凜 2014-09-15 17:48:06 |
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お前の言うことも一理あるがもうするなよ(確かにとも思ったがやはりここは正すべきだと宥めるように見上げてくる相手に手を貸して起こしてやり、言い返せないように意地悪そうな笑みで「次パシリやってる所みつけたらこれ以上の事するから」意味深な事を述べて)
よし、もうこんな時間だし今日は帰って良いぞ。また明日な藤島(時計を確認すると既に5時は回っており、結局指導という指導をしないまま終えて)
(/了解です!)
んー気が向いたらね(相手の言葉を聞けばしばし考えて上記の言葉を言い、手を貸してもらって起き上がると見せたことのない子供っぽさが残る笑みを浮かべ、「はぁ...わかったよパシリはやんねーよ」とまいったというように両手を胸のとこであげて)
うげ...こんな時間かよ...(携帯の時計を見てため息を付けばまた明日なと言う言葉に心底嫌そうな顔をし「はいはい、さようなら。葛西センセー」と棒読みで言うと、走って教室から出て)
おう、また明日な…(子供っぽさの残る笑みを見て、こんな顔も出来るんだなと内心驚きつつ此方も微笑んで教室から出て行く姿に手を振り)
【翌朝・校内】
おはよう〜(今日も何時ものように生徒達に挨拶をし、ふと昨日の事を思い出して”あいつのクラスって何処だっけなー?”自分の受け持ちのクラスでもない為曖昧な記憶で暇もあって校内をウロつき)
最初の授業...めんどいからパース(学校に来るやいなやカバンを机のとこにおいたまま授業の準備もせず、教室を出ようとして委員長的な子に止められたけど、無言で睨むと相手も引いたので堂々と教室を出ていき、天気もいいし屋上行くかなどと考えながら廊下を歩いていて)
ん?あいつ…(廊下を歩いているとどうやら移動教室での授業に見えない生徒が目に入り「よぉ、藤島おはよう。これから何処に行くのかな?」営業スマイルならぬ教師スマイルで挨拶を交わし張り付いたような笑みのまま近寄って行き)
げっ...(声をかけてきた相手が自分が苦手とする人だとわかると心底嫌な顔し、昨日の今日でもあるため多少は警戒しているのか一定の距離は保とうとしていて、「保健室...」と素直に行ったら説教されるかついてこられると思い嘘をつき)
げって何だよ…おはようございますだろ?(挨拶を返さずに嫌そうな顔をする相手にムッとした表情になり、保健室に行くと言われると「お前…具合でも悪いのか?心配だから俺も一緒に行く」嘘だとは気付かず本当に体調が悪いのだと思って心配そうに駆け寄りフラつかないようにと肩を抱き)
オハヨウゴザイマス(真顔で感情のこもってない声で挨拶すればはぁとため息をつき、「は?ちょ、ちけぇ!」相手の言葉に間抜けな顔をし何本気で信じてるんだと思っていると、肩を抱かれてびくっと肩が跳ねると防衛本能からか相手の脇腹を思いっきり殴ってすぐあっ、やべぇと思い)
だって具合悪いんだろ?(何故そんなに拒否するのかと不思議そうに横を見ると同時に脇腹に激痛が走り思わず立ち止まって脇腹を抱え「ってぇー…お前何やってんだよ」ジロリと睨みつけ)
あーえーっとほら、俺ってよく喧嘩するからさ、肩とか抱かれるとガラ空きのとこに打ちたくなるんだよ(と訳のわからない言い訳を言ってうんうんと頷きながら謝ることができず、誰か通らないかと周りを見渡すが誰もいなくてどうしようと頭を掻き「と、とりあえず、保健室いくか?」と本人なりの申し訳なさがあり)
何だよそれ…もしも友達が肩組んでもやるのか?(未だ痛みの引かない脇腹をさすりながら突っ込み、相手なりの気遣いなのか当初の目的だった筈の保健室へと自分もお世話になるのかと思うと本日最初の溜め息をついて「仕方ねぇ、付き添いのつもりだったが藤島にでも手当てしてもらうか」何気に爆弾発言を残すと前へと歩き出し)
んー友達はうまく反撃してくる(しばし考えるといつもやってはやり返してくる友達を思い出して、俺は別に保健室行かなくてもいいんだけどなと思っていると、となりでため息をつく相手を見て「じじいっぽいぞ」と悪びれもなく言い。手当を俺にさせると言った相手の言葉を聞くと「手当てしたことねーからわかんねーわ」と携帯いじりながら相手の後ろを歩き)
なるほど…じゃあ俺も次から反撃するわ(どんな反撃をしようか考えて、溜め息について指摘されると「俺はまだピチピチの24歳だ!」と返すも言い方に時代を感じ)
へぇー…じゃあ俺が教えてやろうか?(なるほどと歩きながらぼーっと上を向いて、良いことを思い付いたと後ろを振り返り携帯に視線を落としている相手に上記を述べ)
うわっ...大人気ねーわ(ケラケラと笑っていると、相手の言葉に笑顔がかたまり「おっさんくせー」と感情のこもってない声で言いじとっとした目で見て)
あーんー怪我することも多いし教えてもらうか(携帯をいじったまま上記を述べるとよろしくーと手をヒラヒラ振り。なにか思い出したのか「つか、自分でできるんだったら最初から自分でやれよ」と携帯から目を離して相手を上目遣いで見て)
おっさんじゃねぇ、お兄さんだ(聞き捨てならないと後ろを歩いていた相手までわざわざ近寄り親指で自分を指さし)
素直な所もあるんだな(意外に聞き分けの良い姿を見て感心して痛い所を突かれると「あー…そんな細かい事気にすんなって!早くしないと授業始まるぞ」此方を見上げる相手の頭を撫でた後、はぐらかすように手を握るとそのまま引きずるように歩き出し)
俺からしたらおっさんだな(相手の様子を見ておかしそうにケラケラ笑って)
俺はいつだって素直だけど?(素直なことが珍しいと言われた気がして失礼だなーと思い、「細かいこと気にしてたら禿げるしな。気にしねーわ」と少し外れたことを述べて。授業が始まると聞くと別に受けねーしなーと思いながら引きずられるように歩き、どっちが保健室行くんだかと考えていて)
お前だっていずれはおっさんと呼ばれる日が来るんだぞ(笑う相手を横目に負け惜しみに近い事を述べて)
へぇー、覚えといてやるよ(軽い口調で述べれば的はずれな事を言う相手に思わず吹き出して「何じゃそりゃ?お前の歳じゃまだ禿げねーよ」可笑しそうに笑って)
失礼しまーす…って、保健の先生何処か行ったのか?(保健室へ着くと扉を開けて中へ入るも先生は居なくガランとしており「…とりあえず座るか」椅子へと向かい目で”お前も座れ”と催促し)
じゃあ、その時はあんたはじじいだな(と言ってはまた可笑しそうに笑い)
ん、覚えとけ(こちらも適当に言えば、吹き出した相手を睨んで「ストレスで禿げるかもしれねーだろ」と述べて。)
ちーっす......あいつなら出張だよ(保健室に誰もいないことは最初から知っていて、「へいへい」と椅子に座るとはぁとため息をつき)
あぁ言えばこう言う…(何を言ってもまた返してくる相手に諦めて返すことを止めて)
ストレスで禿げるって、お前どんだけストレス抱えるんだよ…悩みがある時は俺に言え(苦笑いした後に生徒の悩みを聞くのも自分の仕事だと言い張って頭を撫で)
そうなのか…俺よりも詳しいな、一体どこで仕入れた情報なんだか(目を丸くして生徒の方が詳しい事に少し悔しそうにして椅子へと座った相手を見て「で?まずはお前の用事から済ませようか」元は自分より相手が用事あったことを思い出して優先させようと椅子へと座って見つめ)
本当のことだし(諦めた相手を見て勝ち誇ったような顔をし)
んーいろいろ縛られてるとストレス溜まるな(校風をひとつも守ってない癖に厳しいと述べ、頭を撫でてくる相手を軽く見ながらセンセーには頼らねーよと顔に貼り付けた笑みを見せて)
本人とか?(どこで手に入れられたと聞かれれば本人から聞いてると正直に答え、椅子に座ったものの自分はサボリ目的で来たためどこも怪我してなく「俺べつに怪我じゃねーから後ででいい」と相手の用を早く済ませようとして)
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