お前なんて...«bl»

(/すみませんを付け忘れてしまっている((←
ありがとうございます！

忘れ物捜しに来ただけだし...(さきほど話していた相手の声を聞くと後ろを振り返り上記を述べ、記憶をたどって自分の楽屋だった場所を見つけるとここかというように中入れば何処だと探していて。)


(いえいえ！)

何失くしたんだ(開いた扉に寄り掛かりつつ、自身が持っている事を知らない相手が忘れ物を探してる姿を横目に眺めながら内心返してやらないでおこうと思っており)

家の鍵...(ばらまいた所とその近辺を念入りに探すも見つからず、どこかに落としたのかなと考えていて自分より先にいた相手がすぐ近くにいるとわかると頼りたくはないと思いながらも、「鍵落ちてなかった？」と声をかけてみて)

見てないな…(内心心底笑ってやりたいと思いつつも平然と答え「もう9時か…」と夜だとゆう事をさり気無く呟きながら相手から助けて下さいとの言葉を言わせようと内心楽しんでいて)

そっか...どこに落としたかな...(んーと悩んでいると相手の九時という言葉に驚き、携帯を見れば何件か連絡が入っていて「うわ、バイトの時間に間に合うかな」と呟くとしばし悩み、何かを思ったのか相手の方に近づき「鍵探しといてくれませんか？」と頼んでみて)

…嫌だ(どうして自身がと若干キレそうになりつつも鍵は持っているため即答するよう答え「バイト、何時からなんだ」と問い)

ですよね...(断られることを分かっていながらも頼んでしまった自分に恥じて、「えっと...9時半からです」と答えれば鍵は諦めるというふうな結論に至り鞄を持って楽屋を出ようとし)

…送ってやる、どうせ歩き歩きだろ(楽屋出ていこうとする相手の手掴めば何の気紛れか送ると言いだし、今からじゃ間に合わないだろと思い)

え...あ、ありがとうございます(相手に送ると言われ驚きのあまりにすぐには言葉が出ずに一瞬固まるが、送ってもらえることが嬉しくへらっと笑ってお礼を言い)

っ、…いくぞ(へらっと笑った表情を見ては昔自身には一度も向けられず、素直になれない自身を何処かで悔み羨ましいと思っていた事を思い出し懐かしさと同時に胸が鳴り、ぱっと掴んでいた手を離せば先に前を歩いて)

(/片想い設定でもいいですか…？

はーい(最初は急に送ると言われ何か企んでるかと思ったものの直ぐにその考えは捨て、優しいとこもあるんだなと思いながら前を歩く相手を追いかけて)


(いいですよ！)

(出口から出ては夜の事なのに出待ちしていた自身のファンの女性が何人か居て、マネージャーも居ないためしょうがなくファンからの手紙など受け取りつつ中々周りから離れてくれない女性らに困り、横目で相手を見てはどう女性らを切り離そうかと考えていて)

(/ありがとうございます！

やっぱり人気なのか(女性ファンが出待ちをしているところを生で見てすげぇと感心していて、相手がこちらを見てることなど気付かず手紙やプレゼント類のものが相手に手渡されるのを見ていてドラマみてぇと呑気なことを思っていて)


(いえいえー！)

翔…っ、(いつもマネージャーに任せきりで対処が分からず、何やら感心するような視線をファンらに送る相手の名を小声で呼び視線でどうにかしろと訴え)

ん？えっと...あーー！あっちに！○○さんが！！(んーと考えてから急に違う方向を指さして、これまた人気の俳優の名前を出せばファンたちがどこどこと指さした方向を見て、その隙に相手の手を掴んで走り)

っ…もっと他になかったのかっ(まさかあんな嘘でファンたちが騙される何てと思いつつ、手を引っ張られながら前を走る相手に問えば車の止めてある駐車場につき)

ないです！あれが精一杯です！(まさか成功するとは自分も思ってなかったのかびっくりしていて、駐車場に付けば肩で息をして乱れた髪を手で戻し)

…、(助かったためいいかと納得し、乱れた呼吸を落ち着かせては車のキーを取り出し車を開けては運転席へと乗り込んで)

...(隣に乗るか、後ろに乗るかどうしようと考えていて。うーんと困った顔をしながら車外で唸っていて)