STAND 2014-09-13 12:40:33 |
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ふう・・・(外出中でやっと家の近くまで来ると家の周りで怪しいやつがうろうろしていると思ったらそれは見慣れた同居仲間であるポルナレフ。相手が自分を心配してくれていることも知らずに『何をしてるんですか?不審者の真似事ですか?』などとちょっと他の人とは違う辛口な態度をとり)
なっ…折角人が心配してやってんのに、そんなこと言うかぁ?普通(相手の姿を視界に捉えると安心したように浅く溜息をつき。目が合うなり辛辣な態度をとる相手に不満そうに上記を告げる。しかしそれも慣れた為かそこまで気にする様子もなく、家に入りながら『そういやお前、何処行ってたんだ?随分遅かったじゃねぇか。』と訊ね
結構です(浅く溜め息をつく相手を見て心配という言葉をあまり言われたことがなかったので照れ隠しにまた毒をはき『今日の分のチェリーがきれていたので買い出しに・・』と箱入りのチェリーが三箱程入ったビニール袋を見せて言い)
可愛くねぇ奴…、てか、本当チェリー好きだよなぁ、俺にもくれよ!(相変わらずの毒に困ったような笑みを洩らし。冷蔵庫の中にある箱はチェリーだったのか。そう心の中で一人納得するとビニールの中を覗き、何となく返答は予想ついているのだが、ぱっと顔を上げるとダメもとで願いこんで
(/了解しました。お疲れ様でした、お休みなさい。)
可愛くなくて結構です(とムスッとして言うと『まあ・・・』と一応でも自分を心配してくれていた訳なので『一個位ならいいですよ』とほんの少しだけ頬を赤く染め言い悟られたくはないのでフイッと顔を逸らし)
(おはようです!八時半までしかいません)
……え、良いのか!?何だよ花京院、お前優しいじゃねぇか!(きっと首を横に振るだろう。そう思っていた矢先、相手から返ってきたのは意外な言葉で。一瞬戸惑いながらもすぐに調子に乗り、ビニール袋からチェリーを一つブン取り、メルシー、と礼を告げ
(/おは…こんにちは。すみません、私用の為少し時間が空きました…返すのは、遅くなっても大丈夫ですよ~)
…チェリー一個も恵んでやらない程僕のことケチだと思ってたんですね……(と驚いた様子の相手を冷めた目で見つめながらすぐに調子に乗り始める相手を見て『はあ…』と呆れた様に溜め息をつき)
(どうもです!あと僕の周りにジョジョ好きがいないので好奇心からの質問ですが何部が一番好きですか?)
いやー…だって俺に対しては態度が辛口と言うかさ。
それに、今此処に居るのが俺じゃなくて、承太郎とかだったら、快くあげるだろう?(呆れた様子の相手に小さく苦笑を洩らしながら上記を告げるのだが、自分で言ったくせに何だか無性に胸が苦しくなり、ぎこちない笑顔を浮かべて
(/いえ、私も遅いのでお気になさらず
そうですね、やはり花京院たちの出てくる第3部ですかね…?確かに、私の周りにもあまり居ないので寂しいです…)
そうかな……?(とポルナレフに辛口な態度をとっているのは無意識な様で不思議そうな顔をして言い相手の様子がいつもと違ったのも気になるが自分の前で他の男の名前を出したのがどうしてもひっかかり考える度に胸が少しチクリとし)
(僕もですー!他には五部、七部も好きですけど)
おま、無意識だったわけ!?…ま良いけどよォ(白を切っているのか、それとも本当に無意識だったのかは分からないが、それもまたいつものこと。特に気にしない素振りを見せソファに座ると「かきょーいーん、腹減った。メシー」と生意気にふんぞりかえって
(/一緒ですね。私も七部は好きですよ~)
夕飯なんてさっきのチェリーで充分だろ……(チェリーと言っても一個なのでお腹は空いていて当たり前だが自分で作るのがめんどくさいのか生意気な相手の態度が気にくわなかったのかはわからないがだらしない相手を見て適当にいつもの態度で呆れた様に返し)
足りるか!それにこれは、あとで大っ切に食うんだ(自分もそこまで小食ではない、と言うよりチェリー一個で空腹が満たされること事態有り得ない。鋭くもご尤もなツッコミをすると依然体勢は変えないまま「お前、料理上手いだろ?頼むってー」と願い込み
まだ食べてなかったのか…(と言うとチェリー一個を大切に食べると言っている相手を憐れみの籠った目で見ると『気色悪いこと言わないでくれ…』とバッサリ言い『まあ…食べ物を大切にするという心掛けは良いんじゃないか?君にしては』とわかりにくいが一応誉めたつもりで言うと相手はまだ自分に作らせる気のようで『嫌だ…自分で作れ』とそこは素っ気なく返し)
気色の悪いって…チェリーをレロレロするような奴に言われたかねぇわ(相変わらずの相手を半眼で睨むと『俺にしては、って何よ』と付け足す。何せ彼から初めて貰ったものだ。それをそんなすぐに食いたくはない。しかしそんなことが知られたら相手はもっと引くだろう。悲しい気持ちになりながら、夕食作りを断る相手に溜息をつきながら『チッ、しゃあねぇ、自分で作るか』とキッチンに立ち
きみ…料理なんて出来たのか…(と傷ついた相手の気持ちには気付かず意外そうに言うと『…変な物作るなよ……』と信用していない様子で自分はやらないくせに何故か相手に少し偉そうにして)
できねぇけど頑張るんだよ。料理のできるどっかの誰かさんが作ってくれねぇからなー(ジトー、と睨むと取り合えずレシピ本を見ながら材料を用意しながら『作りもしねぇ奴が偉そうにすんなよな!?』と先ほどまで偉そうにしていた分際のくせに相手を叱り
じゃあ精々頑張りたまえ(と偉そうな態度は変えずにレシピ本を読む相手を見下す様に言うと『あと僕のもよろしくね』と相手もさっきまではえらそうにしてたくせして…と思いつつその本音を隠し更に偉そうに言い)
少しは協力する素振り見せろこの……オムライスで良いだろ。文句は受け付けねぇからな(訴えかけるように言ったにも関わらず完全スルー。おまけに自分の分まで頼み出すときた。生意気な上に図々しい奴だ、なんて考えつつも、やはり相手には甘い自分は溜息混じりに後記を述べて
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