お前なんて...«bl»

気長に待ちましょう

うー

宜しいですか？

はい！ぜひ！

少々お待ちください

はい！！

お待たせしました
不足あれば何なりと


荘乃智人
20歳
高校生の時ｽｶｳﾄされ俳優に
(周囲には黙って夜間の大学に通っている)
常に笑みを絶やさず本性は隠している
長身細身色白いわゆるｲｹﾒﾝ

主人公とは高校生の頃にｸﾗｽﾒｰﾄ
仕事で忙しく絡みはあまりなかった
今回の収録にﾋﾛｲﾝを募集したところ主人公と再会
女装に思わず驚くも必死に演じようとする主人公に敢えて知らぬﾌﾘ

おお！
おkです！！

では勝手ながら絡み文を
置きﾚｽになると思いますが毎日来ますので


大丈夫？初めては緊張するよね
大丈夫、演技だから…俺に合わせて

(台本片手にｽﾀｯﾌに混ざって隅の方で立ち尽くしている彼に近付き、女性に話すときのように笑みを浮かべ甘い声で此方から話しかけ)

入ってもよろしいでしょうか

あ、自分も毎日来ます


え……あ、お、おうじゃなくて…え、ええ(まさかの嫌いな奴に励まされるとはとか思いながら女性のような返事をしてぎこちなくニコっと微笑みそわそわと落ち着きがなく深呼吸するもどこか不安そうな顔で)

あやのさん
すいません！これ一対一なもので！

それにしても…君みたいな女性が俺の相手役だなんて
嬉しいな…全て俺に任せて、すぐ終わらせるから

(相手の不安な表情に、ふいに手を伸ばし頬に触れれば相手の耳元で囁くように述べ)

ひっ！？わ、わかった！全部任せるから！耳元で喋らないで！(頬に触れられ一瞬肩が跳ねただけだったが耳が弱点なのか耳元で喋られ顔を赤くしながら抗議し全部伝えると息を大きく吸い込んで)

ご希望あれば何なりと


台本、読んだ？
本番前に練習しない？…二人で

(真っ赤になってる相手をからかおうかと、より距離を縮めると顔を近づけ)

あるときにはいいます！


え？あ、うん一応読んだけど...れ、練習？(距離を縮められ逃げ腰になり、練習と言う言葉に首をひねりながらも相手にすべてを任せると言ってしまった以上こくりと頷き)

そう、練習
このキスシーン見せ場だからさ
(相手の顎を上げさせ自分に向けさせると、ゆっくりと相手の唇に自分の唇を近づけ)

え、ちょっ！ままま待って待って待って！(心の準備はしたものの恥ずかしくなりちょっと待ってというように相手の肩を押して)

待てないな
今の君、すごく可愛い顔してるから
(肩にある相手の手首を掴み微笑むと軽く頬に口付け)

っう！？(びくっと肩がはね頬に柔らかな感触があるとわかるとさらに顔が真っ赤になっていき、口をパクパクとさせるも声は出せず)