ゆうびんやさん 2014-09-15 10:50:42 |
通報 |
《世界観》
とある王国の王都。
そこには「双子は災いを呼ぶ」という言い伝えがありました。
そのため、双子が産まれてしまった親は、こっそりと泣く泣く双子の片割れのどちらかを生まれてすぐに殺していました。
そうしなければ、国から迫害を受けるからです。
そんな中、王国の頂点が子供を設けました。
そこで生まれたのは、双子。
災いを呼ぶとされる、双子。
風習からすればどちらかを殺さなければなりませんでした。
しかし、頂点はそれができませんでした。
そこで、王宮内で親をなくした子供として…つまり、親がないために王宮で召使として働く子供として育てることにしました。
そのような子供はわりとおり、それを救うために代々行ってきたことだったので、周囲から見て最初こそそれは不自然に映りませんでした。
しかし、それも時間の問題。
育つにつれて似てくるその二人に、周囲は疑問を抱き始めました。
王家の片割れは気づきます。
自分の大好きな召使は双子の片割れだと。
召使の片割れは知ります。
自分は本当は消えるべき人間だったと。
頂点は決めます。
国のために片割れを消すのだと。
双子は、勘付きます。
片割れは終わりを迎えることになるのだと。
そうして、二人は__。
《キャラ設定》
・王家の片割れ
…年齢16。表向きには唯一の王家子孫。明るく自由奔放。周囲を振り回すような言動をしつつも、本当は真実を知っている。徐々に訪れる『その時』に脅えている。召使の片割れのことが好きでなにかと傍に居させたがる。真実を知ってから大人が嫌い。
・召使の片割れ
…年齢16。表向きには親に捨てられて王家に拾われた召使。真実を知るまでは自分でもそう信じきっていた。王家の片割れに振り回されつつも毎日楽しんでいる。運動音痴だが頭脳は相当高い。『その時』までは今まで通りを生きようと決めている健気な人間。王家の片割れが好きだが自分の感情に気づいていない。
トピック検索 |