って向かってくる先ほどの狼や狐達に目尻を細めれば一歩前へと進み彼女の言葉を受け流すよう、「ようこうそ、あたしの街...屋敷、遊郭へ。」と腰を曲げ会釈を一つしながら言の葉を紡ぎ)
>氷狐龍
…ッ…‼
(今まで暗い空洞で目が慣れていたので段々とぼやけた光から眩しい光が差し込んで来れば眩しさの余り腕で顔の前にかざして。目の前に見えてくるは賑やかな風景、そしてたくさんの建物が広がっているようにもみえる。下に着地し自由の身となった体にホッ、と安堵したように溜息つくと、辺りを見渡し大いに賑わいを見せる光景に長曾我部軍でたまにする宴会を馬鹿みたいに騒いだり、はしゃいだりと賑やかにする光景で慣れているせいかこれといって驚くこともないようでチラリと相手を横目に「あ…あぁ…どうも。じゃねえよ。一体忍びなのか遊女なのかどっちなのさ、あんたさ…後、俺をここにつれてきた理由もよくわからんのだが」と腕を組んで)
>白峰
嗚呼...あたしの名前言ってなかったね。
(忍か遊女、何方か問いかける彼女に目尻を細めては肩を竦めてしまえば立ち話よりもと言うようにゆっくりと歩き出せば彼女の方に振り向けば「あたしは氷狐龍家37代目の女当主さ...噂に聞いているだろう。」と淡々と述べてはひらりと手を仰ぎさせれば一段と大きい狼が此方に歩んでくればゆっくりと背中に乗れば此方に手を振る住人にくすりと小さく笑い手を振り返しながらも「あんたを゛客゛として呼んだだけ、あんたの大将...姫もこの場所は知ってるさ。」と真っ白な狼が彼女に近寄り軽く屈めば彼女に乗れ促し)
>氷狐龍
…まぁ、色々あったみたいであんたも
(大体の噂は海の上でも多少の情報は流れてくるわけで噂なんてどうでもよかったのに珍しい名前だった故にそれだけはやけに覚えていたのだが、まさかそれが目の前の女性だったとはと小さく溜息を洩らして「あぁ…そう。っかあの野郎…船に返ってくりゃ煙たい匂いと甘ったるい匂いがすると思えば…あいつそーいう趣味合ったっけ…初そうなのに」なんて最後の言葉は聞こえるか聞こえないかぐらいに呟き。「…ん?あ…あぁ…っとじゃ…失礼」狼の行動を悟ったのかそっと近づくとゆっくり背中に乗っては「…そーいえばあんたに名前言ってなかったな。俺は雪那。白峰雪那だ」と軽く自己紹介を)
>白峰
......まぁな。
(彼女の言葉に思わず間を空けてしまうのは先日の光景が脳裏に過ぎった故に面倒臭いと言うように肩を竦めてしまえば深い溜息を漏らしてしまう、狼の頭部をそっとわしゃわしゃと撫でてやりながら彼女を見据えれば「姫が女を抱いているかは解らない、甘ったるい匂いは多分私の屋敷だ...私の屋敷は遊女数人がいる故に甘い匂いがするのだろう、煙たいのは私だ。」と狼に乗る彼女につぶやいては首を傾げればくすりと小さく笑ってしまえば「いや、元から知っている。私は忍でありながらも万事屋だ...情報など簡単に耳に入る。」とくつろぎながら言の葉を述べ)
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