主 2014-09-13 18:30:25 |
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(/いえいえお気になさらないでください。それでは絡み文投下しますね)
これは今日の晩御飯にしようかしら?
(竹林に迷い込んだ人間を送り返した帰りに視線を少し下げると自分の目に一つのキノコがとまり、キノコの前でしゃがみ首を傾げながら上記を述べ)
(/絡みにくくてすみません)
あら、こんな時間に竹林に誰かと思えば…、不老不死というものは相変わらず年がら年中暇なものなのかしらね(夜風に当たりに散歩に来てみれば、竹林の中月夜が照らす曖昧な人影の主が見知った者だという事に気付くと、手を後ろに組み伏せ皮肉めいた口調でけらりと嘲り)
(/いえいえ、全くもってそんな事無いですよ!)
おや?貴方は輝夜の所のペットだったかしら?
(後ろから声をかけられ少し警戒しながら振り向くとそこには見知った顔があり、警戒を解きながらこちらも負けまいと嫌味を言い)
(/そういっていただけるとありがたいです)
失礼ね、妖怪をペット呼ばわりだなんて(相手の嫌味が少々気に触ったらしく不機嫌そうに吐き捨てるも、其れも束の間、直ぐ様いつもの飄々とした態度に戻り空を仰げば「まあ、綺麗なお月様が見てるのに喧嘩なんてよしましょう」などと己から引っ掛けた口争いだという事にも関わらず、何事も無かったかの如く語り掛けて)
あら、今日は本当にお月様が綺麗ね
(相手に言われ空を見ると綺麗な満月が輝いており上記を述べ、少しの間目を輝やかせながら見ており「それもそうね、先ほどの無礼一応詫びておくわ」相手が始めた事を忘れて満月を見て、月から目を離すと相手にぺこりと頭を下げ)
ふぇ? ちょ、ちょっと、謝るだなんて止めて頂戴よ、心地悪い(突然頭を下げた相手を見て呆気に取られ、気の抜けた間抜けな声をあげれば、眉間に眉を顰めてバツの悪そうな顔をする。然しながら今宵の月は誠に美しく、また其れを眺める相手の横顔が、ほのかな月明かりに照らされ麗しく思え慌てて目を逸らし俯いて)
あら私が謝るなんて可笑しいかしら?
(いつもでは考えられない間抜けな声をだし心地悪いと言われ少し微笑み首を傾げながら上記を述べて「あら?どうかしたの?」月を夢中になって見ていると首が疲れたのか目線を下に下げると俯いている相手が見えたため相手に近づき、相手の目線に合わせてしゃがみ質問し)
別に〜。可笑しくは無いけれど、気味が悪いと思っただけだわ……ってちょっとッ!(刺々しい辛辣な言葉を吐き出したかと思えば、しゃがみ込んだ相手と自分との距離の近さに何故だか胸の鼓動が異常に早まり、パッと素早く兎らしい俊敏な動きで後ろに退いて叫ぶ様に声をあげれば)
私の事が嫌いなのかしら?
(相手の前にしゃがみ込むが相手にすぐに逃げられ大きな声で叫ばれたため少しシュンとしつつも首を傾げ上記を述べて立ち上がり)
…嫌いじゃないわよ(やや落ち込んでいる相手を見ては少々胸を痛め、不本意そうに不貞腐れた様な顔で小さく聞き取り難い声でボソリとそう零せば、相手から目を逸らし照れ隠しからか歩き出し)
ありがとうね
(相手が不貞腐れた様に嫌いではないと言ってくれたため顔を上げ少し照れながら微笑み上記を述べて「あら?何処か行くの?」相手が歩き出すと帰るのかしら?と顎に手を当て考えつつ質問し)
ちょいと此処いらを散歩しようかと思ってね〜(礼をいう相手を尻目に腕を後ろで軽く組伏せ暢気に応えれば、散策といった感じに辺りを歩き始める。然し一人では退屈なのだろう、暫し沈黙の後一緒に来るかと目で問い掛ければ、相手に合わせて少し歩みを遅めて気遣い)
私もついて行って良いかしら?
(相手が目で問いかけている事も知らず、散策なら暇だしついて行こうかしら?と思い。後ろで腕を組み、歩みを進めてゆっくり歩いている相手の横に並び首を傾げながら相手に質問し)
別に構わないけど、本当あんたって暇な奴ね(仕方無しと言った態度で毒を吐いてみせるものの、心の内は嬉しいと思っているのだろう、少し表情を弛めて相手の隣へ沿う様に歩けば)
長いこと生きてたらそうもなるわ
(自分より歩幅の狭い相手に合わせながら歩いていると相手に暇な奴と言われ頷き肯定し、苦笑いしながら上記を述べて「まぁでもそのおかげで色々な人と知り合えたけどね」そう述べると自分の上に浮かんでいる月を目を細めて見つめ、綺麗ねなどと呟き)
健康に長生きする事は素晴らしい事よ。不老不死のあんたを殺す事が出来るのは孤独と暇なのかしらねぇ(月夜に照らされる苦笑を浮かべる相手の横顔を目の端で見詰めれば、やはり不死というものは酷く恐ろしく空しいものなのであろうかとぼんやりと思念する。当たり前だが自分は先に逝ってしまう、妖怪故長寿とはいえやがては散り行く命、何故だか途端に得体の知れない死というモノが恐ろしくなり、不安げに瞳を揺らし天を仰ぐ。”月が綺麗”そんな相手の言葉と共に月を見詰めれば「ええ、月はいつも美しいわ。何百年前からも地上や私達を照らしてくれて、私達は其れを美しいと感嘆してきた。月は人を狂わすと言うわね、私は妖怪兎だけれど、貴女がやけに美しく見えるのも月の狂気のせいなのかしらね?」そう述べれば、静止した様な静かな空間の中小さく息を吐いて)
孤独と暇か、まぁ確かに私を殺せるのはこの二つぐらいね
(相手がそんな事を言うと思っていなかったのか少しの間キョトンっと間抜けな顔をし、思考回路がようやく追いつくと上記を述べて、そういえばこの楽しい毎日もいつかは終わりを迎えるのかなどと考え「私が美しく見える?ないない、そういう事は輝夜に言ってあげたら」相手に褒められると悪い気はしなかったのか少し頬を紅く染め、手を横にふりそう述べれば、ありがとねと小さな声で呟き)
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