うんめー？【 青火 】

俺の嫁だろ、男でも関係ねーよ。
( 首筋に鼻をスリスリと擦り寄らせながら抱き締める力を少し強め、見つめられれば「お前の方が犬だろ、…離れたくねーし。頑張って作れよ。」と不満げに口を尖らせて )

そうか…ってちょ、マジ離れろっ…この犬が…！
(コイツには敵わないと心の中で呟いては一旦火を止め相手の両腕掴み離れさせようとし

犬じゃねーっつってんだろ！俺のこと、ペットみてーに思ってんじゃねーだろうな。
( 渋々といった様子で一旦相手から離れてやれば不満げに眉を寄せてジト目を向け )

…大切な存在って思ってるに決まってんだろ…

(照れ乍言っては頬ぽり、「ん、サンキュ」と礼を述べてまたオムライス作り始め

..急にそういうこと言うなよ、ずりーぞ。
( オムライス作り始めた後ろ姿を眺めたまま小さく呟けば今度は相手の背中に手を当て )

何がずりぃんだよ？
(不思議そうに首傾げては盛り付けをしだして背中に手の感触を感じれば「どうした？」と問い

別に。これぐらいなら邪魔になんねーだろ。
( 少し拗ねた様子で目を逸らしながらも小さく答えれば、そのまま背中を数回撫で )

え、何、可愛いんだけど…
(盛り付け終わっては振り向きぎゅうっと相手抱きしめ

はぁ!?..可愛いのはお前だっつーの。
( 抱き締められれば軽く擦り寄りながら抱き締め返し、頭を撫でて「うまそ、さすが良妻だな。」とオムライスに視線を落とし )

俺は別に可愛くねぇしっ…
(と言っては頭を撫でられ嬉しそうに微笑、「料理の腕前には自信あるからな」とドヤ顔し←

..そのドヤ顔も可愛いけどな。
( じーっと見つめれば真顔で呟き、椅子に座って相手の手を引きながら「お前の自信作かよ..腹減った、早く食おうぜ。」と笑み )

だから可愛くねぇって…
(赤面し乍相手に引かれるままついていき自分も席へと座り「嗚呼、頂きます」と言って食べ始め

赤くなってんなー、照れてんの?
( ニヤニヤと笑ってからかいながら頬をつつき、相手につられるように食べ始めて )

べっ、別に照れてる訳じゃねぇしっ！
(とか言い乍もどんどん赤くなっていき、食べるスピード速くなり

ゆっくり食えよ、ほら..。
( どんどん赤くなる相手に思わず笑いながら手を伸ばせば頬に付いたご飯粒を取ってやり「ますます可愛い事してんじゃねーか。」と取ったご飯粒を自分の口に運び )

っ…！
(相手の行動見ては恥ずかしくて両手で自分の真っ赤な顔隠し「可愛くねぇっての…御前が男前な事してるからそう感じるだけじゃねーの…？」と言い

男前な事？別に、してねーけど..。
( 不思議そうに相手を見つめればオムライスを再び食べ始め「やっぱうめーな、お前も照れてねーで早く食えよ。」と恥ずかしがる相手をニヤニヤ笑いながら からかい )

無意識にかっけぇ事してんだよっ…
(目逸らし、「からかうな」と言い此方も再び食べ始め

..よく解んねーけど、それならお前も無意識に可愛い事してんじゃねーの?
( 目を逸らされても見つめ続けながら、スプーン動かす手を止めれば小さく呟き )

そうなのか…？
(と首傾げては視線感じ目合わせ微笑